はと@杭州便り

中国杭州で仕事&子育てしているはとぽっぽのページです。

迎親(yingqin):2

2013-05-05 16:01:56 | 中国人相方&親戚
新郎宅は紹興市内の閑静なマンション。

黒塗りベンツの後方席には2人までしか乗れないと決まっているようで、
贅沢にも私とユキの2人で乗らせてもらったのだが、助手席に座る新郎側親族の男性は私達がガイジンと知ってビックリ。

しかし新郎側のご親族は皆様それなりにハイソ(死語?)な方々と見え、
男性は全員ネクタイにスーツ姿、女性も一応それなりにスーツ姿。
助手席に座っていた男性も、私達が日本人と知ると「谷村新司」や「テレサ・テン」、そしてなぜか「襟裳岬」の話題も出て、日本ネタに花が咲く。

そしてマンションに到着してみると、爆竹と紙吹雪、花火の盛大なお出迎え。
新郎宅は5階なのだが、ふと見れば階段にはレッドカーペットがきちんと敷かれていた。



新郎新婦の乗ったベンツ



新郎のお宅でのおもてなし



縁起ものの棗&竜眼&黒糖密で作ったデザート



お手製と思しき白玉団子のデザート 超ウマイ!

勝手のわからないガイジン親戚嫁は、話に花の咲く中国人たちを尻目にひたすら食べる!



こちらが新郎新婦の新しいお部屋
ベッドや家具は、すべて新郎のお母様が用意されたそう。

日本の感覚ではベッドルームなんかに入っていいのかな?と思うが、
中国では「nao洞房」と言って新郎新婦の新居を公開するのは当たり前らしい。

2人は既に紹興市内に新居を購入済みなのだが、
まだ内装工事が終わっていないため、しばらくは新郎の実家で同居することになっている。

同居と言っても新郎実家はメゾネットのような広い作りなので、
一階部分に新郎両親、二階部分に新郎新婦、と完全二世帯同居も可能。



新郎宅にて休憩する新婦



新郎宅に作られた祭壇

2人は昨年の夏、会社の同僚の紹介でお見合い、秋には同居を始めて(中国でも結構前に同居するのは結構当たり前)、春節前に正式に婚約、順調にゴールインしたそうだ。

従妹は私に「私ももうトシだし、お見合いしてまあそろそろ結婚しようかな、と思って…」と話してくれたけど、この日はとても幸せそうだった。そして新郎はもっと幸せオーラを出しまくっていた。

中国人の親戚ならではの貴重な「迎親」、初めて体験させてもらいました!





夜の披露宴は300人以上が列席する盛大なものに
新婦側親戚は観光バスをチャーターしてホテルに到着。

ユキと私は一応この日のために服を用意して行ったのだが、新婦側の参列者はほぼ全員普段着。
しかし新郎側は皆様やはり結構おめかしされていて、同じ紹興と言えど、農村と市内の差を見てしまった気が。



ユキとウェンちゃん、ハンちゃん



ユキもやっぱり女の子、この日はワンピースを着て、いつになく女の子ぶっていた。
(背景の超ラブラブ結婚写真に注目!!)

どうぞ末永くお幸せに~

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