あのね!あまねがね!

ねこの『あまね』成長記録。連れずれなるままの日常日記の自分へのメモ残し

1979年その1 1位~25位

2016-02-26 11:07:07 | アルバム ジャケット
サザン・オールスターズ、ゴダイゴなどのニューミュージック系ミュージシャンが活躍しニューミュージック全盛期を迎えた。
代わりに衰退したのがピンクレディ。
この年発売した「ジパング」はオリコン4位に留まり、連続首位記録がついにストップする。
その後「ピンク・タイフーン」(1979年5月)と、「波乗りパイレーツ」(1979年7月)まではオリコンベスト10内を維持したが、アメリカでの活動を主軸に置いた同年秋からは、急速に人気の低下を見せるようになっていった。

ゴダイゴは「ガンダーラ」「Monkey Magic」「ビューティフル・ネーム」「銀河鉄道999」のシングル4曲が年間20位以内にランク、立て続けに大ヒットとなった。アルバムも「西遊記」が年間1位となり全盛時代となった。

年間1位は渥美二郎の夢追い酒。

尚、第21回日本レコード大賞は 「魅せられて」/ジュディ・オング
最優秀歌唱賞 小林幸子/「おもいで酒」、
最優秀新人賞 桑江知子/「私のハートはストップモーション」

■ 1位 夢追い酒 (渥美二郎) 145.4万枚

発売は前年の1978年2月25日。
発売から約1年経ってトップ10に初登場。
オリコン週間最高位は2位が最高。
一度も1位にならなかった曲が年間1位になるのはオリコン史上初めてであった。
公称では約280万枚とされる。



■ 2位 魅せられて (ジュディ・オング) 102万枚

自身最大のヒット曲である。
この曲で思い出されるのは歌唱時の衣装。
両手を広げると裾から手首まで袖が扇状に広がる白のドレス。紅白歌合戦でも着用し脚光を浴びた。
この年の日本レコード大賞を獲得している。



■ 3位 おもいで酒 (小林幸子) 99.7万枚

自身最大のヒット曲であり、通算200万枚の大ヒットとなった。
1964年にデビューし、デビュー曲の「ウソツキ鴎」がヒットするが、それ以後15年間もヒットに恵まれていなかった。
発売当初はB面であったが、有線放送で注目されA面に入れ替えて再度発売しヒットした。



■ 4位 関白宣言 (さだまさし) 99万枚

6分近くの長い曲で題名通りの関白宣言をする詩となっている。
自身最大のヒット曲である。

おもしろい事に、この「関白宣言」に対するアンサーソングとしていくつかある。
さだ自身がアンサーソングとして「大きな森の小さな伝説」を発表。
また、1994年には、シングル「ヴァージンロード」のカップリング曲として「関白失脚」を発表している。

女性側からのアンサーソングとしてたなか愛の「良妻宣言」、
渋谷岩子の「奥方宣言」、
平松愛理の「部屋とYシャツと私」などが発表されている。
他にも「関白宣言に対する宣言」(桜田淳子)、
「逆・関白宣言」(沢知恵)、
「関白」(SEAMO)といった派生曲も生まれた。

2006年に嘉門達夫が、みのもんた、美輪明宏、明石家さんま、さだまさしの4人を題材とした替え歌「働くオジサン宣言〜関白宣言〜」を発売している。
後にさだ自身がアンサーソングとして「勇気凛々」を生み出しているほか、さだは「関白宣言」自体が「君といつまでも」のアンサーソングであると語っている



■ 5位 北国の春 (千昌夫) 85.7万枚

オリコンチャートでは、100位以内初登場から通算92週目でミリオンセラー達成している。
この数字は、後年に至るまでミリオンセラー達成までの100位圏内チャートイン週数が歴代1位であった。



■ 6位 ガンダーラ (ゴダイゴ) 82万枚

自身最大のヒット曲であり、160万枚を売り上げた。
作曲はタケカワユキヒデによる。
日本テレビ系ドラマ『西遊記』のエンディング・テーマとして使用された(オープニング・テーマは同じゴダイゴの「Monkey Magic」である)。



■ 7位 YOUNG MAN (西城秀樹) 80.7万枚

自身最大のヒット曲である。
ディスコ音楽として、当時アメリカでヒット中のヴィレッジ・ピープルの「Y.M.C.A.」を、当時の西城秀樹のマネージャーであったあまがいりゅうじ(天下井隆二)が青春讃歌/応援歌として訳詞し、大谷和夫が青春歌謡ポップス風にアレンジした作品である。



■ 8位 チャンピオン (アリス) 78万枚

アリスのシングルでは唯一のオリコン1位を獲得し、最大のヒット曲となる。
詩の内容は、ボクシングのベテランチャンピオンが若き挑戦者に敗れゆく姿を表現した曲である。
曲に出て来るディフェンダーのモデルは、当時活動していたプロボクサー選手のカシアス内藤である。



■ 9位 みちづれ (牧村三枝子) 74.2万枚

元々は当時牧村と同じレコード会社・ポリドール所属の先輩だった渡哲也が、アルバムの中の1曲として発表、1975年にシングルとしても発売している。
その後、牧村がこの曲を歌いたいと渡本人に直談判して承諾。
更に渡は、同じ曲が2曲あると紛らわしいからと、自らの「みちづれ」を絶版にする措置をとった。



■10位 カメレオン・アーミー (ピンク・レディー) 70.7万枚

ピンク・レディーによるオリコンシングルチャート首位獲得としては最後の作品。
首位獲得通算週数は今作品を最後として63週で途切れることとなったが、これは2015年1月26日付けチャートにてB'zが追い抜くまで、36年にわたりピンク・レディーが最多記録保持者であった。



■11位 いとしのエリー (サザンオールスターズ) 69.3万枚

TBS系列テレビドラマ『ふぞろいの林檎たち』(ふぞろいのりんごたち)の主題歌であり、ドラマのヒットと共に曲もヒットした。
主演は中井貴一。
ドラマには様々なサザンの楽曲がBGMや挿入歌として使われており、1997年の完結に至るまでシリーズを通して主題歌として使われている。
結婚以前に、桑田佳祐が原由子に対して「ごめんなさい」の気持ちを込めて製作した曲であり、結婚式の際には歌詞の「エリー」の部分を「ユウコ」に変えた。しかし、現在でも桑田自身、1番と2番の歌詞は逆のほうがよかったと考えている。



■12位 カリフォルニア・コネクション (水谷豊) 65.5万枚

水谷豊の代表曲であるとともに、1979年の代表曲の一つである。
『熱中時代・刑事編』の主題歌として使用され、同ドラマの好調なヒットに伴い、シングルも65万枚(オリコン)を売り上げる大ヒットとなった。



■13位 HERO(ヒーローになる時、それは今) (甲斐バンド) 63.7万枚

服部時計店(現:セイコーホールディングス)のCMソングに起用された。



■14位 銀河鉄道999 (ゴダイゴ) 63.2万枚

映画版『銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999) 』(東映)主題歌。
またTVスペシャル版においても、オープニングテーマとして使用された。
B面の「テイキング・オフ!」も劇中において使用されている。



■15位 きみの朝 (岸田智史) 59.8万枚



■16位 花街の母 (金田たつえ) 59.4万枚



■17位 モンキー・マジック (ゴダイゴ) 56.4万枚

作曲はタケカワユキヒデによる。
日本テレビ系ドラマ『西遊記』のオープニング・テーマとして使用された(エンディング・テーマは同じゴダイゴの「ガンダーラ」である)。


■18位 セクシャルバイオレットNo.1 (桑名正博) 56万枚



■19位 ビューティフル・ネーム (ゴダイゴ) 52.8万枚



■20位 いい日旅立ち (山口百恵) 52.7万枚



■21位 アメリカン・フィーリング (サーカス) 47.3万枚



■22位 青葉城恋唄 (さとう宗幸) 45.9万枚

青葉城とは仙台城の事。
作詞はラジオのリスナーだった星間。当時ラジオのDJだったさとうが曲を付けた。
ご当地ソングでこの曲で仙台の雅称「杜の都」を広めた。




■23位 夢想花 (円広志) 44.7万枚



■24位 季節の中で (松山千春) 41.8万枚



■25位 燃えろいい女 (ツイスト) 40.9万枚

資生堂 '79サマーキャンペーン・ナツコの夏(モデル・小野みゆき)キャンペーン・ソングに採用された。


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