青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

二王子岳

2015-08-05 13:03:09 | 山歩き

日  時 :2015年8月3日(月曜日) 晴れ

場  所 :二王子岳(1420.1M)にのうじだけ 新潟県新発田市虎丸二王子神社

パーティ :単独行

二王子岳:飯豊連峰の前衛峰として越後山脈の北部に位置し、頂上は磐梯朝日国立公園に含まれる。古来より信仰対象の山で、登山口には大きな社殿を持つ二王子神社がある。山頂からは飯豊連峰をはじめ天気が良ければ弥彦山に角田山、朝日連峰までも望む事が出来る。

 

コースとタイム(山行形態:登山口からのピストン)

      二王子神社駐車場(7:00)→ 一王子いちおうじ避難小屋(7:55~8:00)→ 定高山じょうこうさん994.4㍍(8:35)→ 二王子岳(10:10~10:30)→ 二本木山にほんぎやま1424㍍(10:55~11:00)→ 定高山(12:30)→ 一王子避難小屋(12:55)→ 二王子神社駐車場(13:30)

当日の二王子岳案内図〈東西に75㌫縮小図〉(赤破線が辿った道

 

 

 

樹林帯に囲まれた二王子岳登山口の駐車場 

登山口手前に建つ二王子神社

登山安全チェック掲示板と入山届出ポストが設置された登山口の様子

奇麗な杉林に緩やかな坂道が続きます

女人禁制時の山としての伝説が残る神子石みこいし

ブナ林に変わると同時に急な上りへと変わる

一王子神社直ぐ先に建つ一王子避難小屋(50㍍先に水場有り)

避難小屋からは 花が見頃のアジサイロードが続く

良く手入れされた里山らしい登山道

積雪の目安となる柱(パンザマスト)の建つ 標高994.4㍍独標どっぴょうの定高山

遂に目指す先の展望が見えて来ました(左手奥が二王子岳山頂)

油こぼしと呼ばれるロープ設置の急な上り

わずかに雪の残る お花畑草原(イワイチョウ・ニッコウキスゲ・コバイケイソウの花が咲いていました)

冷たい水で喉を潤す至福のひと時(沢水?それとも伏流水??)

登山道整備中に出くわしました(暑い中 本当にご苦労様です)

稜線上に現れた癒しの池塘(琵琶池)風景

奥ノ院跡と思われる石積土台とロボット雨量計施設(アンテナの見える部分)

山頂直下に建つ避難小屋と右手に青春の鐘が見えて来ました

珍しい蒲鉾型の大きな二王子岳避難小屋

鉄柱とボードで頑丈に作られた避難小屋の内部

大展望の広がる 広々とした二王子岳山頂

山頂より微かに望む朳差岳えぶりさしだけ1636.4㍍(他の飯豊連峰は雲に隠れ見えな~い)

山頂より望む 直ぐ隣の二本木山

二本木山へと続く登り返しの登山道

背の低い雑木林に囲まれた二本木山山頂

山頂の南端から振返って望む二王子岳

 

 

 

◆当日出逢った印象的な花々◆

アキノキリンソウ・イワイチョウ・イワオトギリソウ・エゾアジサイ

   

ガクウラジロヨウラク・キバナアキギリ・クロズル・クロバナヒキオコシ

   

シモツケソウ・ジャコウソウ・シロバナクモマニガナ・タマガワホトトギス

   

トリアシショウマ・ニッコウキスゲ・ノギラン・ハクサンボウフウ

   

ヒヨドリバナ・マイズルソウ・ミヤマカラマツ・ミヤマコウゾリナ

   

モミジカラマツ・モリアザミ・リョウブ・モミジバハグマ

   

 

 

 

当日の様子

記録的な猛暑日が続く中、青空が広がり この日も厳しい暑さが予想されました。二王子岳登山口駐車場には 多くの車が停められ、二王子岳の人気の高さが伺えます。駐車と同時に 虻の大群に囲まれ、車内での登山身支度となりました。入山届け提出後、林床を覆うリョウメンシダの茂る、杉林の坂道をのんびりと上って行きます。女人禁制の時代に入山した女性が石になったと言う、伝説の残る神子石を過ぎると間もなく一王子小屋へと到着です。小屋から先は登山道脇に咲くエゾアジサイの花々に癒され、更にはユキツバキに覆われたブナの原生林に変わります。やがて、994㍍の三角点標石の建つ 登山道脇の平坦地(定高山)へ到着。ここには三角点標石の他に、初めて見る積雪量の測定ポールが設置されていました。地元の有志による 手入れの行き届いた登山道に感心しながら、急登に心地良い汗が噴き出します。やがて油こぼしと呼ばれるロープ設置の急な岩場を、ゆっくりと慎重に登って行きます。続いて、遅くまで残雪の残るお花畑前へと出ました。おーっ 思わぬ所に水場、この暑さにオ、ア、シ、スー、冷たーぃ水が喉を潤し、生き返った様です。更にひと登りし池塘の有る草原を通過、ロボット雨量計の建物と奥ノ院跡地を過ぎると、山頂の避難小屋が見えて来ました。蒲鉾型の避難小屋の先が二王子岳山頂です、霞んだ空気に曇の多い山頂からの展望はイマイチで、思っていた展望が見れ無くて 残念~。山頂での軽い腹ごしらえと水分補給後、二本木山分岐からいっきに尾根を下り、二度ほど登り返すと二本木山山頂へと到着です。山頂は背の低い雑木に囲まれて、二王子岳山頂からの展望よりは劣るものの、冬場は最高かも?。山頂で のんびりと休憩し、良く整備され歩き易い登山道に感心しながら下山は往時を辿りました。

 

往時(片道 = 230㎞)

自宅(3:00)→国道4→国見IC 東北自動車道→郡山JCT 磐越自動車道→三川IC→県道587→国道49→県道14→県道202→町道から林道→二王子神社駐車場(6:45) 時間には途中 仮眠と朝食を含む

 

 

 

 



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