美咲-創世記-

宇宙が誕生したあの瞬間は私たちの中に…
シンガーソングライター美咲の日常・心に残った場面を、お伝えしていきます。

縄文の女神LIVEミーティング。それと・・・

2008年08月28日 | 縄文の女神LIVE
 
今日は、木曜日。
ということで、かえでの樹で定例ミーティングを行いました。
濃いぃ話に花が咲きました。

縄文の女神LIVE】を自然・天体のリズムに合わせ
毎月、満月の日に開催しています。

次回の満月は、9月15日(月・祝)です。
ゲストは、フラメンコユニット
Raiz de Hierba(ライス デ イエルバ)のみなさんです。
情熱的なフラメンコが、かえでの樹で燃え上がります☆
ご紹介しておきますね~♪

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Raiz de Hierba(ライス デ イエルバ)
ギタリスト・西井顕司と踊り手・須永実季を中心に2003年に結成
されたフラメンコユニット。Raiz de Hierba(スペイン語で草の
根)の意味する通り、正統派で力強いフラメンコには定評がある。静
岡、長野、栃木を始め全国各地で活躍中。07年第三回修善寺桂座
音楽賞グランプリ受賞。今回は都内で活躍中の唄い手・大類愛子を迎えてのライブです。
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どうぞ、お楽しみに☆

詳しくは http://jomon-live.jugem.jp/?eid=27へ。
 

蓼科山からの贈り物

2008年08月28日 | 美咲の雑記

 

今朝は蓼科山がよく見えたので、白樺湖へ。
湖畔のほとりにある、旧石器・縄文時代の遺跡であり、
役の行者が蓼科山登山のため修行をした伝説があり、
武田信玄が陣を張り岩に腰を据えて軍議をした場所である
イワクラ『池之平御座岩遺跡』にすわって、
美しい蓼科山をみながら、いろいろと想いを巡らせました。

そのなかで出た一つの答えが“答えはいつも自分の中にある”でした。癒しも、安らぎも、安心も、自分の外に求めてしまうことが多いのですが、でも実はそれってイコール意志を手放していることなのかもしれません。また、自分と思っている存在が、本当に自分なのか・・・
サイコシンセスという理論があるそうですが、サブパーソナリティ(いろいろな自分・幼児期身を守るためにつくってきた自分の一部)とパーソナルセルフ(評価好き嫌いがない本当の自分)が同一化してないかどうか、また同一化していたらサブパーソナリティを自分の中の一部と捉え脱同一化し、本当の自分セルフを中心軸に置くことでぶれにくくなるそうです。
何かに対して答えを出したいとき、不安におもったとき、自分の中の中心・セルフに聞くことが本当に大事だと思いました。

いろいろと考えていたら、私の中にある先人のDNA・精神というのも、このセルフの部分に保存されているのかもしれないと思いました。だとすると、歌う時に、サブパーソナリティではなく、セルフ・本当の自分として歌うことで、その血がよみがえり、本当に大切なことを共有できるのかもしれない。

また、蓼科山と関連して【ハラカラ】という日本文化基層の概念があるそうです。
・・・ハラカラは、「いのちが宿り、いのちが育まれ、いのちが帰る」場としてのハラ(腹・肚・胎・原…)を中心に展開してきた、日本文化の根源に息づく思想です。 「同胞」を「はらから」と読むように、全てのいのちを同じ母なるハラから生まれた兄弟姉妹と見なすことで、あらゆる存在は一つにつながっているという深い一体感と調和感が生まれ、生成・発展・変容の原動力となる「むすび」の意識が促されます。すなわち、「全てはハラから生まれ、ハラへ還って往く」生と死のライフサイクルと響き合う、日本人の身心に根ざした基層コスモロジー(生命観/自然観/宇宙観)が、ハラカラには流れているのです。・・・

ハラカラ、同胞、本当の自分、セルフ、本当の私の歌、
“答えはいつも自分の中にある”・・・
蓼科山から、大きなヒントをいただいた気がしました。
役の行者は、蓼科山登山のためにこの場所で修業したそうですが、
私も蓼科山に登るために修行を始めようと思います。

明日からの沖縄では、本当の私の歌を届けられるように
感性を研ぎ澄まして向かいます。