たびのきろく

旅の記録を綴っていきます。


よろしくお願いします。

ダーバンDurban ③

2021-02-03 17:50:00 | 南アフリカ、ダーバン、旅、日記、観光
こんにちは。

今日もダーバンの続きをご紹介していきます。よろしくお願いいたします。

見どころ満載のビーチフロントでリクシャーを体験
 観光客が多く集まるのは、インド洋に面したビーチフロント・エリア(見出し写真を参照)です。よく整備されたビーチが6㎞近く続き、ゴールデン・マイルGolden Mileと呼ばれています。中心はノース・ビーチからサウス・ビーチにかけた一帯で、サーファーがこぞって波乗りを楽しんでいます。日によって波が高い時もありますが、監視員も常駐しているので比較的安心して過ごせます。
 海岸線と並行して走るO.R.タンボ・パレードがビーチフロントのメインストリートになります。通りを挟んで市街側には高層のリゾートホテル、ビーチ側にはミニタウンMinitownスネーク・パークFitzsimmon's Snake Parkなどのアトラクション施設やカフェなどが建ち並んでいます。
路上にはズールー族の女性がビーズ細工や木彫りのお面などを売る露店が途切れることなく続き、ぷらぷら歩くだけでも楽しいですよ。なかでもひときわ目を引くのが、派手な装飾を見にまとったリクシャー。名前からもわかるように、その起源は日本の人力車です。それを植民地時代のイギリス政府が職のない黒人のための仕事として始めさせたものらしいですが、今ではダーバンの名物となっています。

ベイエリアで港町ダーバンを堪能
 ナタール湾沿いはビーチフロントに比べて幾分さびれた印象ですが、散策には非常に楽しい場所です。ビーチを背に、湾に沿って走るマーガレット・ムカディ通りMargaret Mucadi St.(旧ビクトリア・エンバンクメント通り)を西へ歩いていくと、ヴァスコ・ダ・ガマ時計台がひっそりと建っています。これは1897年、ヴァスコ・ダ・ガマがナタール湾を発見した400周年の記念に、ポルトガル政府から送られたものだといわれています。
 さらに少し進み、サモラ・マーシャル通りSamora Machel St.(旧アリワル通り)との交差点付近でナタール湾岸に抜ける地下道を通ると、ナタール港海事博物館Port Maritime Museumがあります。さらに西へ歩いていきますと、左側(南側)に見えてくるのは、ボーア戦争の英雄ディック・キングの像Dick King Statueです。そのまま500㍍ほど進むと、レストランやショップが並んだウィルソンズ・ワーフWilson's Warfに出ます。


途中、音楽家を目指しているという青年に会いました。夢に向かって努力している姿は心を打たれます。頑張ってください~





今回はこの辺で

次回は『南アフリカの国内交通事情 ④』をご紹介します。

ダーバンDurban ②

2021-02-01 13:21:00 | 南アフリカ、ダーバン、旅、日記、観光
こんにちは。

『ダーバンDurban ①』からの続きを記していきます。よろしくお願いいたします。

市内交通
 ダーバン中心部は歩いても回れますが、決して治安がよいとはいえませんので、日中でもひとり歩きはしないようにしましょう。市内バスをはじめ、マイナーバス、ピープルムーバーなどいくつかのバスが市内を巡回していますが、完全に安全とはいいきれません。特に乗り場付近は治安が悪いので十分に気をつけることです。おすすめは、ホテルや観光案内所で信頼のできるタクシーを呼んでもらうか、ツアーに参加することです。
 高級ホテルが建ち並ぶ海岸沿いの大通りO.R.ダンボ・パレードO.R. Tambo Parade(旧マリン・パレード)は比較的に安全ですが、それでも散策中の旅行者が強盗やひったくりなどの被害に遭っています。出歩くときは、常に周囲の状況に気を配ることです。また、夜間は市内全域が危ないので、地元の人でもよほどのことがない限り出歩かないほどです。たとえ近くであっても、決して徒歩で移動したりしないように心得てください。

治安状況
 中心部は治安がいいとはいえません。特にドクター・ピックスレイ・カセメ(旧ウエスト)通りより南のマハトマ・ガンジー(旧ポイント)通り周辺は、昼間でも危険なエリアです。麻薬売買などの犯罪者がたむろしているので、やむを得ない理由がないかぎりを近づかないようにしましょう。また、ダーバン駅の西側、ウンゲニ通り周辺も同様に徒歩での移動は危険です。


路地裏は特に危険ですし、不気味です

見出しの写真は、ダーバンの夕景です。

            つづく

ダーバンDurban ①

2021-01-31 08:30:00 | 南アフリカ、ダーバン、旅、日記、観光
おはようございます。

今朝は小鳥のさえずりで目が覚めました。とても気持ちのいい朝です。

さて、今日はダーバンをご紹介していきます。よろしくお願いいたします。

ヨハネスブルグ、ケープタウンに次ぐ国内第3の大都市で、ナタール港はアフリカで指折りの大きさを誇る巨大な港です。歴史も古く、ヴァスコ・ダ・ガマが1497年の12月25日に停泊したという記録が残っていて、これがナタール港(「クリスマス」の意)港の始まりといわれています。その後、船舶のための補給基地や象牙などの輸出港として発展し、ボーア戦争を契機に急成長しました。ヨットやサーフィンなどマリンスポーツのメッカとしても知られています。

空港から市内へ
 キング・シャカ国際空港King Shaka International Airportは市街の北約35㎞、車で所要40分~1時間10分の所に位置しています。ほとんどのホテルは有料で送迎サービスを行っていますが、もしも迎えの車がない場合は、エアポートバスまたはタクシーを利用して市街へ出ることになります。エアポートバスは、空港の国際線到着ロビーを出てすぐの所に待機しています。毎日7:30~22:30の間、約45分おきに運行しています。料金はひとりR80です。ダーバン市内やその周辺であれば、直接ホテルまで連れていってくれます。タクシーですと、市内中心部までR400~R500位かかります。人数が多い場合は、シャトルタクシーを利用するのもいいでしょう。

ACCESS
✈️主要都市から多くの便が運航しています。ヨハネスブルグからは所要約1時間10分。ケープタウンからは所要約2時間。ブルームフォンテン(所要約1時間10分)、ポート・エリザベス(所要約1時間20分)、イースト・ロンドン(所要約1時間15分)、ジョージ(所要約1時間50分)、ネルスプリット(所要約1時間)との間も毎日運航しています。
🚌グレイハウンド、トランスラックス、インターケープなどが、各都市との間を毎日2~4便運行しています。バズ・バスも通ります。

見出しの写真は、ダーバンの町並みです。

            つづく