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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

春一番先に咲く花 満作 福寿草

2014-03-25 18:58:17 | 草花
満作 福寿草 春一番の花

3月の転勤時期になると、人の迷惑も構わずに雪が降ることがあります。
カムイラピットは勤めた学校が8つの高校、8回の転勤をしたので、3月は覚悟の月でした。
転勤時期には湿った雪が沢山降る年もあって「引越しの準備に迷惑な雪だわい」と思うことが
多くありました。

転勤が公示される3月末は転勤する人のお手伝いやら、受け入れのための引越手伝いと大忙しです。例えば、5人の先生が転勤となったとします。引越し手伝いは送りだし、迎え入れと10軒のお手伝いとなり、全職員が日程に合わせて動くのです。
新学期への準備の忙しい中のお手伝いなのでそれは大変です。さらに自分が転勤となるとなおさらです。雪の中の転勤の時には、家の回りの雪除けも加わってまったく大変なのです。


4月上旬、挨拶に回ると道路脇にフキノトウが幾つも芽を出しています。野のフキノトウの芽ぶきは新しい気持ちになり、さあ新天地でやるぞという気持ちになるものです。
そして、少し地域に慣れて来て4月の野山に出ると福寿草がこんもりと黄色の花をつけているのにも出会えます。
自然に関心の無い方は、ただこの季節は忙しい月とのみとしか感じないのかもしれません。

北海道は広大な地ですから、花の咲く日が地域によって違います。道南・道央には春がいち早く来ますが、道北や道東は思いのほか春のくるのが遅いのです。
  

今日は3月25日ですが、日高ではもうすでに福寿草が咲いていました。先日(3月15.16日)浦河町の丘裾(おかすそ)にH先生の案内で早春の福寿草の観察会に行き、今までにない早い季節の「福寿草」に出会えました。日高管内は春は早いのですね。開発されて福寿草のある地域も狭まりました。むかしオホーツクの地(網走市呼人)では、それは大きな株に育った福寿草が幾株も見られたのが懐かしく思い出されます。

そして、襟裳岬の旅行から帰ってきましたら、NHKテレビで「春一番の花、万作が咲いています」と放送されました。函館のニュースですから、函館は北海道の中でも最も春がはやいところなのです。
道東中心に生活していカムイラビットは満作はまだこの目で直接見た事のない木(花)なのです。春にまず(真っ先に)咲く木(花)なので「万作」と名付けられたとの事でした。
 
マンサクの花、近くに寄って見るとなかなか可愛い花を咲かせるのですね。さて漢字でどの様に書くのでしょうか。「満作]でよろしいのでしょうか。
 
そろそろ、他の木も花が咲き出します。今日の道新ではクロッカスの花の写真が掲載されていました。川のせせらぎにはフキノトウやらネコヤナギも芽を膨らませております。

高知で桜の花が全国一早く咲いたという話が出ていましたが、一週間もすると桜の満開の所もあるとか、一気に春がやって来ています。今日(3月25日)は東京で開花宣言がされました。

近所で今雪割りが行われ、少しずつ道路も乾いて来ています。少し前までは街をひとまわりすると車も泥だらけになって困っていましたが、泥のつっぱねも少なくなりました。