家族に付き合い、ある大掛かりなセミナーにいきました。一日中、何箇所かに分かれた会場をぐるぐるまわって、興味のある分野の講義を聴いたり討論したりします。社会問題から政治問題、美容にファッション、語学に囲碁に、お菓子作りに占いまで何でもありです。
最初のセミナーは、家族と一緒にイラク問題のセミナーに出ました。とてもよかったです。家族はそのまま午後もそのセッションに出るとはりきっていますが、やっと仕事が終わったので、少しのんびりしたい私は別のを探してみることにしました。
味噌カツ定食を食べて、うとうとしてきたので、何か居眠りできるのがないかなと探していたら、「茨木のり子の詩を読む」というのがあったので、そこに入ろうとしましたが、先生一人に、学生二名、これは寝られないとあきらめ、別の階に行くとオーラ診断５００円というのがあり、窓からこっそり覗くと、中年の女性数名と、高校生のグループ２、３名が順番待ちするでもなく、おしゃべりするでもなく、まったりした雰囲気で、座っていました。前の席で、男性がコンピュータを前に、一人の女性に話しかけていました。よし！ここならゆっくりできそうです。
専門の業者の男の人が、コンピュータでオーラカラー一人ずつ占ってくれるようです。診断を待っている間、窓からの風のあまりの気持ちよさにうとうとしてしまいました。気がつくと、私より後から来た人が診断を受けています。しまった、寝すぎた、と思ったら、先生が「はい、次の人」と私の方を向いて呼びかけてくれました。ちょうど、前の人が終わったようです。
さて、コンピュータの前の椅子に座って、「手を出してください」といわれたので、手のひらを表に向けて出すと、「ああ、手のひらは下ですね」といわれ、恥ずかしかったです。寝ぼけてすっかり手相占いと勘違いしていました。
さて、コンピュータに映し出されたオーラは、今年はきれいな青でした。でも中心オーラは深緑だそうです。青は、「やさしさ・思いやり・奉仕・知性」とよいことずくめです。画面に映った映像をプリントアウトした業者の人は「おお、大きい、大きい、オーラが大きい、チャクラも肉体・やる気・感情・コミュニケーション、直観力、神経、全部が、ほぼ９０パーセント開いています！」と喜んでくれました。特に、体力とやる気と直観力が最高点にちかいぐらいみなぎっているそうです。
「味噌カツを食べたからかな・・」とつぶやくと、「お昼に食べたものとは関係はありません」といわれました。男の人は「私のチャクラと比べてみてください、ほら、大きいでしょう？」と、自分のチャクラ写真を見せてくれました。たしかにその人の写真の第三チャクラの「やる気」が落ち込んでいました。
そうか、チャクラが開いていて、オーラが大きいことは、この人がこんなに喜んでくれるのなら良いことに違いない、と思うことにしました。チャクラのエネルギーが小さい人は、補うために、生活習慣を改善したりするようなアドバイスとか、まじないブレスレットを買うようにすすめられるそうですが、幸い私には何もありませんでした。また、今日のオーラカラー占いには「感情メータ」という項目もあって、これは嘘発見器のようなものだそうです。
そこを見ると、私の場合、まったく平坦、何も信じていないことがバレたかもしれません・・・・
あんまりオーラが大きいとかチャクラが開いていると感嘆されたので、ちょっと心配になり、部屋を出るとき、私のオーラが隣の人にかぶらないように、注意して大回りして出ました。そしてトイレに行き、おしろいで、顔の毛穴をぽんぽんはたき、カバーしました。暑さのあまり、やはりいつもより小鼻の毛穴が全開に近く広がっていました。
最初のセミナーは、家族と一緒にイラク問題のセミナーに出ました。とてもよかったです。家族はそのまま午後もそのセッションに出るとはりきっていますが、やっと仕事が終わったので、少しのんびりしたい私は別のを探してみることにしました。
味噌カツ定食を食べて、うとうとしてきたので、何か居眠りできるのがないかなと探していたら、「茨木のり子の詩を読む」というのがあったので、そこに入ろうとしましたが、先生一人に、学生二名、これは寝られないとあきらめ、別の階に行くとオーラ診断５００円というのがあり、窓からこっそり覗くと、中年の女性数名と、高校生のグループ２、３名が順番待ちするでもなく、おしゃべりするでもなく、まったりした雰囲気で、座っていました。前の席で、男性がコンピュータを前に、一人の女性に話しかけていました。よし！ここならゆっくりできそうです。
専門の業者の男の人が、コンピュータでオーラカラー一人ずつ占ってくれるようです。診断を待っている間、窓からの風のあまりの気持ちよさにうとうとしてしまいました。気がつくと、私より後から来た人が診断を受けています。しまった、寝すぎた、と思ったら、先生が「はい、次の人」と私の方を向いて呼びかけてくれました。ちょうど、前の人が終わったようです。
さて、コンピュータの前の椅子に座って、「手を出してください」といわれたので、手のひらを表に向けて出すと、「ああ、手のひらは下ですね」といわれ、恥ずかしかったです。寝ぼけてすっかり手相占いと勘違いしていました。
さて、コンピュータに映し出されたオーラは、今年はきれいな青でした。でも中心オーラは深緑だそうです。青は、「やさしさ・思いやり・奉仕・知性」とよいことずくめです。画面に映った映像をプリントアウトした業者の人は「おお、大きい、大きい、オーラが大きい、チャクラも肉体・やる気・感情・コミュニケーション、直観力、神経、全部が、ほぼ９０パーセント開いています！」と喜んでくれました。特に、体力とやる気と直観力が最高点にちかいぐらいみなぎっているそうです。
「味噌カツを食べたからかな・・」とつぶやくと、「お昼に食べたものとは関係はありません」といわれました。男の人は「私のチャクラと比べてみてください、ほら、大きいでしょう？」と、自分のチャクラ写真を見せてくれました。たしかにその人の写真の第三チャクラの「やる気」が落ち込んでいました。
そうか、チャクラが開いていて、オーラが大きいことは、この人がこんなに喜んでくれるのなら良いことに違いない、と思うことにしました。チャクラのエネルギーが小さい人は、補うために、生活習慣を改善したりするようなアドバイスとか、まじないブレスレットを買うようにすすめられるそうですが、幸い私には何もありませんでした。また、今日のオーラカラー占いには「感情メータ」という項目もあって、これは嘘発見器のようなものだそうです。
そこを見ると、私の場合、まったく平坦、何も信じていないことがバレたかもしれません・・・・
あんまりオーラが大きいとかチャクラが開いていると感嘆されたので、ちょっと心配になり、部屋を出るとき、私のオーラが隣の人にかぶらないように、注意して大回りして出ました。そしてトイレに行き、おしろいで、顔の毛穴をぽんぽんはたき、カバーしました。暑さのあまり、やはりいつもより小鼻の毛穴が全開に近く広がっていました。