4月24日(木)
5時45分から6時15分まで散歩。
今朝は帰ってから素振り用の木刀で百回ほど素振り。型を二つ、数回ずつ。
やるにはやったが、やはり柄握りを修得するため、太刀筋を知るため、となると素振り用の木刀はあまり使わない方が良いのだろう。「木を見て森を見ず」になってしまう可能性が高い。
いや、可能性ではなく、ほとんど必然性かも。
やはり「木を見て森を忘れず」。
9時半。洗車に行く。
着て出る物に悩み、揚げ句、やっぱりオーバーオールにデニム地のコートジャケット、レザーキャップ。
花粉のせいか、それとも黄砂のせいか、比較的早い時間なのだが間を置かず次々に洗車待ちの車が並ぶ。 拭き上げに入ったら、また一台。
今月は水洗いだけなら百円だから?
いつも通り、空気圧チェックをする人は、ない。
まあ自分でやるより有人のスタンドでやってもらう方が早いし汚れないし、というところなんだろうが。
洗車が終わったらそのまま帰宅、ってのは勿体ない。きれいな状態で走ることができるのは今日限定。
掘り込み式で、シャッターを閉めたら真っ暗。梅雨時には容易にカビが生える、湿度最高のガレージではあるが、黄砂は容赦なく侵入してくる。明日には間違いなくうっすらと黄砂が積もっている。
そんなことよりあんまり新緑が美しい。このままガレージ直行は惜しい。
それに明日もこんな天気になるとは限らない。
黄砂の靄がかかって、眠気を誘うようなぼんやりとした色合いになっている新緑の春景色。
反対に珍しく黄砂のない、温かいようでいながら清冽な雰囲気の色合いを見せる春の風景。
どちらも望んだからと言ってそうそう見ることのできるものではない。
今日は、ぼやけた春景色。
黒井健の絵のように眠気を誘う優しさ。
コペンに乗って20キロあまり走って、それを感じた。
「車もいいなぁ」と体感したと思う。
「だったら、バイクで行けばもっと」と思った。
出直すことにした。
明日の用事を今日やってしまおう。SRで。