青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

万寿山

2013-04-21 16:01:49 | 山歩き

日  時 :2013年4月20日(土曜日) 曇り時々晴れ

場  所 :万寿山(409.7M)まんじゅさん 岩手県花巻市台温泉バス停前

パーティ:二名

コースとタイム(山行形態:登山口からの周回)

     バス停前送電線巡視路入口(9:45)→盛岡線89鉄塔(10:35)→万寿山(10:40~10:50)→平塚・台温泉分岐(11:15)→台・金矢ハイキングコース入口(12:00)→台温泉バス停前(12:10)

台温泉バス停前 送電線巡視路入口(黄色の標識が目印)

ミスミソウの花が咲く坂道が続く

登山客で賑う東北電力盛岡線89番鉄塔前

鉄塔前から望む駒頭山こまがしらやま方面の山々

万寿山々頂風景(四等三角点と山名プレート)

良く整備された送電線巡視路(登山道)

下山道尾根(ハイキングコース)から望む万寿山

ミスミソウの花が咲き乱れる下り道の斜面

下山口の 台・金矢ハイキングコース入口

御目当てミスミソウ(三角草)の花々 別名:雪割草

「雪割草」は、キンポウゲ科ミスミソウ属の園芸名で、北半球に9種類の分布が知られています。日本にはその中の1種類から分かれたミスミソウ・スハマソウ・オオミスミソウ・ケスハマソウが自生しています。これら雪割草の中で最も注目される「オオミスミソウ」。自生地は新潟県を中心とする日本海側にあります。このオオミスミソウは、雪割草の中でも最も変異の幅が広く、さまざまな色や形が楽しめ、しかも性質が丈夫であるため交配に熱中する愛好家も増えています。

 

◆他に万寿山で出逢った花々◆

セリバオウレン(芹葉黄連)

イワウチワ(岩団扇)

ショウジョウバカマ(猩々袴)

シュンラン(春蘭)

キブシ(木五倍子)

マンサク(満作)

 

◆万寿山周辺で出逢った花々◆

カタクリ(片栗)

エンレイソウ(延齢草)

キクザキイチゲ(菊咲一華) 叉は菊咲一輪草

シラネアオイ(白根葵)

当日の万寿山案内図

当日の様子

西から気圧の谷が近付き、東北地方は昼ごろまで大体晴れるとの予報です。今回は花巻市の北西に位置し、御椀を伏せたような姿の万寿山を訪ねて見ました。万寿山はミスミソウの花の咲く山として地元では愛され大切にされてきた山です。案内板が一切無い万寿山は、東北電力の送電線巡視路と地元のハイキングコースを利用した 周回コースとなっていました。台温泉バス停前から九十九折りの急な坂道を登って行きます、色んな花々が次々と現れ斜面一面がまるでお花畑です、余り日差しの感じられない午前の寒空に、時折り雪がチラつく中、殆んどのミスミソウは花を閉じていました、天気さえ良けれ今が見頃の花々になっていたと思われます。ミスミソウの花が綺麗に開いたのは下山途中からでした、こんなにも沢山のミスミソウに出逢えた事に、顔も心も緩みっ放しの楽しい一日でした。今月一杯は花の見頃が続きそうです。

入山の心得掲示有り:この周辺での山野草採取は犯罪です。

往時(片道201㎞)

自宅(6:10)→国道4→県道14→村田IC 東北自動車道→花巻IC→県道37→県道123→台温泉バス停前駐車場(9:00) 時間は途中トイレ休憩1回と朝食を含む

 

= 万寿山近くの名所観光巡り =

緒ヶ瀬滝ちょうがせのたき

落差17㍍から一直線に落下する姿が、あたかも麻をカセにかけた様に見える所から、緒ヶ瀬滝と名付けられたとされている。

釜淵の滝かまぶちのたき

高さ8.5㍍幅30㍍の滝で、岩盤が釜を伏せたような形をしている所から釜淵の滝と名付けられた。

 

 



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1 コメント

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仙台花巻に癒し旅へ行きました (たびすと)
2020-03-16 22:30:43
見どころたくさんの写真をありがとうございます。緒ヶ瀬滝が力強くていいですね。
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