あなたも私もmiworld

大阪に住む仲良しマダム?!の憩いの場。今日は何した?何しでかした?笑いあり涙あり・・・平凡な日常を綴りましょう。

蓮華畑でつかまえて

2013-05-08 20:50:19 | Runner's日記
私の友人は 昔幼少期、蓮華畑がとても素敵だった場所で育った思い出があるという



うちの近所では、春になると一斉に蓮華の花を見事に咲かせ

それはそれは、美しい場所があるので、

「じゃあ、春になったら、来てね

な~んて、ずいぶん前に気軽に言っちゃった

そこは、毎年必ず春のこの時期が近づくと、田植えの前に蓮華を植え、土を柔らかくしてその日に備えるのだ




先月ふと、

あ、そろそろだ…と思い、お目当てのその蓮華が綺麗な場所をで通ってみたら一面に薄いピンクに染まり始めており

そろそろきてもらおう・・・と思って、連絡をした

ところが、日が近づき、私は不安になった。このお天気続き…

あれ?ゴールデンウィーク中にまさか刈り取ってしまわないよね



前日になると、私はサスケを連れ、慌てて走って現場に行ってみたら案の定

蓮華畑は、あっと言う間にどんどん耕された後になって、様変わりしているではないか



大ショック

あと1日だけ待って

祈るような気持ちでその日は眠りに着いた

一夜明け…朝5時  

私はまたもやサスケを連れ 朝の散歩コースをそちらに変えて通ることにした

「あった…」

まだ、一か所だけ手が付けられていない場所を見つけた ひとまず、ホッとした





お昼前になり、約束の時間に友人親子を駅まで、車で迎えに行き

私はその足で、彼女たちを連れ蓮華畑に向かった

すると・・・・


なんと、耕運機が最後の一か所のもう半分以上刈り取ってしまっているではないか

がーん

「ごめ~~ん、Aちゃん。間に合えへんかったか~」

ガックリ  でも車から降りて来た私たちをみたその耕運機に乗ったオジサンが

「5分位ならいいよ」と、エンジンを止めてくれた

私たちは、わずかに残された蓮華畑に降り立ち、みつばちと共に

その最後の風景をしばし味わうことにした

Aさんは、私を気遣い

「この一面がみんな蓮華畑やったと想像します」と言ってくれたが

もう少し早く、声をかければよかったと、私の後悔の気持ちはしばらくおさまらず…


    

それでも蓮華を積んでいるうちに、段々テンションも上がり

「来年は、もう少し早く来よう!」と誓いをたて、蓮華畑を後にした


そのあとは、少し、公園で遊び

  

夜は、息子が友人たちを大勢呼んで(またかよ

ベランダBBQをするというので、ご相伴にあずかることにした


 

一階ではたこ焼きパーティ、二階ではBBQ

楽しい長い一日は、終りました。

賑やかな、ゴールデンウィークのとある日の事です。

              (おしまい