梅毒の蔓延防止

日本から最後のブログアップデートです。24時間後はカナダ。あっという間の2週間でした。

実家を出る前にニュースで流れていたのは梅毒のニュース。1万人の感染者が日本で確認されたとか。症状のある人は受診するように勧めていました。

梅毒について以前書いたもの。

梅毒の蔓延 - 走るナースプラクティショナー ～診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています～

ニュースを見ながら、症状がある人は、、、これでは梅毒の蔓延は止まらない。だって殆どの場合、初期症状は無症状だから。

では、どうしたら良いのか？
ハイリスクグループは定期的な血液検査を勧めます。ハイリスクグループって？？？
サル痘について書いたブログの中に書いています。

サル痘 - 走るナースプラクティショナー ～診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています～

ハイリスクグループの人と性行為をおこなった場合、検査を受けることを勧めます。

そして多発している地域(おそらく大都市)でプライマリーケアをしている医療者は症状の有無に関わらず本人の許可を得て検査することです。だって無症状なんだから。その辺の通達ってどうなっていルのでしょうか？カナダでは保健所から上記を推奨する通達がすぐ来ます。日本でもそうであって欲しい。

冒頭写真: 霧島スカイライン。白鳥展望台からカルデラを眺める。