4月1日(火)
少し遅くはなったが、5時半過ぎには起きて6時5分に出発。
今年初めて、朝から月初めの参拝を忘れず、ハンカチも用意して。
6時50分に帰って来たから、やはり歩くペースは最近の中では早い方。
今日の予定はコペンのコーティング。と言っても自分でするのではない。
年に一回だけのコペンの贅沢。軽だから1万6千円強。
決して安くはないが普通車のことを思えば安上がりだし、自分でやることを考えたら「餅は餅屋」。プロに丸投げした方が結局は安上がりだし仕上がりがきれいだ。そろそろ十年になろうというコペンだが、おかげでちょっと見には5年くらいしか経ってないような美魔女状態。
コーティングは1時の約束なので、十分過ぎるくらい十分に時間を取って用意。工場には十分くらい前に着いた。
いつもの通り、車を預けて向かいの喫茶店に。ここでいつも一時間ほど時間を潰す。
が、これまたいつもの通り、常連のお姉さま方の世間話が喧しい。
幸せなことに今回は数分後に退出してくれた。
しかし一難去って何とやらで、入れ替わりに入って来た常連とまではいかない別なお姉さま。こちらは二人。
量的に音量は縮小するだろうと期待したのだが、そして一人はほとんど聞き役で声量も気にならない程度だったのだが、一方が凄かった。退出した数名の声量の合計を凌駕して余りある大声で、数十席ある店内を一瞬で支配してしまった。更に困ったことは彼女らが隣の席に座っていたということ。
ということで、今回は辛抱した結果、30分で店を出る。
その足でスーパーマーケット2階の書店に行く。これも恒例の順。
ただ、そういうわけで、行ったのはいつもより30分早い。
そこでまさかの雑誌(というよりムック本、か)を購入。
歳を取ったからではないが、終活とか、高齢者の健康問題を扱った雑誌が並んでいる辺りを何となく眺めながら歩いていた。
中に、終活を扱っているような(と勝手に思った)雑誌で、若作りのどう見たって高齢の女の人の写真が表紙になっている本を見つけた。
いや、「若作り」じゃない。そういう感覚を超越している格好。70代くらいだろうが、信じられないくらい顔に皺がない。水玉模様の草間彌生や魔女の宅急便の作者とは違う異質の若さ。
開いてみて、あっと思った。この絵は見覚えがある。それも中学生の頃に目にした絵だ。そうか。この絵を描いていた(今も描いている)人か。
田村セツコという名はこの時初めて知った。いや、名前と絵が初めてつながったと言えばいいか。水森亜土と同じ生き方をしているのかもしれない。
ほとんど悩むことなく買うことにした。
帰って奥付を見てびっくり。発行は2025年4月30日。
まあ一か月先の日付だって出版界の慣例として別に珍しいことじゃないけど、今日は4月1日だぞ?
更に年齢。気に入った。70代どころか87歳!
夜は酒を飲みながらこの本を眺めていた。
「顔に皺がない」というより、「表情に(年輪のような重い)皺がない」ということか。
愉快でした。
>面白い... への返信
畏れ入ります。