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CubとSRと

ただの日記

春分の日も過ぎたというのに

2024年04月04日 | 日々の暮らし
 3月21日(木)

 また寝たのが遅くなって、確か1時半頃だったろうか。
 それが5時には起きようというんだから、また厳しいことになるかと思っていたのだが、意外にすんなりといって、5時。
 用足しから戻る階段で目覚ましの音が聞こえ始めた。

 外を見ると何んとなし景色が白くて、でも空は晴れ渡っている。
 散歩に出られるかなと身体を動かしてみたが、どこにもこれと言った痛みはない。なら出掛けるしかあるまい。

 遂に今日は家に帰り着くまで手袋が外せなかった。とにかく指が冷たい。足の指は右足の外側3本が、冷たくて動かしにくい。感覚も痺れた時のように無感覚で少々痛いだけだ。
 
 外の景色が白いのは、昨晩に降った小雪や霙が溶けることなくそのまま凍ってしまっていたから、らしい。

 それにしても「春分の日」の翌日だ。
 加えて今日はほぼ一日小雪や霙が吹きつけていた。
 勿論こんな日は、外出なし。

 冬ごもりをしているみたいだが、田舎での冬のことを思えば天国みたいなもんだ。こんなに文句を言っていたら罰が当たるかもしれない。
 島根の冬はそれほど冷え込まないし、海岸は積雪とはほぼ無縁だが、毎日曇り空。そして海から北西の季節風が吹いてくる。
 そのため日を背にして見る照り返しのない日本海は、本当に演歌そのもの。

 胆石の施術で入院していた時、病院の窓からそんな日本海を見ていて、反対から見ればどうなんだろうと思ったことがある。

 人さらいは隣の半島から暗い海を越えてやって来る。港の岸壁近くには「怪しい船を見かけたら110番」と大きくペンキで書かれてある。暗い恐怖感が湧いてくる。
 やって来る人さらいは、雲間から射し込む陽光の照り返しに輝く日本海の波間を進んでくる。非道な行いをしようとしているのに太陽の恩恵を受ける。
 何とも腹立たしい。

 
コメント
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