「モウセンゴケの花 見たことあーる?」
北海道の高層湿原に出向いたのは、滝の上町の浮島、北竜町の雨竜沼湿原、そして松山湿原とで3度目です。いいやニセコの神仙沼を入れると4度目になります。これらの湿原にはきまってモウセンゴケが見つかります。
出向いていても関心が無かったり、説明者が居ないとモウセンゴケに気づかないで下山してしまうこともあります。
名寄市の企画の松山湿原探索会では、北海道医療大学の堀田清先生ほか説明者が何人かがおられて参加者たちにも理解されたものと思われます。
松山湿原 登山道入り口看板。
湿原には点々とピンク色の「サギソウ」がいて、これほど楽にサギソウに出会えるところは珍しいでしょう。サギソウを見ただけでも松山湿原に来た甲斐があります。そして、更にはその近くにモウセンゴケが広がりをみせ群生していたのです。これはまた驚きの光景でした。
ピンク色のかたまりはモウセンゴケです。
そしてその先には白い花がありましたがモウセンゴケの花です。堀田先生によれば、花が咲いているのはなかなか見れないと説明してくださいました。
このピンク色をしているもじゃもじゃの手を持つのがモウセンゴケなのです。広範囲に群生していました。
松山湿原に上り詰めると、すぐそこの湿原にモウセンゴケが生えています。参加者の中には食虫植物と認識していない人が居て、感心して見入っていました。
上の写真の白い花は何の花なのでしょう。花の茎をたどって行くと、なんとこの花はモウセンゴケの花なのでした。
カムイラビットはこの齢になるまで花の咲いたモウセンゴケは見たことがありませんでした。貴重な記録写真となりました。
松山湿原の平成28年7月23日の探索会でお目にかかりました。