はと@杭州便り

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新婚旅行(知床~釧路)

2006-06-13 17:42:51 | 北海道旅行
相方が昨日から自動販売機にハマっている。

泊まっているホテルの自動販売機でジュースを買って以来、
お金を入れる→買いたい商品のボタンを押す(ピッと音がする)→ガチャン、と音がする→下からジュースを取り出す
のが面白くなってしまったようで、一度に2本も買ってくる。

しかも、自動販売機ごとに入っている商品がちょっとずつ違うのも面白いらしく、
自動販売機を見つけては、買いに走っている。

「部屋にお茶セットもついてるし、一本120円とは言え出費は抑えたい。」と言ったら、悲しそうな顔をされた
まあ2、3日もすれば飽きるだろうからと、好きなようにさせておくことにする

北海道に住んでいても中々来れない(と北海道の人に言われた)知床までやって来たので、今日は知床を陸と海から満喫(?)すべく、まずは朝から知床五湖をまわるツアーに参加した。

ウトロから知床五湖までは車があれば自分で回ることもできるのだが、2人して自転車しか運転できないので、必然的にJR+バス旅行になっている私達

ホテルで紹介してもらった送迎つきネイチャーツアーに参加して、知床五湖に到着。
今日はクマが出る可能性があるそうで、五湖のうち三湖~五湖は残念ながら立ち入り禁止。
その分、一湖と二湖を時間をかけて見て歩いた。
参加者はネイチャーガイドさんと私達、伊勢から来たというおばさんの3人。

ガイドさんの解説を私が所々相方に通訳してみたのだが、最初の5分で早くも通訳不可能に陥ってお手上げ状態に。
ガイドさんのお話と言うのが、エゾ松とトド松の見分け方とか、森の植生のサイクルとか、野鳥の生態についてとか、どれも面白くてタメになるのだが、
名詞はともかく動詞すら今まで中国語で使ったことのない単語の連続で、私のヘナチョコ通訳では全く歯が立たず

言葉がわからなくても景色は楽しめるもので、野生のオオワシやシカも見れたし、白樺の林は眩しいくらいの新緑。
特に二湖は神秘的な湖で、残雪の残る知床連山をバックに、しばらくウットリ見入ってしまった。

ガイドさんによると、世界自然遺産に登録されてから修学旅行も含めて観光客が押し寄せるようになったが、ここは世界でも貴重なクマの生息地。
クマの生態環境を守りつつ沢山の観光客を受け入れるために、ボランティアを含め多くの方が頑張っているそうだ。

五湖を後にしてウトロのバスターミナルまで送ってもらい、少し休んでから観光船で知床の海をクルーズ。
朝は少し曇り気味だったお天気も快晴になって、絶好のクルーズ日和になった。
海から見る知床の断崖絶壁と、流れ落ちる滝は迫力満点。
海に出るとやっぱり気持ちよくって、来て良かった~~~!!

一時間のクルーズはあっと言う間に終わり、1時半のバスでウトロを後にする。
相方はバスターミナルの近くの店で、昆布とビン詰めのえびウニ、いかの塩辛を購入。
昨日生まれて初めて食べたウニが、気に入ったらしい。
(しかしウニを貝の一種だと思っているようだ

バスで昨日通ってきた知床斜里駅まで戻り、JR釧網本線で釧路まで各駅停車・約3時間の旅。
3時間もあるので電車の中でぐっすり寝るつもりでいたら、
これがまた、新緑の林の中や広大な牧草地を通っていく路線で、景色が美しすぎて、コーフンしすぎて寝られない

途中、緑駅と摩周駅でそれぞれ20分ほど停車。
釧路まで乗っていくのはほぼ全員旅行客で、途中下車して写真を撮っている。

摩周駅では駅の外に足湯(無料)を発見!
発車時間を気にしながら、駅の人に座布団まで貸してもらって足湯につかった

釧路に着いたのは夕方6時。
夜はホテルの近くの、小さな炉辺焼きのお店へ行ってみた。
さすが港町、釧路!
目の前で炭火焼にされた、大人の手を広げたくらいある巨大ホタテ、さらに大皿からはみ出そうなホッケを、山盛りの大根おろし添えでいただく…。
ああもう…

美味すぎる~~~~!!!

またお通しで出てきたフキのキンピラと、おでんと、めかぶのお味噌汁も美味すぎて、二人とも昨日に続いて限界まで食べまくってしまった…。

夜9時過ぎ、人もほとんど歩いていないメインストリートを幣舞橋まで散歩して、
釧路を満喫(?)。

北海道の海の幸を目の前に、2人とももう食べることで頭がいっぱいの、新婚旅行なのだった…

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