
日 時 :2014年9月18日(木曜日) 晴れ
場 所 :中倉山(1530M)なかくらやま 栃木県日光市足尾町向原
中 倉 山:中倉山は渡良瀬川わたらせがわ源流の松木川まつきがわ沿い、松木渓谷の右岸の中倉尾根(別名:石塔尾根)に位置している。中倉尾根は西端から庚申山こうしんさん、オロ山、沢入山そうりやま、中倉山、横場山よこばやまと連なり、稜線からは360度の景観を楽しむことが出来る。尾根北側は松木渓谷へ崩れ落ち、南側は樹林と笹に覆われた急斜面で、中倉尾根に関するガイドブックは無く、当然登山道も標識も整備されていない。
パーティ :単独行
コースとタイム(山行形態:駐車場からのピストン)
銅親水あかがねしんすい公園駐車場(7:00)→登山口(7:50~7:55)→小ピーク(8:50)→三角点[1499.6M](9:10)→中倉山(9:15~9:40)→無名峰(10:10)→沢入山そうりやま(10:25~11:00)→中倉山(11:50)→登山口(12:45)→銅親水公園駐車場(13:25)
銅親水公園駐車場の様子(公園内にトイレ・食事処・足尾環境学習センター有り)
仁田元川にたもとがわに架かる細長い導水橋どうすいきょうを渡ります
仁田元川に沿ったコンクリート舗装道を進む
中倉山登山口の様子(舗装道から悪路に変わると間もなく右手に見えて来る)
リョウブ林に続くしっかりした踏み跡
登り応えの有る岩場の九十九折りに汗が吹き出します
主稜線に出ると間もなく大展望の中倉山山頂
中倉山山頂より望む雲に覆われた男体山なんたいさん2484.5㍍(奥)と社山やしろやま1826.6㍍(手前)
中倉山山頂より望む大平山たいへいざん1959.6㍍
中倉山山頂より望む沢入山そうりやま方面 注:地図に沢入山山名は無い
展望の良い快適な稜線歩きへと変わる(稜線上は冷たい強風)
真下が日本のグランドキャニオン松木渓谷ドーム尾根かな~?
無名峰手前の鞍部に立つ一本ブナ
沢入山手前に位置する岩山の無名峰
崩れ易い岩場の登りが続く無名峰(これらの岩場には安全な巻道が多い)
無名峰より登って来た尾根を振り返る
ガレ岩が積重なった様な無名峰山頂
沢入山への最後の登り
沢入山そうりやま1704㍍山頂風景
沢入山山頂付近から望む皇海山すかいさん2143.6㍍(中央奥)とオロ山1821.7㍍(左手)
沢入山山頂より望む関東最高峰 白根山しらねさん2577.6㍍
沢入山山頂より望む男体山(中央)と社山(右手)
沢入山下山尾根より望む半月山はんげつやま1753.1㍍
下山途中 中倉山手前の尾根から望む備前楯山びぜんたてやま1272.4㍍
中倉山まで戻って来ました
銅親水公園手前の導水橋が見えます
当日の中倉山案内図(赤破線が辿った道)
当日の様子
公園内駐車場から見上げた山々に 雲が広がっていました。天気を気にしながらのんびりと車の中での朝食です、朝食後、身支度を整え 駐車場を後に導水橋へと向かいます。導水橋を渡ると仁田元川沿いに舗装道が続き、舗装から砂利道に変わると間もなく右手に登山口が見えて来ました。登山口からはリョウブの多い雑木林に、緩やかな坂道もトラロープに岩場の急登へと変わります。尾根上に乗上げると冷たい風に癒され、更にブナ林の小ピークを過ぎると明るく開けた主稜線に変わり青空が見えて来ました。花の無いツツジの群落を過ぎると間もなく石を積上げた様な姿の中倉山山頂です。大パノラマの広がる山頂からは これから登る沢入山をはじめ皇海山、シゲト山、男体山、社山、半月山そして目の前にはドッシリとした大平山が見えています。中倉山から先は広々と解放感に溢れ 展望抜群の稜線、ザレに岩の多い痩せ尾根、松木渓谷に見るジャンダルムの様な荒々しい渓谷、足尾銅山からの煙害による枯れ果てた樹林と根株、変化に富んだコースの先に小さな樹林に囲まれた沢入山山頂は有りました。山頂での軽い腹ごしらえの後、山頂周辺での展望をゆっくり楽しみ 下山は往時を辿りました。天候にも恵まれ変化に富んだ景色を独り占めにルンルン気分の楽しい山歩きでした。
往時(片道:249㎞)
自宅発(2:45)→国道4→国見IC 東北自動車道→矢板IC→県道74→県道63→国道461→国道119→国道120→国道122→県道250→銅親水公園駐車場(6:30) 時間は途中 仮眠・休憩1回にコンビニ買出しを含む
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