祖国親親節

9/22～10/5まで家族3人で日本へ里帰りしていました。

国慶節休暇もあったので、いつもより長い14日間の日本滞在。
いつもの通り買物、病院、美容院、親戚/友人訪問、と慌しい日程でしたが、
合間をぬって2泊3日の国内旅行も行けたし、
反日デモでピリピリしていた中国を離れて、リラックスすることができました。
日本滞在中のことはまた追々書くとして。

帰ってきて幼稚園のBBSを開けると、お休みした9月最終週には新学年初の保護者会と、
「祖国親親節」なるイベントがあった模様。
中国では毎年10月1日の国慶節（建国記念日）にあわせて愛国イベントがたくさん行われるのだが、今年は特に来月5年に一度の党大会が開かれることもあって、熱が入っているらしい。

幼稚園にもこんな大きな国旗が登場。



園内の国旗掲揚台に掲げられ、全員で国歌の練習。

日本国籍のユキとしては、尖閣問題でピリピリしていることもあるし、
偶然だが帰国中で参加できなくて本当に良かった…。
幼稚園のイベントは当日まで何の予告もないので、
もし帰国していなかったら、何も知らず参加させてしまっていたことだろう。

ユキの通う年小組でも皆で国歌を練習し、
工作の時間には手旗サイズの国旗を作ることになったらしい。

しかし写真を見てみると





おや？

星の位置がおかしくないか？？





まだ年小組だからこれもご愛嬌なのだろうか？？

しかし一応愛国教育で、
星が落ちちゃったり流れちゃったりしているのは、不吉では…？？

一時帰国中に日本の幼稚園の見学に行ったせいか、
どうも中国の幼稚園はこういうところの詰めが甘い気がする。

3歳児に正しい位置に星シールを貼らせるのは至難の技なのだから、
私だったら事前に貼る位置に鉛筆で印をつけておくとか何とかするのに…。



旗を作って皆で園庭に出て記念撮影した模様。

「愛国教育」と言われればそうかもしれないけど、
とりあえずこのクラスに関しては全く厳粛な内容ではなかったらしいです（汗）

できればやめてほしいけど、また次もあるんだろうな…、はあ。