日 時 ：2015年9月26日（土曜日） 曇り時々小雨 
場 所 ：磐梯山（1816.29M）ばんだいさん 別名:会津富士あいづふじ 会津磐梯山あいづばんだいさん いわはし山
福島県耶麻郡北塩原村檜原裏磐梯スキー場
パーティ ：13名（自家用車２台） 宮城蔵王ガイド協会主催
磐 梯 山：天にかかる岩（磐）の橋（梯子）のようなので「いわはし山」→「磐梯山」と呼ばれている。磐梯山は福島、山形、新潟の三県にまたがる磐梯朝日国立公園に属し、山自体は福島県耶麻郡の猪苗代町・磐梯町・北塩原村の3町村に位置している。
コースとタイム（山行形態：登山口からの周回 活動時間 7:10 活動距離 11.19ｋｍ 標高差 928ｍ）
裏磐梯スキー場リフト乗り場脇（7:50）→ 裏磐梯登山口（8:20）→ 櫛ヶ峰くしがみね分岐（10:00）→ 黄金清水こがねしみず（10:20～10:25）→ 弘法清水こうぼうしみず（10:35～10:45）→ 磐梯山（11:10～11:50 ランチタイム）→ 弘法清水（12:15）→ 銅沼あかぬま（14:00～14:10））→ 裏磐梯スキー場（14:40）
当日の磐梯山案内図（赤破線が辿った道
）
駐車地点から見上げた霧雨状態の裏磐梯スキー場
登り始めに右手に見える夏場は閉店中のスキーセンター
入山者カウンターが設置された裏磐梯登山口
ガレ場の先に見える荒涼とした情景
火口原分岐から先は急な登りが始ります
雲の切れ間から見えた噴気孔と銅沼
樹林帯を抜けると広々とした主稜線上に変わる
青空も覗きこれからの天気に期待
が高まる（青空はこの時だけでした
）
ガスに覆われた天狗岩てんぐいわへと続く主稜線
冷たい風が湧き上がる見事な噴火壁
美味しく冷たい湧水に癒されます（黄金清水）
雨宿りさせて戴いた弘法清水小屋を振り返る（奥に見える小屋）
三角点標石の先に磐梯明神の祠が祀られた磐梯山山頂
翁島コース山頂直下の見事な紅葉
（風と霧雨の紅葉）
休日とも重なり大勢の登山者で賑わう山頂周辺
弘法清水から山頂にかけて広がる奇麗な紅葉（ミネカエデの紅葉）
弘法清水からは西へ延びる長い尾根を下る
中ノ湯手前に設置された裏磐梯への案内標示板
お湯を通していた配管が埋め込まれた登山道が続く
赤サビ色の岩石がゴロゴロした銅沼
リフト最上部の案内板設置広場前へと下りて来ました
ススキとゴマナの草原（裏磐梯スキー場斜面）が続きます
スキー場の先に広がる桧原湖ひばらこ方面の絶景
スタートの第三ロマンスリフト乗場脇駐車地点は目の前
◆当日、山で出逢った印象的な植物◆
コバノフユイチゴ・ヤマブドウ（葉と実）・コウリンタンポポ
ホタルブクロ・アカモノ・ミヤマキンバイ・ナナカマド
ミネカエデ・オオカメノキ・ゴマナ・イワカガミ
ウルシ・ノコンギク・ヤシャブシ・ハンゴンソウ
当日の様子
昼頃には天気も回復するらしいとの声も聞かれる中、登山口の裏磐梯スキー場へとやって来ました。今回は、歩いた事の無い上りのコースに期待が膨らみます。ガイドリーダーからコースの説明を受け、のんびりと小雨の降るゲレンデを登って行きます。途中、磐梯山の案内板に立寄りジオについてのお勉強。いよいよ裏磐梯登山口から入山開始、初めは雑木林の緩やかな上り坂が続きます、やがて荒々しい火口壁の見えるガレ場に出ました。ガレ場から先は本格的な登りへと変わり、最後は手摺の付いた階段状の登りです。樹林帯を抜け広々とした稜線上は、気持ち良い風が吹いています。黄金清水を過ぎると青空も見え
晴れるのか！沼ノ平方面にも視界が広がりました。小雨模様から弘法清水小屋で雨宿りです。心配された山頂での昼食は、風も無く、直ぐ近くに太陽が有るかの様に暖かく、楽しいランチタイムとなりました。休日のこの日、山頂は大勢の登山者で賑わっています。じゅうたんを敷詰めた様な山頂南斜面の紅葉も、横殴りの霧雨で長居は無用。山頂を後に下山は弘法清水から西へと続く尾根を辿ります。アップダウンを繰り返し、良く整備された登山道をどんどん下ります。やがて中ノ湯との分岐を過ぎ、泥濘の多い登山道から急な階段の下りへと変わります。展望の開けた銅沼前、鉄分の多い赤茶けた沼、爆裂火山の中心部の山を実感出来る景観となっていました。銅沼を下ると間もなく裏磐梯スキー場です。今回は噴火による大災害から、今の様な観光池へと変貌を遂げた歴史を学ぶ有意義な山の旅でした。
往時（片道 ＝ 108㎞）
ございんホール駐車場出発（5:30）→国道4→白石IC 東北自動車道→福島西IC→国道115→国道459→裏磐梯スキー場（7:25） 時間には途中のトイレ休憩１回を含む
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