青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

葉山

2017-05-31 13:45:42 | 山歩き

日  時 :2017年5月29日(月曜日) 晴れ

場  所 :葉山(1461.7M)はやま 別名:村山葉山むらやまはやま 寒河江葉山さがえはやま

      基準点名:葉山(一等三角点)1462.06M  山形県寒河江市白岩畑地区

パーティ :単独行

葉  山 :山形県最上郡大蔵村おおくらむらと村山市と寒河江市に跨る山で、東北各地にある葉山の中で最も標高の高いのがこの葉山である。奈良時代から修験道の霊場として知られ、ブナの原始林と高山植物が群落をなしており、山頂・奥の院からの展望は素晴らしく、晴れた日には山形県内の名山六座(月山、大朝日岳、鳥海山、蔵王山、飯豊山、吾妻山)全てを一望する事が出来ます。

 

コースとタイム(山行形態:葉山市民荘駐車場からのピストン)

      葉山市民荘駐車場(9:20)→ 登山道入口(9:35)→ お花畑分岐(11:00~11:05)→ 大ツボ石(12:00)→ 葉山(12:10~12:20)→ 葉山神社奥ノ院(12:35~13:10 ランチタイム  ・とんぼ沼散策)→ 大ツボ石(13:35)→ お花畑分岐(14:15~14:30 お田沼方面散策)→ 葉山市民荘駐車場(15:35)

当日の葉山案内図(赤破線が辿った道)  活動時間 6:18 活動距離:12.47㌔ 高低差:723㍍

 

 

 

登山者に準備された駐車場(30~40台位駐車可)から見る葉山案内と葉山市民荘  

管理道の終点が葉山登山道(畑コース)入口

木の枝に行く手を遮られながらの緩やかな上り坂が続く

新緑に包まれた急な上り坂へと変わる

眩しいぐらいの緑に包まれる広々としたブナ天然林

ブナ足元は春の根開き真っ最中

雪解けで ぬかるんだ登山道

尾根上のお花畑まで登って来ました

残雪に覆われたお花畑と葉山山頂へと続く稜線(左手手前が小僧森こぞうもり1407㍍)

小僧森への滑りやすい急斜面   

背の低い雑木林に囲まれた稜線歩き

大僧森だいぞうもり1428㍍手前の崩れかけた雪庇   

大ツボ石と葉山本峰(左手)に鳥海山ちょうかいさん2236㍍(右奥) 

大ツボ石上から望む月山がつさん1984㍍  

葉山山頂手前尾根のトラバース

山名ポールと三角点標石(一等三角点)が設置された 広々とした葉山山頂

山頂から望む朝日連峰(最高峰:大朝日岳おおあさひだけ1870.3㍍〈左端〉)

葉山神社(奥ノ院)の屋根が見えて来ました

神社手前に建つ赤い鳥居

葉山山頂より気分の良い葉山神社奥ノ院

神社裏手より望む鳥海山

山上の楽園 とんぼ沼と月山

とんぼ沼から見た 葉山本峰

下る途中に立ち寄った 雪に覆われるお田沼湿原

 

 

 

◆当日出逢った印象的な花々◆

キクザキイチゲ・イワウチワ・タケシマラン・ツバメオモト・キジムシロ

     

ムラサキヤシオ・ミヤマカタバミ・シラネアオイ・ミネザクラ・オオバキスミレ

    

ミツバオウレン・タムシバ・ヒメイチゲ・ショウジョウバカマ・サンカヨウ

    

スミレサイシン・ニリンソウ・エンレイソウ・ムシカリ・ミチノクエンゴサク

    

 

 

 

当日の様子

夏日を予感させる天気となったこの日、朝から気温が急上昇。青空の広がる登山口駐車場は、物凄い数の綿毛のようなヤナギの種がフワフワと風に乗り漂っていました。駐車場を後に葉山市民荘(長命水・24H使用可WC)入口の案内板を確認、市民荘裏手へと続く緩やかな坂道を上って行きます。日差しが暑い中、登山道畑コース入口標識前通過、本格的な登山道へと変わります。沢状態の登山道も気持ち良い新緑の急斜面へと変わり、残雪に覆われたブナの天然林へと突入です。やがて正面奥に小僧森がチラリと見え、急斜面のどうだん通りと名付けられた尾根道へと変わります。所々船形山から蔵王山にかけての展望が開け、これからの眺望に期待が膨らみます。雪どけのぬかるみ道を登り切るとイッキに視界が開け、そこがお花畑でした。雪に覆われたお花畑からは、吾妻連峰に白い稜線の飯豊山地と朝日連峰 オーーッ奇麗!ヤッタースゴイ!。お花畑からは旧火口縁となる稜線歩き、雪渓と岩場にトラバースのアップダウン。展望の優れた大ツボ石を超すと間もなく葉山の頂上へと到着です。灌木に覆われた頂上は、思いのほか視界は得られません。頂上で喉を潤し、主稜線を先に進みます。やがて丁字路を左へ、鳥居をくぐれば葉山神社奥ノ院へと到着です。神社前から広がる大パノラマ、神社裏手から見える奇麗な鳥海山、ここでのんびりとランチタイム。神社直ぐ下のとんぼ沼散策後、下山は稜線からの展望を楽しみながらお花畑分岐からお田沼を散策し、もと来た道をのんびりと下りました。

 

 

 

帰り道(距離:103㎞

葉山市民荘駐車場(15:45)→林道→県道286→国道112→県道23→県道22→県道111→県道279→県道276→村山東部広域農道(べにばなトンネル)→国道286→関沢IC 山形自動車道→村田JCT 東北自動車道→村田IC→県道14→国道4→自宅着(17:45)

 

 

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿