世界から猫が消えたなら [ 川村元気 ]
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川村元気さんの作品です。
1章読んではおいて、また読んではおいてを繰り返し
まるで睡眠導入剤の役目をしているかのように本を胸に抱いて寝てました。(笑)
読みやすい本です。
なのにいつまで読み終わるまでかかっているんだという話ですが(笑)
昨日最後まで一気に読みました。
余命を宣告され主人公が悪魔との取引で世界から何かを消すことで
一日命を長らえるていくというお話です。
最初に電話を次に映画を、時計を消していきます。
そして、何より大事な飼い猫キャベツという名前のねこを消してしまえるかということになっていきます。
主人公である彼は世界から一つずつ何かが消えていくたびに人生や恋愛について
思いを馳せ、そして何より大事な人々が家族だったことに気づきます。
彼が飼っているねこキャベツは家族愛の象徴なのでしょうか。
彼は世界からねこを消してしまえるのか…
読んでみていただければと思います。
この作品は映画化されてもうすぐ公開されるそうです。
そのせいか読んでいて映像がいくつも浮かんで流れていきました。
きっと美しい映像が観られるのではと思います。
何より私にとっては本を読むという作業ができたことに満足しています。
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