フィリピンのGRABタクシーは巨額な税金をドテルテから要求されて営業休止に追い込まれたが、後に全額支払い現在は再営業を開始している。ちなみに今年訪問したタイにもGRABタクシーが有るのだが、タクシー等の公共交通機関の組合が強く、GRABタクシーを事実上追い出し、現在は営業出来ていないそうだ。
ところで現在弊社の社用車をGRABに登録しようとアップライトしている。当初使用目的があったのだが時期が延びる事になった為、その間の自動車が寝ていてもしょうがないので、ドライバー兼スタッフの意見でGRABをやる事になった。
スタートを急いでいるのだが例のドテルテ税金欲しい状態でGRABも屋台骨ガタガタで、あらゆるGRAB側の登録関係が遅れているらしい。ボチボチスタートできそうだが、面白い情報が来た。現在より頑張った登録車にはオーナーでは無くドライバーにボーナスが出るそうだ。ウチのドライバースタッフの士気も高まるちゅうもんです。
レギュラータクシーに比べればGRABの方がましなのは言うまでも無いが、あの降車後にアプリで協力を求められるドライバーに星を付ける評価に困る。だって満点の人はいないでしょう。大概星3つか酷いと1つとか。
一度マカティ―からカビテ・イムスまで乗車した際、中年女性ドライバーだった。後部座席に飴ちゃんとかティッシュとか常備してやはり女性ドライバーは気が利くなーと思ったのもつかのま、朝から話しかけてくる。タクシー車内のドライバーからの話しかけは、洋の東西を問わず永遠の課題だと思うが、彼女はやれ旦那が日本に行った事があるとか、たどたど日本語で話しかけめんどくさい。第一眠たいのだ、私は。
ま、それでも気の良いおばちゃんだと思い、気力を振り絞って応対を続けやっとカビテが近づいてきた。すると段々雲行きが怪しく、やれ渋滞だの、生活が厳しいだの、始まりお決まりのチップ要求。おっさんなら当然怒り断るのだが、おばちゃんなんでつい少額あげますた。この行為が次の被害者を増やすことはわかっているのだが、つい。
このおばちゃん。星、2つ!かな。