走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

お茶談義

2017年08月15日 | 英語上達法
8月6日放送の行ってQはバンクーバーだったのですね。遅くなりましたが見ました。カナダの人は優しいでしょう。これがカナダの良さです。困っている人がいると助けてくれる。そんな国に住んで19年。私もカナダ人化したのか日本で困っている外国人を見つけると声をかけてしまいます。

で、そんな優しい国でも英語で嫌な思いをする事もあります。先日食事の後にお茶を注文したかった私。いつもはウエイターが聞いてくるまで待つのですが、少しお酒が入りすぎて早く家へ帰りたいなーと思っていた。そしていつも行くところなのでどんな種類のお茶があるか知っているので直球で

May I have a mint tea?

と言うと、

Sorry we don't have minty.

と言われた。吹き出しそうになった。minty ってミント味の飴のこと。mints とかmintyと言います。だいたいレストランでminty くれって言う人いるのかな?

I meant tea. Mint Tea!
と言ったらわかってくれました。あーあ、発音が悪いからだとすぐ思い凹むのも私の悪いところ。しかしmint teaも minty もほぼ同じ発音 (mint tea をリンキングを使って発音すれば)。で、こういう状況を避けるにはわかりやすい、言いやすい、誤解されないように短文で会話を開始する事が大切なんです。

May I have a tea?とかもっと単純に Tea please.
これを間違える人はいないでしょう。最近は色んな種類のお茶がありますから

What kind of tea do you have?
と言えば種類を教えてくれます。
しかしここで引っ掛けが。北米ではカフェインを気にする人が多い。もしレストランに沢山の種類のお茶があるとウエイターが逆に好みを聞いてきます。沢山ある種類のお茶を3分割すると
Do you like black, green or herbal tea?
となります。日本ではハーブと言いますが h をあまりはっきり言わずにr の発音を効かせないとわかってもらえないんです。それにb サウンドですからvとは違うので唇を使わなければなりません。ブラックなら簡単ですがハーブだと、え?って聞き返される事がしょっちゅう。うう、苦手な言葉。

Black tea は紅茶の事。私が一番好きなのは Earl Grey tea. これなんざ超苦手なコンビのrl 入りですから、かなり発音に注意します。

Green tea はもちろん緑茶の事。しかし日本のお茶ではなく緑の茶葉(焙煎して紅茶になる前)を使ったお茶。もちろん日本茶と同じだけど扱い方が違うので味も香りもかなり違う。

ちなみにカフェイン がない飲み物を
No caffeine とか caffeine free とは言いません。わかってはもらえるかもしれませんが英語的には
Non caffeinated XX と言います。なのでハーブティーをあえてカフェインについて指名するのなら non caffeinated tea となります。

コーヒーでカフェイン抜きが良かったら
Decaf coffee と言います。

飲み物談義でした〜〜。



潮が引いた後に岩にへばりつく海藻もなんだか綺麗。

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