青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

光兎山

2014-04-25 21:40:12 | 山歩き

日  時 :2014年4月24日(木曜日) 晴れ

場  所 :光兎山(966.3M)こうさぎさん 昔名:香鷺山,光鷺山,鴻鷺山 ←こうさぎさん 新潟県岩船郡関川村中束なかまるけ

パーティ :単独行

コースとタイム(山行形態:登山口からのピストン)

     中束なかまるけ登山口(7:30)→千刈せんがりコース合流点(8:20)→虚空蔵峰こくぞうみね(8:50~8:55)→観音峰かんのんみね(9:15)→雷峰いかずちみね(10:00~10:15)→駒返こまがえし(11:00)→光兎山(11:10~11:35)→姥石うばいし(12:10)→雷峰(12:25)→観音峰(12:50)→虚空蔵峰(13:15)→中束登山口(14:00)

登山者届出ポスト(登山者カード入れ)が設置された中束登山口

朝が早い為 花びらが閉じているカタクリ達

伐採用の作業道に分断された登山道

千刈コースとの合流地点(三叉路)

ブナ林に良く整備された登山道が続きます

登りも徐々に急な坂道に変わります

標高五百㍍位から上の尾根北斜面に残る雪雪……雪(北斜面を見下ろす)

虚空蔵様の祀られた虚空蔵峰(奥山)629.4㍍

光兎山が望める観音峰621㍍

観音峰祠の裏手より望む光兎山(手前は雷峰いかずちみね

雷峰805㍍より望む光兎山

雷峰より望む二王子岳にのうじだけ1420.1㍍

雷峰より望む鷲ヶ巣山わしがすやま1093.3㍍

姥石の先から見上げた光兎山

残雪に覆われた痩せ尾根が続きます

駒返し手前から 振返って見た飯豊連峰いいでれんぽう

登って来た尾根を振り返ります(右奥が雷峰)

山頂手前の最後の急斜面

小さな鳥居と祠の建つ光兎山山頂(手前は二等三角点標石)

山頂より望む飯豊連峰

山頂より望む祝瓶山いわいがめやま1417㍍

山頂より望む大朝日岳おおあさひだけ1870.3㍍

山頂より望む以東岳いとうだけ1771.4㍍

下山途中に見つけた姥石(登り時は景色に見とれ気付かず)

 

◆当日出逢った印象的な花々◆

ユキツバキ・タムシバ・スミレサイシン・ショウジョウバカマ

    

クロモジ・カタクリ・キスミレ・エンレイソウ

   

当日の光兎山案内図(赤破線が辿った道)

当日の様子

春になると白いウサギの形をした雪形が現れる事に由来した光兎山も、古くは羽黒 山伏の修験の山で 戦前までは女人禁制の山でした。いまだに信仰の山として 近郷の人々に親しまれる光兎山も 昔名はコウ鷺山と、雪形の由来は 現代風にアレンジしたものと考えられます。登山口までは舗装され  にやさしい道でした。登山者カードに記入し 登山道脇に咲くカタクリの花に癒されながら、良く整備された緩やかな坂道を登って行きます。松ぼっくりが敷詰められたアカマツ林を過ぎると 間もなく千刈コース分岐点、分岐点から先はブナの原生林に変わり 登りも急に、石灯籠が見えて来ると虚空蔵峰到着です。ブナ林に囲まれた虚空蔵峰からは日本海側の展望が開け、高坪山たかつぼやまと朴坂山ほおざかやまが見えています。ブナにユキツバキの尾根をいったん下り 登り返すと観音峰、ここで初めて光兎山が見えて来ました。やがて山容は今までと様相を変え 残雪の痩せ尾根の急登から、展望の開けた雷峰山頂です。急峻な光兎山を目の前に エネルギー補給、ここから先は一段と険しく 所々雪庇の張出した痩せ尾根のアップダウンが続きます。駒返しを過ぎると登りも緩やかに、そして光兎山山頂到着です。二等三角点の山頂は小さな鳥居と祠が祀られ、飯豊連峰に朝日連峰 360度の大パノラマが広がっていました。山頂でのランチタイム後、下山は慎重に往時を辿ります、天候にも恵まれ思った以上の雄大な眺望に大感激の山歩きでした。

来た道(150㎞)

自宅発(4:30)→国道113→県道1→国道399→県道7→国道287→県道8→県道250→国道113→県道273→中束林道→中束登山口(7:15) 時間は途中 食事・休憩1回にコンビニ買出しを含む

 

 

 



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