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雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

しばれる 厳しい寒さ これがシバレル

2012-02-08 21:37:10 | 随想
「しばれる」は、北海道の様な寒さ厳しい地方で使われている言葉です。
簡易な辞書にはシバレルの単語は無く、大きな辞典には説明がみつかりました。
大辞泉(小学館)によると「きびしく冷え込む。また、凍る。東北・北海道地方で言う。今夜はしばれる。」とあります。
シバレルはふつうの寒さとは違う、特別に寒い時に使います。「今朝はシバレルね」「急にシバレてきたね」「今朝は水がガンガンにしばれたよ」などと使います。厳寒のシバレルような時には手袋をはいてないと、手が凍(こご)えてしまいます。十勝の冬はシバレル夜が多く、夜空に星が綺麗です。
雪の降る地方の、関西の「さぶい」、博多の「さむか」、信州の「しみる」など、寒さを言い表す言葉がありますが、冷たさのきびしさを表す言葉は見つかりません。最上級の寒さこそが「シバレル」で、この言葉意外に表せる言葉はありません。2月の上旬・中旬の朝・夜の冷え込みシバレル状況が続きます。

☆ 今年2月6日最高気温が摂氏6度となり、雪まつりの像が解けだして、7日に市民参加の雪像が倒れて怪我人が出ました。
 8日には雪像の点検を行い、危険と見られる市民雪像2ヶも取り壊しました。大きな像の一部も解けて、その部分も削りとりました。雪まつりには、気温の高さは御馳走ではありません。