たびのきろく

旅の記録を綴っていきます。


よろしくお願いします。

モザンビーク島Island of Mozambique

2020-09-27 13:00:43 | アフリカ
こんにちは。

ここのところスッキリしない日々が続いていますね。
今日は、1991年に世界遺産に登録された『モザンビーク島』をご紹介します。

インド洋に浮かぶ長さ約2.5㎞、幅0.5㎞の細長い島で、本土とは長さ約3㎞の橋で結ばれています。もともとはアラブ人たちが住み、インド洋貿易の中継地として栄えた港でした。6世紀にポルトガル領となり、1898年までポルトガル領東アフリカの首都として繁栄し、キリスト教の重要な伝道拠点にもなりました。
天正遣欧少年使節の4人の日本人がヨーロッパからの帰路、1586年9月にモザンビーク島に到着。季節風の流れが変わるのを半年間待っていた場所でもあります。

ポルトガル、インド、アラブの文化が入り交じった美しい町並みが特徴的です。南半球に現存する最古のヨーロッパ建築ノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂、現在は博物館として公開されているサンパウロ宮殿、かつてポルトガルの現地最高機関と総司令部が置かれていたサン・セバスチャンFort St. Sebastianなどの見どころの多くは北部に集中し、南部は主に移住地区となっています。

【ACCESS】
州都ナンプラから約180㎞。ナンプラ市街のバスターミナルから島行きのバスで所要3~4時間。午後便はない場合が多いので注意してください。



しかし、アフリカ女性のバランスの良さには、いつも驚いてばかりです。話しを聞くと、「誰でもできるわよ~☺️」といわれます。毎日の鍛練なのでしょうね。


では、良い休日を過ごしてください


また来週

女性に欠かせない伝統の布Mozambique's Capulana

2020-09-20 13:30:00 | アフリカ
町を歩いているとカラフルな1枚の布をスカートのように腰に巻きつけて歩いている女性を見かけるのですが、あれはいったい何なのか。実は伝統的な衣裳で、「カプラナ」というものらしい。ときには荷物をくるんだり、ストールのように羽織ったり、日本でいう風呂敷みたいなものなんです。地方によっては、葬式の際に着用するなど正装として認識されているようです。


では、この辺で

良い休日を過ごしてください。



【お知らせ】
来月から大学ラグビーが開幕となる運びとなりました。ようやく仕事の再開となります。
ブログのアップ日を日曜日から月曜日に変更いたします。
なお、ブログは年内をもって閉じますので、ご了承くださいますようお願いいたします。

モザンビークって、どんなところ?

2020-09-20 13:00:00 | アフリカ
こんにちは。

だいぶ涼しくなってきました。体調管理には十分に気をつけないといけません。

さて、今日はモザンビークについて書いていきたいと思います。


1948年、ポルトガル人のヴァスコ・ダ・ガマがモザンビーク島に到着したのを機に16世紀初頭からポルトガルによる植民地化が開始されました。1898年にロウレンソ・マルケス(現マプト市)に移るまで、ポルトガル領東アフリカの首都はモザンビーク島におかれました。
20世紀に入ると、反ポルトガル蜂起が勃発。1964年にモザンビーク解放戦線(FRELIMO)を中心に独立闘争に進展し、1975年6月25日に独立を果たしました。独立してからは社会主義路線を進むが、間もなく反政府ゲリラのモザンビーク民族抵抗運動(FENAMO)との間で内戦が勃発してしまう。
1992年、イタリア政府の仲介のもとローマにおいて包括和平協定が調停され、17年間にわたる内戦に幕を下ろしました。内戦終結後、モザンビークに対する国連平和維持活動(PKO)に日本も参加。計169人が派遣されました。その後は民主政治のもと好調な経済成長を続けています。

撮影:モザンビーク島

モザンビーク島については、次週、ご紹介します。


              つづく

モザンビークRepublic of Mozambique

2020-09-13 12:48:34 | アフリカ
こんにちは。一週抜けてしまって申し訳ありませんでした。

今日は、モザンビークをご紹介します。

南部アフリカの国の中でどこか異彩を放っています。ほかの国々がイギリスの影響を大きく受けてきたのに対し、モザンビークはアラブやポルトガルの色彩が濃いですね。海岸線に広がる澄みきった海、そして笑顔の明るい人々。ですが、17年間にも及ぶ内戦を乗り越えてきたという事実も忘れてはなりません。
コロナ感染症が安心できない状況ですが落ち着いた暁には、歴史と自然が調和した笑顔あふれる国へいかれてみていかがでしょう🙂



今月は、インド洋を望むポルトガル風の町並みが美しいモザンビークをご紹介していきます。どうぞお楽しみに



では、良い休日をお過ごしください


また来週

スワジランドって、どんな国?

2020-08-30 16:58:20 | アフリカ
こんにちは。

今日はアップが少し遅くなりました。
申し訳ありません

ということで、スワジランドがどんな国かを簡単にまとめてみました。

国民の90%以上がスワジ族で占められています。ほかのアフリカ諸国と比べても圧倒的に同種族の率が高く、世襲君主による伝統的政治が行われています。
社会は家長制で、一夫多妻も認められています。男性の地位は、女性に比べて圧倒的に高いですね。


「自分より強いものとは戦わない」という不戦主義でイギリス寄りの姿勢をとり続け、いざとなればズールー族との戦略結婚などで対応して武力抗争もなく続いてきたところなのです。そんなスワジランドは、最後のアフリカ古王国ともいわれています。


では、この辺で

来週は
予定があるので
お休みします。

またの機会まで


さようなら