諸行無常の響きあり

フィリピンの小さな焼き鳥居酒屋の親父のつぶやき

居酒屋日誌 3月2日

2013年03月02日 07時35分27秒 | つぶやき
以前から従業員にも催促されていたユニフォームの作成だが、ようやく完成した。
予定としてはお客さんでもある、知り合いの業者さんに依頼するべきであったが
あまりにもロット数が少ないので、次回の2周年記念のノベルティグッズの際にでも
注文しようと考えている。

この手のTシャツプリントは傍でどのようにするのかじっくり観察していたが
今は姿を消したが、その昔年賀状をプリントする「プリントゴッコ」というのがあったが、
全くあれと同じ方式でシルクスクリーンを太陽光で焼きこみ、その原板をTシャツに当てて
インクを刷り込んでいくという全くの手作業である。

何もかも自分で抱え込んでやろうとする私の癖が又始まって、どのような方法で刷るのか
観察していた訳であるが、経費を浮かせるとかそういう問題ではなく、待つことが嫌なので
自分でやろうとする、しかしそういうことを繰り返しているうちに、業者に依頼した方が
逆に早いということを今頃になって気づいている自分である。


   

ここのところ気温が上がり始めている今日此の頃であるが、外を歩いただけでも汗ばむ季節がやってきた。
毎年同じことの繰り返しであるが年が開けて早や3ヶ月目に入っている。
私の店も移転してから既に7ヶ月目に入ろうとしている。


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先日から飲み始めている「モリンガ茶」だが、ラグナのマキリン山の傍で55ヘクタールもの土地でフィリピンでは
お馴染みになっている「マロンガイ」を栽培している方が当店に持ち込んだお茶である。
日本向けに輸出しているということだが、普通のティーバッグ状になっているのでお茶を出し易い。
全くの自然食品なので普通にお茶として飲み続けるつもりであるが効果の程はいかに・・・・

                                               
                                                       




居酒屋日誌 近況

2013年02月27日 10時02分55秒 | つぶやき
人は食事に精力を傾ける、そうではないという人もいるだろうが、空腹になれば食べざるを得ない。
私自身は日本食だろうが、地元の食べ物だろうが空腹になれば何でも食す。
ただこういうモールで食事の出来ない庶民も沢山いるフィリピンであるが・・・・

在りし日の昼食・・寿司職人で無い私が握ったのだが、問題はネタと酢飯            カタ焼きそば・・長崎の皿うどんとの違いは分からない
  
牛肉のたたき・・生で牛肉を食べるのが問題となっている日本、正確には半生かな・・     天ざるそば・・近年ここフィリピンでも蕎麦は手に入りやすい                        
  

以前から用意していた幟・・漸く世に出た                             立てるための土台のセメントの乾燥待ち
  

最近始めたSOLAというブランドの紅茶・・色とフレイバーだけの物とは違い確かに紅茶である


某有名レチョン店のレチョンパクシウ定食                           ここのデパートのフードコートも店子が引き上げて空きが半分以上あった
 





食べ物とは関係ないが、良い感じだったので









日々無常

2013年02月10日 11時23分34秒 | つぶやき

※早朝のBFホームス内                                         その時の気分により行った場所でそこにあるものを食す

24時間営業の味はともかくだが、大助かりのフィリピン風食堂                    タガイタイのとあるブコパイ屋、大手もあるがこれからヒットの予感がする










 

その昔フィリピンに来た当初であるが、このようなスピーカーを初めて目にした時に思ったが、何か素晴らしい機能が付いているという期待感があったが、
使ってみるとボリューム調整つまみは回せば雑音が入るし、生きていない端子も沢山ある。
まあなれば上等というところであろうが、こういう物も庶民にとっては買う際には入念にチェックをして買い求める訳だが、その割に長持ちはしない。

店内のメニューであるが、垂れ幕や短冊メニューも全て手作り、もっともPCやプリンターを使って作るには、バカ高いインクカートリッジやPCで原稿を作る
手間を考えたらダイレクトの手書きをした方がここフィリピンでは手っ取り早いことになる。

こちらフィリピンでは成る程、品質の高い家電品や家具なども存在するが、庶民の間では安い形だけのものが主流になっているが為に、高級な物でも、
大事に扱うということをしない場合が多い。
持ち主はそれなりに物に対しての思いはあるだろうが、如何せん周りがそうはさせてくれない。そこに物があるから使う、その使い方など気をつけるとか
そんなことは全くお構いなしでとにかく使用の際は誰でもそれをいじることになるので、そんな細かい事を気にしていたらいつも胃がキリキリ痛むのでは
無いのではなかろうか・・・・。











※店の閉店前と下手な字で毎日書く店内の日替わりメニュー
 




居酒屋 日誌

2013年02月07日 10時00分30秒 | つぶやき

晴れが続くマニラ方面だが気温も心なしか上がってきている。


◎手書きのぼり作成の様子


店の隣が縫製屋ということもあり、生地だけ買ってくれば、リクエスト通りに縫ってくれる。
今回は店舗外部、道路脇に上げるのぼり作りに挑戦してみた。

こういう大きな文字を書いてくれる業者もいるが、一文字が500~1000ペソ程料金がかかるそうである。
以前店のオープンの際に同じ事を経験しているので、今回は割りと障害なく事が運んだ。

下書きだけすれば、後は各自交代でそれを塗っていくわけだが、ここフィリピンでは、Tシャツプリントが
全盛なだけに何処の文房具屋でも布地用の「テキスタイル・ペイント」が簡単に手に入る。

まるで学校の頃の図画工作の授業がそのままである。今回で2回目であるが、3回目に何かを作る時は
更に技術がアップしていることだろう(笑)





◎店のボトル棚だが、今回新しくマロンガイ茶(和名わさびの木)焼酎を割るというメニューを追加した。


物は試しとばかり、自分で試飲してみたが、何故か飲んでも酔いが遅い・・・と言うより酔いにくい。
健康に良い筈のマロンガイ茶だが、酒をそれで割るというのは何か違和感があるが、何か大酒を飲んで、
しかもそれを帳消しにでもするかのように、マロンガイをダシに酒を飲む、それも有りだろう(笑)

Tシャツ作り

2013年01月23日 09時14分19秒 | つぶやき


飲食店のユニフォームとはお国柄も反映するであろうが、ここフィリピンでも多種多様のユニフォームを着て
仕事をする人が多い。

今まで私服で通して来た従業員たちの服装であるが、今回Tシャツだけでもと思い、あまり得意ではない、
デザインを試みた。

もう少し色を付けたかったが、こちらでの大半のTシャツ作りを請け負う業者は手作りが多い。
したがってあまり複雑な色を多用すると
シルクスクリーン印刷を手作業で行う業者が多い為に、2重3重の手間が掛かってしまう。
したがって今回は一色で行くことにしたが、なかなか手間の掛かる仕事である。

幸いお客さんでもある知り合いの業者さんがいらしゃるので、そこに依頼することになるとなると
思うが、昨年中頃から計画はあったが
貧乏暇なしという言葉があるが、私の場合はまさにそれに当て嵌まるのでは無いかと思う程
作成の時間が取れなかった。

それにしてもこちらのTシャツプリントの料金であるが、日本から比較すると恐ろしいほど安い。
材料なども同じような物を使用すると思うのだが
Tシャツが込みで一枚当たりの値段が日本の3分の1から4分の1の値段で出来てしまう。使うマテリアルは
日本と変わりが無いと思うのだが、やはり人件費の安さ故なのだろうか・・・

しかしここフィリピン、日本ではあまり考えられないことであるが勤め先のロゴが入ったユニフォームを
着たままで出勤する人達が大半である。
公私混同という意味合いからすれば、その通りなのだが、ここではそんなことはお構いなしである。

私自身は通勤途中に周りの人の目に止まるだけでも宣伝効果があると逆に通勤時着用してくれと
頼みたいぐらいの気持ちである。
それにしても勤務先のユニフォームを着ているが、全くそのロゴとは関係ない人達を度々見かける事が多い。

それもここの国ならではという事なのか、
その理由としては人員を採用したはいいが、直ぐに辞めてしまう場合も多く、職場でユニフォームを
支給しても、洗濯をするという理由で家に持ち帰り、
ユニフォームごと戻ってこない場合も珍しくない。そのユニフォームを家族が着用してることも多く、
ロゴや職場の名前などお構いなしで
とにかく衣服は衣服という考え方なのだろう。

我々日本人の感覚であればユニフォームは会社支給が多いだろう。しかしここフィリピンでは有償、
しかも一度にサラリーから引くということせずに
分割で給料から差し引いて行く場合が多い。有償であるがゆえに尚の事衣服は衣服という観念なのか
まあ間違ってはいないだろうが、
誰が来て歩こうが事業主側にとっては宣伝効果があるには変わりないし、公私混同などと言って、
細かいことを言っていては、ここでは生きていけないだろう(笑)

しかしさすがに夜のお勤めの女性たちはユニフォームを着用したまま通勤というのはあまり見かけないな・・(笑)