はと@杭州便り

中国杭州で仕事&子育てしているはとぽっぽのページです。

新婚旅行(知床)

2006-06-12 17:38:14 | 北海道旅行
私が新婚旅行に求めるモノ、それは…

①人が少なくて(ここんとこ強調) ②海の魚や貝が思う存分食べられて(これも力いっぱい強調) ③温泉に入れる(これも…

というささやかな(?)モノ。
杭州生活では実現できないささやかな夢を求めて、北海道まで飛んできてしまった

関空-女満別便なんて超ローカル路線かと思っていたら、
座席はほぼ満席でビックリ
乗客の数だけ見れば、少なくとも杭州-関空便よりメジャーだった…

時刻は昼の1時をまわっていたが、
「関空でわざわざ食べなくても、美味しい機内食が出るんだから(なんたって全●空!)」と相方に言い聞かせて昼食を食べないまま飛行機に乗ると、
ドリンクサービスが終わってから、待てども待てども機内食は出てこない。
考えてみれば国内線に乗るのは高校の卒業旅行(いつの話じゃ??)以来だった私。
国内線の機内食って廃止になってたなんて知らなかった~~!!

…道理で空港に「空弁」なんてコーナーがあったんだ~~!!

と目からウロコの私の隣で、うらめしそ~に私を見つめるかわいそうな相方(ゴメンよ、日本の世情に疎くって…)。

お腹空きまくった私達は、女満別空港に着くやいなや、お弁当コーナーにダッシュして「網走のカニ弁」一つゲット。2人で1つの弁当を、網走行きのバスの中で分け合うハメになってしまった(「一杯のかけそば」か!??

もう少し早い時間だったら女満別空港から知床行き直通バスがあったのだが、私たちの便では間に合わなかったので、予定通りまずバスで網走へ出て、JRに乗り換えて知床斜里まで行き、さらにバスに乗り換えてウトロを目指す。


(相方の北海道第一声)「ひ、人が、人がいないよ~~~!!!」
さすが北海道!しかも道東!!
車窓からは絵のような牧草地やカラマツの林の風景が広がっているのだが、
とりあえず歩いている人を探すのも困難なくらい、人がいない

乗っているバスもガラガラで、途中から下校する中学生や高校生が何人か乗ってきただけで、それでも半分以上席が空いている。

やった~~~~!!人がいない~~~!!!(感涙)

北海道の人が見たらワケのわからん理由かもしれないが、
とにかく中国の都市部は人が多すぎて、
町を歩くと、視界180度の中に必ず数十人以上の人間が入っている状態なのだ。
中国生活を何年も続けていると、ラッシュアワー時の御堂筋線でさえ「人が少ない」と感じるようになるのだから、恐ろしいモノである…

JRは海沿いを走るため、少し夕陽に染まり始めたオホーツク海の景色を楽しみながら、各駅停車でゆっくりと知床斜里へ。
斜里からバスに乗り換えて再び海沿いを走り、オシンコシンの滝を通過してウトロに到着したときは、もうかなり日が暮れかかっていた。

宿泊予約していた「夕陽のあたる家」に、夕陽の見られるギリギリの時間に到着。
ちょっと曇っていたけど、部屋から知床の夕陽を拝むことができました

夕食は新婚旅行だからとフンパツして「海の幸膳」をお願いしたら、
これがすごい量で…

・食前酒
・ウニ
・刺身四品盛り合わせ
・石焼き
・毛ガニ・タラバガニ
・手打ちうどん
・貝付ホタテのバター焼き
・くりじゃがカルボナーラ
・サラダ
・ご飯・香の物・汁物
・デザート


夢にまで見た海の幸を目の前に、
機内食が出なかったことに、この時初めて感謝しつつ(?)
2人して我に返ったときは、お皿の上のお料理はきれいに無くなっておりました…

あああ、ホントにはるばる知床まで来て良かった~~~!!!

…やっぱ、食べ物にはかなわんと心の底から実感した一日目。

夜は温泉につかって、10時からワールドカップを見て、爆睡

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