中国では盛り上がっているのかいないのか、今もってよくわからないトリノオリンピック（中国語では都霊奥運会）。日本でも期待されていたメダルが取れなくて盛り下がり気味、というウワサなのだが、CCTV（中国中央電視台）５チャンネルで見られるので時々見ている。
先週の男子フィギュアは睡魔に負けて見そびれたのだが、今日の女子フィギュアは何とかして見よう！と思って、朝まだ暗いうち（中国時間：４時半
）から起きて観戦した。
日本だったらビデオに録画しておいて後で見れば良いのだが、こちらにはビデオなる文明の利器が無い。
中国ではDVDプレイヤー（再生のみ）は結構普及しているが、ビデオデッキもビデオテープも売っているのを見たことがない。こちらの人は、TVで放映される番組をビデオに録画して見る、ということ自体知らないのである。
まあ、私にとっては中国のTV番組で録画してまで見たいと思う番組なんてほとんどないし、気に入ったドラマなんかは大抵DVDになって発売されているので、特に不自由と思ったことはないのだが、今日は心からビデオデッキが恋しかった。
TVをつけたら丁度安藤選手のところだった。眠い目をこすりながら観戦し、途中ウトウトしながら残り２人の日本人選手の出番を待つ。
ああ今頃日本ではこの時間にTVで応援してる人がウン万人といるんだろうな、と思いつつ、この種目、全く盛り上がってない中国でこの時間観戦してるアホは私だけかも…と思う。
さて競技も終盤、荒川選手の素晴らしい演技に眠気も吹っ飛び
、次はいよいよ村主選手！大詰めだ～
と見る方も力が入ってきたその時！
なぜか村主選手の映像は、演技時間の半分くらいの時間しか映らないことに気がついた。
演技中なのに、半分くらいの時間は観客の様子が映ってる。
そんなの演技が終わってからでいいから、演技を見せろ、演技をっ
。
次に登場した選手も同じく、演技時間の半分は観客の様子が映っている。
その次の選手も、そのまた次の選手も・・・。
しかもその観客の様子を映した映像も、同じ映像が何回も何回も使いまわしされているのだ。
音楽は聞こえているし、会場では今まさに熱戦が繰り広げられているのだろう。
しかし画面には「生中継」と書いてあるのに、映像の半分はどう見ても録画、しかも演技と全然関係ない観客の使いまわし映像なのだ。
私：「何コレ？？おかしいよ、絶対おかしい！！」
相方：「カメラマンが居眠りしてるんじゃないの？」
私：「そりゃこっちにいる私らは眠いけど、向こうは現地時間の夜のはずだから、居眠りするような時間じゃないって。」
そのうちだんだん読めてきた。
恐らく会場内にCCTVが設置したカメラのうち一台が壊れたか、動かなくなっているのだ。
選手が広いスケートリンクの左半分で演技しているときはちゃんと映っている、がそのカメラで映せる範囲からはずれた途端、関係ない使いまわし観客画像に切り替わるのだ！
もう、最後のスルツカヤ選手の時なんかハラハラして手に汗状態。
何がハラハラって、まるではかっているかのように演技の山場、盛り上がってくる度に彼女の姿が画面から消えること（爆）
おいっっCCTV、何するんじゃ～！！
音は聞こえるので、わぁっ、とか聞こえるたびにそれが素晴らしい演技のせいなのか、はたまた失敗したせいなのか判断に苦しみ、もうスリル満点。
しかも実況中継してくれるはずのキャスターも解説者も、この件について一言も触れず、無視している、と言うか黙っている。
多分、彼らも見られないので実況中継できないんだろうけど、一言くらい謝ったらどうやねん。
荒川選手が金メダルだとわかって初めて、どうやらスルツカヤ選手が失敗したらしいということに気づいた
おいおいっっ、こんなんで「生中継」と言えるのかCCTV！！
いくらこの種目、中国選手にメダルの可能性がないからって、頼むからなんとかしてくれ～！！
国家の誇る、中国13億人人民の皆様御用達のチャンネル、なんでしょーが…
同じことをペアの時やっていたら、中国国内非難ゴウゴウ、カメラマンは責任とってクビ、だったに違いない、絶対。
いやぁ、まさに中国でしか体験できない、手に汗握るフィギュア観戦でした（爆）。
でもオリンピックはやっぱり日本のTVで見たかったっす、ハイ
先週の男子フィギュアは睡魔に負けて見そびれたのだが、今日の女子フィギュアは何とかして見よう！と思って、朝まだ暗いうち（中国時間：４時半
）から起きて観戦した。日本だったらビデオに録画しておいて後で見れば良いのだが、こちらにはビデオなる文明の利器が無い。
中国ではDVDプレイヤー（再生のみ）は結構普及しているが、ビデオデッキもビデオテープも売っているのを見たことがない。こちらの人は、TVで放映される番組をビデオに録画して見る、ということ自体知らないのである。
まあ、私にとっては中国のTV番組で録画してまで見たいと思う番組なんてほとんどないし、気に入ったドラマなんかは大抵DVDになって発売されているので、特に不自由と思ったことはないのだが、今日は心からビデオデッキが恋しかった。
TVをつけたら丁度安藤選手のところだった。眠い目をこすりながら観戦し、途中ウトウトしながら残り２人の日本人選手の出番を待つ。
ああ今頃日本ではこの時間にTVで応援してる人がウン万人といるんだろうな、と思いつつ、この種目、全く盛り上がってない中国でこの時間観戦してるアホは私だけかも…と思う。
さて競技も終盤、荒川選手の素晴らしい演技に眠気も吹っ飛び
、次はいよいよ村主選手！大詰めだ～と見る方も力が入ってきたその時！なぜか村主選手の映像は、演技時間の半分くらいの時間しか映らないことに気がついた。
演技中なのに、半分くらいの時間は観客の様子が映ってる。
そんなの演技が終わってからでいいから、演技を見せろ、演技をっ
。次に登場した選手も同じく、演技時間の半分は観客の様子が映っている。
その次の選手も、そのまた次の選手も・・・。
しかもその観客の様子を映した映像も、同じ映像が何回も何回も使いまわしされているのだ。
音楽は聞こえているし、会場では今まさに熱戦が繰り広げられているのだろう。
しかし画面には「生中継」と書いてあるのに、映像の半分はどう見ても録画、しかも演技と全然関係ない観客の使いまわし映像なのだ。
私：「何コレ？？おかしいよ、絶対おかしい！！」
相方：「カメラマンが居眠りしてるんじゃないの？」
私：「そりゃこっちにいる私らは眠いけど、向こうは現地時間の夜のはずだから、居眠りするような時間じゃないって。」
そのうちだんだん読めてきた。
恐らく会場内にCCTVが設置したカメラのうち一台が壊れたか、動かなくなっているのだ。
選手が広いスケートリンクの左半分で演技しているときはちゃんと映っている、がそのカメラで映せる範囲からはずれた途端、関係ない使いまわし観客画像に切り替わるのだ！
もう、最後のスルツカヤ選手の時なんかハラハラして手に汗状態。
何がハラハラって、まるではかっているかのように演技の山場、盛り上がってくる度に彼女の姿が画面から消えること（爆）
おいっっCCTV、何するんじゃ～！！
音は聞こえるので、わぁっ、とか聞こえるたびにそれが素晴らしい演技のせいなのか、はたまた失敗したせいなのか判断に苦しみ、もうスリル満点。
しかも実況中継してくれるはずのキャスターも解説者も、この件について一言も触れず、無視している、と言うか黙っている。
多分、彼らも見られないので実況中継できないんだろうけど、一言くらい謝ったらどうやねん。
荒川選手が金メダルだとわかって初めて、どうやらスルツカヤ選手が失敗したらしいということに気づいた
おいおいっっ、こんなんで「生中継」と言えるのかCCTV！！
いくらこの種目、中国選手にメダルの可能性がないからって、頼むからなんとかしてくれ～！！
国家の誇る、中国13億人人民の皆様御用達のチャンネル、なんでしょーが…
同じことをペアの時やっていたら、中国国内非難ゴウゴウ、カメラマンは責任とってクビ、だったに違いない、絶対。
いやぁ、まさに中国でしか体験できない、手に汗握るフィギュア観戦でした（爆）。
でもオリンピックはやっぱり日本のTVで見たかったっす、ハイ
