雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

ヒルガオ咲いた 並んで咲いた 

2017-07-16 19:27:17 | 山野草

「今日は久々の雨 すさまじい 雨の降り方 」

今日は朝早くから 菜園の草取りです。野菜の成長するのは遅くかんじるものの、草ののびるは早く、連日草取りをしても追いつきません。

連日猛暑なので、気温が上がらない早朝の時間帯に菜園に出向くのです。

午後になると今日に限って大雨が降りだしました。早目に草取りに出たのは幸いでした。

朝の草取りの時間帯は周りの森から小鳥たちの鳴き声が盛んに聞こえてきます。

言い方を誇張すれば小鳥の鳴き声でうるさいほどです。

自然と共に生活する。これぞ至福の時間と言えるのです。7月も半ばにもなるのに郭公の鳴き声は衰えません。

モズの姿や鳴き声は確認できるものの、他の小鳥たちの姿をはっきりつかめません。いろいろな小鳥たちの声は聞こえるものの、名前や姿をはっきり認識するに至っていないのです。

畑から帰る路で、ふと草むらに目を移すとなんと「ヒルガオ」が並んで咲いているではありませんか。ヒルガオの5兄弟です。

朝顔でないので昼過ぎまで咲いているのだろうと思うのです。

ゆったり時が流れていますが、そうそうしている間に7月17日となり、今年もすでに半年が過ぎてしまいました。

 


魅惑の コウライテンナンショウ マムシグサ

2017-07-14 21:13:06 | 山野草

「マムシグサ」

秋には真っ赤(橙色の)な実を付けて、これも魅惑的です。

もともと「コウライテンナンショウ」と名前を覚えていたのですが、いつの間にか「マムシグサ」の名に置き換えられていました。

コンニャクの茎の肌と同じで、何かマムシの肌と色合いがそっくりです。その為にマムシグサと言われるようになったらしいのです。

山菜の本には「食べられない植物」にあげられていますが、アイヌは、「毒の部分を取り除いて食べた」といいます。

 上の写真は2016.05.08のマムシグサです。北海道医療大学の里山で撮影。本当にマムシの肌にそっくりです。

なんと気持ちの悪い感じの芽出しです。

更に花をもたげてきますが、これがまたマムシの頭をもたげたようにヌウーット出ているのですから、何とも言えない雰囲気の植物なのです。

 


百合が原公園 赤・白・橙・黄色 みごとだねえ! 百合最盛期

2017-07-13 11:59:38 | 草花

「百合が原公園 ゆったり のんびり」

札幌市北区に「百合が原公園」があります。

今の季節はユリの開花の季節です。この公園はシニアに特に優しい施設で、駐車料金もかからず、温室内見学料金も無料です。

公園内にはリリートレインが走っていますが、65歳以上の人は無料で乗れます。

人混みも無く、自然一杯の公園ですので、皆様にお薦めの場所です。

老人ホームの人でしょう。車いすに乗って何人もの方が来られています。

良く整った施設の老人ホームなのでしょう。付き添いの方が何人もいて、恵まれている方たちだなあとつくづく思います。

リリ―トレインは札幌で行われた花と緑の博覧会の時に造られたもので今でも活躍しているのです。

札幌市内で自然に囲まれてゆったりできるところがあるなんて、札幌に魅力を感じます。

私も11日出向いたのですが、百合が原夏のメインのユリが綺麗に咲きだしていました。

話によればモクレンの一種で国内でも珍しい木があるそうで、山口県から撮影に来られていた人がいたとか。世の中には熱中がたの人もいるのだ と恐れ入りました。

色とりどりの「ユリが満開」です。

見事です。

木や大きめな池もありますので、小鳥達も結構来ています。

カムイラビットの家から車で約20分ほど、この頃は良く出向いています。

 


亜麻栽培 当別町で試行錯誤

2017-07-12 10:38:48 | 観光

「亜麻畑 当別町で 亜麻まつり 祭りは一日限り」

北海道の昭和30年代に、道内の多くの地で見られた「亜麻畑」は、今では限られた土地に見るだけとなりました。

園芸用に植えられている亜麻の花を見て「これが亜麻の花ね」と珍しがられるほどです。ブルーのかよわい花を付けるのですが、ご婦人たちに好かれる花です。

亜麻は繊維を取るために作付けされた作物なのですが、外国から「安い麻製品」が入るようになり、道内での亜麻作付け面積が激減(死滅?)したのでした。

もともと、札幌の麻生や大麻も昔は亜麻の産地でした。

当別町で亜麻祭りが行われる話を聞いて、さっそく出向きました。

植えられている亜麻は今では繊維を取るためのものではなく、亜麻の種を取り、亜麻油を取るために植えているもので、昔の繊維を取る亜麻とは違うそうです。

咲いた亜麻の花は一日で散ります。

背丈が低く、枝分かれが多く、多くの実を付ける様に改良されています。この実から亜麻油を搾ります。完成品は「亜麻に油」です。

亜麻に油は健康に良いと言われていますが、高くてなかなかその気持ちになれません。

亜麻の花は「花の命は短くて・・・」の言葉通りです。朝咲いた花は昼近くには、はらはらと花びらが散ってしまいます。花が咲いてすぐに散る、可憐な花です。

園芸用には宿根草がありますが、亜麻油、亜麻繊維用は一年草との事で、毎年種を蒔かなくてはなりません。

更に連作を特に嫌うとも説明者からお聞きしました。


苫小牧市 北海道大学演習林  川の流れの中に箱庭的造形

2017-07-11 20:40:55 | 自然

「人の心を引き付けるのは 自然そのままの風景」

熊本の「水前寺公園」は、箱根山、芦ノ湖など日本列島の一部の風景を箱庭にしたものと言います。水前寺公園は阿蘇から地下水となって流れ出る清水の公園として全国的に有名です。

自然そのままの風景は人の心を引き付けます。

苫小牧の北海道大学演習林に行ってきたことは、すでに書きましましたが、自然が豊かな土地で、一部を抜き出すと、盆栽のような美しさが存在するのです。清い流れにも心引かれますが、自然に造られた造形美も見事です。

川の流れの中に見られた一部を抜き取りましたら、上のような写真になりました。

盆栽のような感じですばらしい作品があるのに気づきます。

このような風景は人工美ではなかなか作ることが出来ませんですよね!。

 


海は 島・岩 見事な自然美 島武意海岸

2017-07-10 13:24:35 | 地名

「島武意海岸」眺めが最高。ここまで来た甲斐があります。

 積丹半島の最北端の島武意海岸は眺めが美しい。イタドリの大きな葉が特に目立ちます。

この日は、アイヌ語地名研究会の地域探訪の為の下調べで、4名の幹事で訪れたのでした。

 

地名の起りは、アイヌ語の「サク・コタン」で、夏にアイヌは狩猟のために積丹にやってきて、掘立小屋を作りこの地に住まったことから「積丹」に住んだことによって付けられた地名です。

川の幸、海の幸が豊かな場所であったのです。

若ければ、展望地からホイ・ホイと降りていくのですが、今では海岸に降りるのはためらいます。

海には海岸の獲物がある様に思われますが、今では貝殻も無く、カニも見つかりません。

シマムイの地名は、もちろんアイヌ語で、シュマ(島・岩)のムイ(入江)という呼び方から付いた地名です。

 

 


大相撲初日 気負いは不覚を呼ぶ 

2017-07-09 21:55:52 | 日記

「今日9日は大相撲名古屋場所 初日」

大相撲が始まりました。これから15日間はカムイラビットは忙しくなります。

それは、私の日程は大相撲を見るために夕方の時間が制約されるからです。

今日は、大相撲初日。注目されていた稀勢の里、高安ともに負けてしまいました。

絶対勝つという気負いが負けを呼び込んでしまったのではないかと解説されていました。気負いは不覚につながる・・・ 過ぎてしまえば本当にそう思えます。

今日の大相撲で強烈だったのは、嘉風が日馬富士を破った試合でした。九州地方を襲った大水害の被災者たちに自分(嘉風)の思いを伝えたいと望んだ相撲だったのです。

拮抗している力の場合試合、自分の思いが勝敗にも関係すること、そして勝ってやるという気負いは何かを狂わせ負けを呼び込んでしまうこと。

大相撲から学ぶことが多くあるのです。

★今日9日、当別町旧東浦小学校を会場とした「亜麻祭り」に出かけました。たどり着くまで道に迷いました。

昔はよく見た亜麻畑でしたが、記憶は少しずつ薄らぎ、新たに亜麻の花畑の姿をよみがえらせました。有意義な一日となりました。


北海道医療大学・里山 7月5日の植物たち

2017-07-07 20:06:07 | 草花

「里山の植物たちの今は?」

里山の森は野の花の過疎の季節を迎えています。

里山の7月は、野の花が大半終わり、青い実が膨らんできています。

わずかにキツリフネソウやウリノキ、オオウバユリなどが花をつけている程度です。

オニシモツケの花、巻き付いているのは甘茶づる。

キツリフネ 広い範囲に咲いていました。昨年は見なかった植物です。

オオウバユリ まだ蕾です。

フタリシズカ 近くにはヒトリシズカもありました。

しかし、みどりみどりした森の中を散策するのは心が和みます。

 何か珍しい植物に出会えるかもしれないと、いつもカメラを持って里山をめぐります。

今回は私としては珍しい「鬼の矢柄」を見つけ大満足の日となりました。

鬼の矢柄の花。どこにも見られない花です。

 


つゆ草の魅力

2017-07-06 21:27:04 | 草花

「つゆ草」

十勝千年の森で、ツユクサの花びらの透き通ったものを写真に撮ったことがあります。

花弁が透き通るのは長い時間雨に濡れていないといけないのですが、我々が訪れる前日までには雨であったのであろうと思います。

この時のツユクサは白の花びらでした。透き通る花弁は白の花びらがよさそうです。

そのあと透き通った花びらに出会っていません。

園芸種のツユクサは環境が良ければ飛び火のように生活圏を広げていきます。廃屋の周りの庭には何株ものツユクサが育っています。年々ふえて雑草にも負けずに生きています。

知人からいただいても庭に込めすぎて姿を消すのですが、他に花がない場所では広がりを見せます。

雑草のツユクサの花も写真にとればきれいですが、園芸種のツユクサは遠目に見ても見事です。

ツユクサの名前は、よく名をつけたもので、朝露のある時刻には生き生きした花なのですが、昼を迎える時刻になるともう花びらもしおれて写真になりません。露のある時間にはきれいに咲くというのでツユクサと名付けたのであろうと思うのです。

雄蕊のふわふわの姿もきれいです。

上の花の色が一般的ですが、赤味の花びらのツユクサもありました。

別荘に行く途中の廃屋の庭のツユクサです。今年の花の広がりに驚いています。

雨降りの日に写真を撮りに出ようと思うのですが、雨が止めば外気が暖かいので雨粒はすぐに消えてしまい、雨が降っているときには腰があがりません。雨の中でも出かけなければと思い返しています。

 


カムイラビット大発見 「鬼の矢柄」 北海道医療大学里山に 再出現

2017-07-05 18:05:49 | 草花

『オニノヤガラ北海道医療大学里山に出現』

「鬼の矢柄」という植物名があるのも珍しいのですが、この植物、北海道医療大学里山にある(あった)というのです。

話では聞いていたのですが、何年も里山通いをしているのに私は見たことがありません。

里山から消えてしまったと、私の頭の中で整理していました。

「鬼の矢柄」といえば、美深町の雨霧の滝にH先生に3度目の案内をいただいた折、行く道端に3本の「鬼の矢柄」が咲いていて、印象深く心に残った花でした。

薬用にも貴重な植物と聞いてはいたのですが、もはや幻の植物(里山では)なのかもしれないと思うしかありませんでした。

そして今日7月5日(水)、日程の詰まった中で、ようやく時間の都合がついたので、ラビ丘の落穂笹刈りに出向いたのでした。

里山の登りがけに宮本さん出会い「今は何もないですよ」と言われ、「いやぁ、落穂笹刈りなので」といろいろ話を伺った後で、笹刈りに入りました。花の季節が過ぎたので、誰一人として里山に来ませんでした。

この季節植物も栄養を蓄える時、花たちの見栄えはいまいちです。

それでも森の中をめぐるのは気分が最高です。小鳥たちも午後というのに元気にさえずっています。

いつも路なりにくまなくめぐることにしていますが、この時大発見したのです。

変わった花を見つけたのです。

もしかしたら雨霧ノ滝の路で教えていただいた「鬼の矢柄」ではないかと思ったのです。

今日の労働のご苦労さんということで、私に与えられたものだったのです。

家に戻りさっそく調べてみると間違いありません。

大発見だぁ! 医療大学の里山に「鬼の矢柄」が戻ってきました。

嬉しくなりました。