「マムシグサ」
秋には真っ赤(橙色の)な実を付けて、これも魅惑的です。
もともと「コウライテンナンショウ」と名前を覚えていたのですが、いつの間にか「マムシグサ」の名に置き換えられていました。
コンニャクの茎の肌と同じで、何かマムシの肌と色合いがそっくりです。その為にマムシグサと言われるようになったらしいのです。
山菜の本には「食べられない植物」にあげられていますが、アイヌは、「毒の部分を取り除いて食べた」といいます。
上の写真は2016.05.08のマムシグサです。北海道医療大学の里山で撮影。本当にマムシの肌にそっくりです。
なんと気持ちの悪い感じの芽出しです。
更に花をもたげてきますが、これがまたマムシの頭をもたげたようにヌウーット出ているのですから、何とも言えない雰囲気の植物なのです。