青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

日向山

2015-10-26 15:38:31 | 山歩き

日  時 :2015年10月22日(木曜日) 晴れ

場  所 :日向山(1659.89M)ひなたやま 山梨県北杜市ほくとし白州町はくしゅうまち矢立石

パーティ :二名

 

コースとタイム(山行形態:登山口からの周回 活動時間 4:07 活動距離 6.27km 標高差 612m)

      矢立石やたていし登山口(10:25)→ 雨量観測所(11:50)→ 三角点山頂(11:55~12:00)→ 雁ヶ原がんかわら(12:05~12:30 ランチタイム)→ 分岐点(12:40)→ 錦滝にしきだき〈東屋〉(13:35~13:40)→ 矢立石登山口(14:25)

当日の日向山案内図(赤破線が辿った道

 

 

 

それほど 広くはない登山口の駐車場(付近が満車でも登山口の先に駐車できる)

日向山ハイキングコースと標示された矢立石やたていし登山口

明るい陽ざしの差し込む登山道

登山道脇に残された 今でも使えそうな炭焼き窯跡

奇麗な紅葉のカラマツ植林地帯

標高1650㍍に設置された雨量計

樹林帯に囲まれる日向山山頂(三等三角点1659.89M)

砂浜の様な白い斜面の広がる雁ヶ原がんかわら

雁ヶ原からは 目の覚める様な光景が広がっていました

クッキリ見えないのが残念な八ヶ岳連峰(霞んで見える山)

花崗岩の白さと紅葉のコントラストが素晴らしい

逆光に眩しい甲斐駒ケ岳かいこまがたけ2967㍍を見上げる

日向沢へ落ち込む白ザレの急斜面

風化した花崗岩の塔がいたる所ににょきにょき生えています

下りて来た白砂の斜面を振り返る

雁ヶ原西端から望む北岳きただけ3192.4㍍(右奥)と地蔵仏〈オベリスク〉2746㍍(左手 槍の様な凸)

落葉樹林の広がる下山尾根

見事な紅葉に目を奪われます

連続する急降下の登山道

狭い鉄梯子の下り

雁ヶ沢へと続く水量は少ないが落差25㍍の錦滝にしきだき

日向山へ上り下りでの 休憩に持って来いの東屋

登山口の矢立石へと続く廃道に近い林道

ゲート前まで来ると出発地点の駐車場はもうすぐです

 

 

 

 ◆当日、山で出逢った印象的な植物◆

ムラサキシキブ・マムシグサ・ボタンヅル・ホタルブクロ・シラヤマギク

    

タイアザミ・サルオガセ・クサギ・オヤマボクチ・オオビランジ

    

 

 

当日の様子

中央自動車道も山梨県に入ると、雪を頂く奇麗な富士が所々で姿を現します。青空のもと、正面に甲斐駒のシルエットが逆光に照らされ、眩しく見えています。やがて尾白川林道に入り、樹林帯の曲がりくねった狭い坂道の先に、登山口の駐車場は有りました。もう遅い時間の出発と考えていた到着時刻も、既に満杯の駐車場に、後から次々と登山者の車が入って来ます。ハイキングコースと標示された矢印に従い、木漏れ日の差す明るい坂道を登って行きます。広々とした登山道は入山者も多い様で、良く整備されていました。黄色に紅葉した落葉樹の多い自然林から、カラマツの植林地帯へと変わると、カエデの奇麗な赤が目に付き思わずシャッターを切ります。やがて、雨量計設置個所へと下り上り返すと、間もなく三角点標石の設置された日向山山頂です。樹林帯に囲まれた山頂を後に、西へと平坦な尾根道を辿ります。オーォ スゴイ!、砂浜の様な白く広々とした尾根へと飛び出しました。尾根上からは目の覚める様な景色が広がります、八ヶ岳に、眼下に広がる街並み、眩しいくらいの白ザレ、興奮は続きます。のんびりとランチタイムの後、下山は滑り易いザレ場を慎重に下ります。紅葉の奇麗な樹林帯の下り、木の根の階段とロープ設置の下り、更には鉄階段の下りへと急降下は続きます。やがて、水音と共に傾斜が無くなり錦滝を目の前に東屋前へと到着。休憩後、尾白川渓谷沿いに続く林道を辿り、車止めのゲートが見えて来ると間もなく登山口の駐車場へと到着です。いつかは登って見たいと考えていた日向山、遂に登れた喜び一杯の山歩きでした。

 

 

来た道( 518㎞ )

自宅出発(2:50)→国道4→国見IC 東北自動車道→岩舟JCT 北関東自動車道→高崎JCT 関越自動車道→鶴ケ島JCT 圏央道→八王子JCT 中央自動車道→長坂IC→県道32→県道606→国道20→市道→尾白川林道→矢立石駐車場(10:10) 時間は途中休憩3回(仮眠)とコンビニ買い出しとGS給油を含む

 

 

 

 



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