goo blog サービス終了のお知らせ 

高野家のブログ

高野家の日常

IC-705

2023年02月02日 | アマチュア無線

去年(2022年8月)ハムフェアのICOMのブースで大学の後輩にIC-705を勧めていたら自分が欲しくなってハムショップに注文した。

しかし、ハムショップに在庫はなく入荷もいつになるかわからないという。昨今の半導体不足や部品の供給不足などで製造が追いついていないらしい。

急いでいないので待つことにしていたら4か月近く経って手元に届いた。

IC-705は重さ1.1kgと片手で持てる軽さでHFから430MHzまでオールモード、WiFiやUSBやBluetooth接続ができ、アナログとデジタル通信ができる。GPSも内蔵でD-STARも使える。10W機だがデジタル通信には十分だ。

アンテナチューナーAH-4を接続してWSPRを送受信してみた。ヨーロッパ、アフリカ、アメリカまでリポートしている。昔のリグよりは受信性能はいいようだ。いろんなことに使えそうでとても楽しみだ。


WSPRNET

2023年01月23日 | アマチュア無線

最近はアマチュア無線のFT8で楽しんでいるが、FT8を運用するソフトのWJST-XにWSPRが運用できる。

以前、テレビで2014年3月8日にマレーシアのクアラルンプールから北京に向かっていたマレーシア航空370便が行方不明になった事件で、航空機の墜落地点を特定したという番組を見た。

WSPRNET(ウイスバーネット)のデータを解析して航空機によって電波がさえぎられたポイントを結んで、飛行ルートと墜落地点を割り出したというものだった。

その時からWSPRNETに興味はあったが、最近になって急にWSPRを運用し始めた。

WSPRは送信出力を0.1~2Wくらいで世界中からレポートが送られてくる。自分の電波がどこまで届いているか確認でき、電波伝番コンディションやアンテナの性能の確認など、いろんなことに使えそうだ。

WJST-Xのバンドホッピングを利用して3.5MHz~28MHzを送受信してレポートしている。

 

 

 


NanoVNA

2022年12月25日 | アマチュア無線

アンテナの調整に役立つと思いNanoVNAを購入した。VNAとはベクトルネットワークアナライザーのことで、

NanoVNAはいくつか種類があり今回はNanoVNA-H4(画面が4インチ、動作範囲が10Khz〜1.5Ghz)をAmazonで12000円くらいで購入した。

画面が2.8インチに小さくなると6000円くらいで動作範囲が10Khz〜3Ghzのものは19000円くらいだった。アンテナの調整に使うのなら1.2GHzまででいいのでNanoVNA-H4にした。

試しに430MHzと1.2GHzのデュアルハンディー機のアンテナを付けて測定してみた。

アンテナのSWRやインピーダンス、スミスチャートが瞬時に測定できる。

また、PCにUSBで接続してNanoVNA Saverというソフトで測定もできる。NanoVNAはオープンソースでいろんな人がソフトやツールを作っているので、ダウンロードして利用できる。

それと、老眼の私には本体の4インチの画面も見るのか辛いのでPCで操作できて測定結果が保存されるのがいい。

 

クリエートデザインの730Vダイポールアンテナを接続しての7MHzを測定してみた。SWRが低いのは7.042NHzで7.100MHz以上はこのままでは使えないことがわかる。

 

いろいろなことに使えそうで、とても楽しみだ。


スプリアス確認認証

2018年10月30日 | アマチュア無線

新スプリアス規格とはWRC(世界無線通信会議)において、無線設備のスプリアス発射の強度の許容値に関する無線通信規則(RR)の改正が行われ、国内も関係省令及び関係告示が改正された。
現在免許を受けている無線設備の無線免許状の再免許申請をする場合平成34年12月1日以降はJARD(日本アマチュア無線振興協会)のスプリアス確認認証を受けなければならないならない。
自分と妻の移動する無線局免許状が来年はじめに有効期限となるので、早めに手続きをすることにした。
まず、JARDのホームページでスプリアス確認認証の方法を調べたら、Web申請が便利そうなので、これを使って申請することにした。
無線機の技適番号があれば簡単に申請できると思っていたら大変なことだとわかった。
自分の無線局免許は40年以上前に開局申請をしてからHFの無線機は取り替えの申請をしたが、それ以外は増設申請してきた。
なので、第1送信機がどの無線機なのかがわからない。
JARDのホームページのFAQにこの質問があり、所管の総合通信局に問い合わせるとなっている。
これは面倒なことになりそうだ。紙での変更申請の控えや免許更新の電子申請のバックアップを調べてみた。
更新の電子申請には具体的な装置は記載されていない。紙での変更申請の控えをスキャナーで取り込んで画像としてサーバーに保存がしてあったので助かった。

第1送信機はアイコムのIC-706(50W改)現在も使用している


第2送信機はナショナルRJX601

第3送信機はアイコムIC-502

第4送信機はアイコムIC-202
倉庫の箱の中から出てきた。とても懐かしい。


第5送信機はマランツのC601これは430MHzと1.2GHzのハンディー機
第6送信機は430MHzのモービル機で付加装置にパケット通信を付けていた。
RJX601、IC-202、IC-502、パケット通信の4台を撤去しても2台を残せば1.9MHz-1.2GHzの範囲での免許になる.
まず第2-4、6送信機の撤去の変更申請をしてからスプリアス確認認証をすることにした。
変更申請をしてすぐに九州総合通信局に電話をして下さいとのメールが来た。何か手違いがあったのかと電話をかけると”430MHzが50Wから10Wになるけどよろしいですか”と確認だった。
10Wに変更してもらい、疑問だった撤去の変更後、送信機の番号について質問をした。
つまり、第1送信機と第5送信機が残るがこれは第1、第2となるのか、第1、第5となって第2-4は空欄なのかが疑問だった。
すると、答えはどちらも希望でできるとのことだった。今回の申請では第1、第5となって第2-4は空欄の申請になっているけど、この電話で第1、第2に変更することもできるとのことだ。
私は申請のままにしてもらったが、九州総合通信局の担当の方はとても感じのいい対応だった。

これはスプリアス認証をWeb申し込みのフォーム。

各送信機の変調方式、終段管の名称、電圧、出力など開局申請と同じように細かく記入する必要がある。

前述のように40年以上前に開局申請をした無線機はスプリアス認証申請は難しいと思う。

今回、比較的新しい無線機に変更申請したことでスプリアス認証申請をし、保証認定料を振り込んだ。

しばらくしてからスプリアス確認保証通知書が郵送されてきた。

 その後、再免許申請をし無線局免許場が届いた。

今回の再免許申請は長かった。