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たびのきろく

旅の記録を綴っていきます。


よろしくお願いします。

ハラレHarare vol. 2

2020-05-17 10:00:18 | アフリカ
町の中心部にあるアフリカン・ユニティ広場African Unity Sq.は中央に噴水がある美しい公園で、市民の憩いの場となっています。広場の北側を走るベイカー・ストリートBaker St.には1895年に当初ホテルとして建てられ、現在は上院と立法議会として使われているコロニアル建築の国会議事堂があります。意外と小さく議事堂には見えないのですが、セキュリティガードにしっかり見守られています。

アフリカン・ユニティ広場から西へ行くと、ファースト・ストリートFirst St. にぶつかります。一部が歩行者天国になっているこの通りには、ファーストフード店やおしゃれなブティック、大型スーパー、銀行などが並んでいます。日本でいえば銀座通りといったところでしょうか。いつも大勢の人で賑わい、活気溢れる場所です。
ファースト・ストリートを北に進むと、国立アートギャラリーNational Art Gallery、ハラレ・ガーデンHarare Gardenなどがあって、ぶらぶら歩くのにぴったりですよ。

アフリカとはいっても、ジンバブエは髙地にあるため亜熱帯地方のわりに湿度も低く過ごしやすいところです。5~8月の冬季は雨も少なく、平均気温が15℃~20℃で観光には最適な季節です。11月~3月に雨季が訪れますが、夏の平気気温は25℃~30℃で一番暑いのは10月です。

服装はというと、着なれた服と履き慣れた靴があれば心配はいりません。ただし、部屋の中と外では気温が違ったりもします。特にゲーム・ドライブに出かけるようであれば羽織るものを持っていくといいでしょう。

ハラレHarare vol. 1

2020-05-17 08:00:00 | アフリカ
おはようございます。

今日は、人口約160万人のジンバブエの首都ハラレをご紹介していきます。
ローデシア時代は、当時(1890年)のイギリスの首相の名にちなんでソールズベリーという名がつけられていましたが、独立して2年後の1982年に現在の名に改名されました。ハラレというのは、ローデシア時代以前のショナ族の首長の名からきていて、「眠らない者」という意味があるといわれています。

商店やオフィスビルが建ち並ぶ中心部は、アフリカの都市に良く見られるように基盤の目状になっているので、初めてでも歩きやすいところです。通りも広く見通しが利くので、道の名前さえ把握していれば迷うことはないでしょう。
中心街の北側は、大使館なども点在する閑静な高級住宅地です。緑も多く、ジャカランダや火炎樹の並木が美しく「山の手」といったところでしょうか

そして南は、ローカルバスターミナルやマーケット、庶民の住宅が建ち並び、エネルギッシュな雰囲気が漂う「下町」といえるでしょう。………つづく

ジンバブエを襲ったインフレ

2020-05-10 15:00:00 | アフリカ
かつては「アフリカの穀物庫」と呼ばれるほど豊かな国でありました。強引な土地改革による農業システムの崩壊、国際社会における信用の低下、さらに干ばつの影響から経済は急激に悪化し、極度のインフレに陥ってしまいました。2006年にインフレによる混乱を打開するために通貨の3桁を切り捨てるデノミを実施するも収拾する気配はまったくなく、結局紙幣の発行を停止せざるを得なくなりました。その後、米ドルと南アフリカ・ランドが流通していますが、2015年12月には中国元も正式な通貨とすることが発表されました。

治安についてですが、高い失業率や物価の高騰、さらには停電・断水などのインフラの悪化により、窃盗、置き引き、スリなどの犯罪が頻発している状況です。特に首都ハラレでは、拳銃などで武装した強盗も増加しているそうです。比較的に観光地の治安は安定していますが、スリや置き引きには十分注意しましょう。
また、ハラレやブラワヨなど都市部であれば問題はありませんが、地方ではコレラやマラリアが発生しています。衛生に気をつけて、蚊に刺されないように注意してください。

来週は、首都ハラレのご紹介をします。

ジンバブエ共和国Republic of Zimbabwe

2020-05-10 10:24:22 | アフリカ
おはようございます。

「石の家」という意味のジンバブエは、雄大な自然と観光資源に恵まれた国になります。野生動物が生息する国立公園、凄まじいほどの水量が流れ落ちるビクトリアの滝、謎めいた遺跡グレート・ジンバブエと旅する者の好奇心を揺さぶります。



伝統をくんだ独特の音楽やダンスも魅力的です。ここでは、白人色が強い南アフリカの大都会では感じにくい「ブラック・アフリカ」の魅力を存分にご紹介していきたいと思います。よろしくお願いします。

※参考
ブラック・アフリカ【Black Africa】
アフリカ大陸のうち、サハラ砂漠以南の黒人が居住している地域、または国々の総称。差別的な表現というところから現在は「サブサハラアフリカ」ということが多い。

では、良い休日を過ごしてください

カフエ国立公園 Kafue National Park

2020-05-03 13:00:00 | アフリカ
次のご案内は、カフエ国立公園です。ここはルサカから約250㎞、モングヘ行く途中に位置する約2万2500㎞²の広さを誇るザンビア最大の国立公園。これまでほとんど開発が行われてこなかったため、手つかずの自然が残されています。シマウマやバッファローなどの草食動物をはじめ、ライオンやチーター、ジャッカルなどの捕食動物が生息し、鳥類も400種類にも及ぶといわれています。



公園内を流れるカフエ川Kafue Riverとランガ川Lunga Riverは釣りにも最適だそうです。雨季になると雨水が川から流れ出して北西に広がるブスアンガ平原Busanga Plainを潤し、あたりはカバの群れでいっぱいになります。

乾季になってもいくつもの水たまりが残るため、多くの動物たちが集まってきます。




【開】6:00~18:00
【休】なし 【料】US💲20
ACCESS
公共の交通機関はありません。ルサカから4WDのレンタカーまたはツアーを利用。ルサカから小型機をチャーターして行く方法もあります。

さて、来週はジンバブエをご紹介したいと思います。お楽しみに
では、良い休日を過ごしてくださいね。