日 時 :2017年11月28日(火曜日) くもり
場 所 :仙人ヶ岳(662.9M)せんにんがたけ 地元昔名:朝日沢山あさひさわやま 栃木県足利市小俣町
パーティ:単独行
仙人ヶ岳:栃木・群馬県境の山で、足利市の北西部に位置し桐生市に跨る。桐生市街地からの山容は、僅か600m程度の山とは思えないほど立派で、近年まで山頂に至る明瞭な道もなく地元の人以外に知られていない山であった。標高は低いが、沢沿いの道や、適度な岩場、痩せ尾根は、標高を忘れさせる味のある山と言える。
コースとタイム(山行形態:登山口からの周回)
まつだ湖畔キャンプ場(7:10)→ 赤雪山あかゆきやま登山口(7:15)→ 赤雪山(8:10~8:20)→ 皆沢かいざわ分岐(8:40)→ 石祠〔神楽場の石祠〕(9:30)→ 松田ダム下山口(10:15)→ 仙人ヶ岳(10:25~10:45)→ 熊ノ分岐(11:10)→ 知ヶ岳ちのたけ(11:20~11:45)→ まつだ湖畔キャンプ場(12:20)
当日の仙人ヶ岳案内図(赤破線が辿った道) 活動時間 5時間14分 活動距離:9.24㎞ 高低差:434㍍
松田川ダム手前に建つ展望台
スタート地点のまつだ湖畔キャンプ場(まつだ湖の最深部に有るキャンプ施設・トイレ・駐車場有り)
ダム湖淵に沿った車道に建つ登山口道標と赤雪山遊歩道案内板
ヒノキが植林された急勾配の上り坂から入山開始
広々と良く手入れされた植林帯の尾根歩きに変わる
鮮やかな赤に染まったアブラツツジの紅葉に癒されます
山頂手前は落葉に包まれた階段の坂道
樹林帯に囲まれた足利市で2番目に高い赤雪山山頂
立派な道標が設置された皆沢分岐(右手は梅田町皆沢に至る)
アップダウンの痩せた尾根歩きが暫く続く
日陰に茂る落葉樹は今が見頃に紅葉していました
晴れた日には天狗が集まって笙を吹き鼓を打って舞ったという伝説の残る神楽場の石祠
距離は短いがコース最大岩場の急斜面
まつだ湖へと続く野山林道コースの松田ダム下山口(小さな下山口案内標識有り)
見た目より急勾配の滑り易い坂道に設置されたトラロープ
山頂手前は落葉に覆われた明るい尾根歩きへと変わる
落葉樹に囲まれ広々とした仙人ヶ岳頂上(足利市で1番目に高い山の仙人ヶ岳)
山頂木々の間から望む雲に隠れる日光白根山 ( 望遠レンズ)
下山尾根から望む赤雪山(熊ノ分岐手前100㍍付近)
仙人ヶ岳へのメインコース(犬帰り・生不動からのコース)が合流する熊ノ分岐
松田湖への尾根との三叉路である知ノ岳561Mから望む松田川ダム
知ノ岳から先はサバイバルコース(勘と経験が頼り)です
急斜面を下りた先はなんと倒木の多い作業道でした
遂にゴール地点近くの砂防ダムまで下りて来ました
まつだ湖畔キャンプ場裏手に到着(キャンプ場に仙人ヶ岳への標識・案内板は一切無し)
当日の様子
東北自動車道を南下し関東地方に入ると、青空も曇の多い空へと変わります。スタート地点のまつだ湖畔キャンプ場は、松田川ダムの最奥で県道の終点となっていました。駐車場で軽いストレッチ後、キャンプ場を後に車道を5分ほど戻ると赤雪山登山口です。入山後、ヒノキ植林地帯の急斜面も緩やかな上りへ、やがて痩せ尾根の本格的な登山道へと変わります。坂道にナラガシワの落葉が目立ち始めると間もなく、東屋の建つ赤雪山山頂へと到着。樹林帯に囲まれた山頂はそこそこに広く、長椅子が設置され休憩に持って来い、ここでのんびりとコーヒータイムです。赤雪山からは痩せ尾根の変化に富んだアップダウンコースが続き、時期的には遅い落葉樹の紅葉が目を楽しませてくれます。やがて神楽場の石祠を過ぎ、県境尾根へと合流。岩場の多い県境尾根も滑り易い雑木林を通過、丁字路を右へと進むと間もなく広々とした仙人ヶ岳山頂です。樹林帯に囲まれた山頂からの展望は無く、ここで記念撮影となりました。軽い腹ごしらえと記念撮影後、下山は人気の高い仙人ヶ岳のメインコースを下ります。流石に人気のコース、登山者が次々と登って来ます。やがて所々に展望が開け、歩いて来た赤雪山方面に松田川ダムも見えて来ました。知ノ岳から先はメインコースを外れ、整備されていない荒れたコース(経験者向け)となっていました。
来た道(片道:284㎞ )
自宅出発(3:00)→国道4→国見IC 東北自動車道→岩舟JCT 北関東自動車道→太田桐生IC→国道122→県道254→県道219→松田川ダム 湖畔キャンプ場駐車場(7:00) 時間には途中PA休憩と朝食にコンビニ買い出しを含む
ブログを見て戴き有り難うございます。
東北からのアクセスを考えた時、ダム湖からがベストかなって思ってしまいました。
当日は好展望を期待(雲が多く残念)、ヤシオの時期も良いですね。