どうだ、すごいだろう、と言わんばかりに自分の歴史を語る人がいる。犯罪歴とかどの薬物の依存だとか、どんな精神科疾患があるとか。きっとそれを聞いて驚いたり、恐れたり、顔色を変える反応を見るのを楽しみにしているのだろうけど、私は動じない。それぞれ反応していたら問診が終わらないし、Factとして集めているわけで、ニュースや雑誌の取材でもなんでもない。で、本日の新患さん、君はなんだか、、、、なんと言って . . . 本文を読む
前回のNP会議。参加者のNPがNP実習生を連れてきていました。そして司会もNPも何度もリクルートするからね!とプレッシャーをかけていました。実習生はとても大事。良い印象を得ればここに就職しよう!と言う気になるもの。できる学生を持つと、あの手この手で就職するよう誘うのは誰もがすること。私も実習で回った数カ所からお声がかかった。職場環境は良いけれど通勤に時間がかかりすぎ、と丁寧にお断りした記憶が( . . . 本文を読む
月曜日が祝日だったので3連休の週末。久しぶりに8時間の睡眠を確保しました。仕事もシンポの準備も家族の予定も忙しくて5〜6時間睡眠が続いていました(スキー旅行中もシンポの準備は続いていたし、朝一に滑るのが好きなので毎日早起き)。久しぶりに脳が浄化された気分。で、週末にシンポの総合リハーサルがありました。11人の予定が合う時ってそうそうなく、1時間で2日分のリハをしなければならず、超特急の内容でし . . . 本文を読む
毎月あるNP会議。今月は症例振返りがありました。うまく行かなかったケースをシェアする機会です。なかなか勇気のいることですが、プラクティス(練習)と呼ばれる私たちの仕事では重要なことです。失敗から学ぶ、と言うことです。で、今回のケースでは「診断の遅れ」が中心でした。しかし私は、この症例は「遅れ」とは言い難い、と感想を述べました。Illness script というものがあります。典型的 . . . 本文を読む