マリコの節約インテリア

100均グッズを使ってお洒落なインテリアに変身させます。お金がなくても豊かな暮らしを!!

やってられない月曜日

2008-12-19 07:39:00 | 




柴田よしきさんの作品です。

コネ入社でちょっとそのことにコンプレックスを持ってる女性の日常を
軽いタッチで書かれた小説です。

主人公の名前が寧々(ねね)、その同僚でもある親友の名前が弥々(やや)なんともおかしい冗談みたいな名前の二人のお話です。

日常の中にも不倫あり、会社でのいじめあり、柴田さんらしいちょっとした謎解きもありです。

最後は非日常の展開でアッという結末もあります。

「人と人との距離が縮まるのに必要なものは、時間ではなく、タイミングなのだな、と思った。
心の奥底にあるものをちらりと相手に見せるタイミング。
まとっていた鎧を脱いで、ふう、と本音を出した瞬間。」

よくわかるなあと思う文章です。

出会っても最初の印象が悪くて誤解したままってこともある。

その人の前ではずっと本音の自分は出さない。

肩の力を抜いて話すことが出来たらいい友達になれたかもしれないのに。

迷いながら自分に正直で等身大の寧々さんに共感してしまいます。

軽く読めてしまう本なのですが、人生とか生きるって事とか考えさせられる本でもあります。

そして、また月曜日には頑張らなくっちゃと思います。

時にはこんな感じのお話も読んでみては‥

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2 コメント

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柴田さんって。。 (イジ)
2008-12-19 11:41:36
こういう小説もお書きになるのですね。
面白そうですね!さっそくチェックです。

等身大の自分ですか。。最近友達と飲みに行くと、必ずひとつか二つ行き違うところがあります。
ちょっとした誤解なのですが、なんでしょ?

年を取ると頑固になるのかな?丸くなりそうなのですが。。かといってご機嫌を取って話をするのも疲れて。。結局分かり合えず。。ってのが多々。

等身大の自分でいたいのですが、なかなかそうも行かない現実があるのですよね。。。。
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そうなのです。 (マリコ)
2008-12-19 17:42:24
イジさん、柴田さんの本は色々なジャンルがあるのですよ。
そして、この本は楽しんで読みながら、「ああ、人ってこういう時があるな」って思いながら頷いていました。
人はそれぞれで、それをそのまま受け入れてお付き合いしたいのですが、心の中で「それって違うんじゃないの」って思いながら笑顔が引きつってたりします。
難しいですね。
答えはないのでしょう。
私はイジさんと出会えたこと感謝しています。
返信する

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