日 時 ：2015年6月11日（木曜日） 晴れ
場 所 ：鶏頭山（1445.1M）けいとうさん 岩手県花巻市大迫町内川目
パーティ ：単独行
コースとタイム（山行形態：駐車場からの周回 活動時間 5:55 活動距離：8.03㌔ 高低差：897㍍）
鶏頭山登山口（7:30）→ 鶏頭山避難小屋（8:45～8:50）→ ニセ鶏頭（9:35～9:45）→ 鶏頭山（10:10～10:45）→ 七折ななおれノ滝分岐（11:10）→ 七折ノ滝（12:15～12:20）→ 嫁ヶ淵よめがふち分岐 → 鶏頭山登山口（13:20）
当日の鶏頭山案内図（赤破線が辿った道
）
入山ポストが設置された鶏頭山登山口
エゾハルゼミの賑やかな声が響き渡る広葉樹林の緩やかな坂道
西側に展望の開けた休憩に最適な大岩
大岩上から望む県内最高峰の岩手山いわてさん2038㍍
樹林に囲まれた鶏頭山避難小屋
木々の間（避難小屋前）から望む白森山しろもりやま1339.9㍍
小屋から先はゴロゴロした石の多い本格的な急登の連続
樹林帯を抜けた先に見える岩峰（ニセ鶏頭）
早池峰ダム方面を振り返る
岩峰手前から望む白森山
岩峰西端の七折ノ滝分岐は直進（鉄梯子）が山頂コース
大岩に囲まれた狭い登山道
凄まじい岩場に鉄梯子が続きます
お地蔵様（右端）が祀られたニセ鶏頭の山頂
ニセ鶏頭山頂から望む鶏頭山
ニセ鶏頭山頂から望む早池峰山はやちねさん1913.6㍍（左手）と薬師岳やくしだけ1644.7㍍（右手）
右手に展望の開けた山頂へと続く最後の急登
大パノラマの広がる鶏頭山山頂
全く登山道が確認出来ない どっしりとした山容の毛無森けなしもり1427㍍（鶏頭山山頂より望む）
鶏頭山山頂から早池峰山へと続く主稜線
山頂よりズームアップの早池峰山
七折ノ滝分岐からブナ林の急斜面を下る
大きな岩の間を縫って滑り落ちる七折ノ滝
折合沢に沿って続く気持ち良い緩やかな坂道
杉の植林地帯に変わると登山口は近い
◆当日出逢った印象的な花々◆
ミヤマカラマツ・キバナノヤマオダマキ・ヤグルマソウ・ラショウモンカズラ・ギンリョウソウ
ユキザサ・ズダヤクシュ・ツクバネソウ・ハリブキ・ツルシキミ
ツバメオモト・コイワカガミ・ミヤマキンバイ・ハヤチネウスユキソウ・ナナカマド
ミヤマハンショウズル・ウスバスミレ・ムラサキヤシオツツジ・コバイケイソウ・オオバスノキ
ハクサンチドリ・ゴゼンタチバナ・チシマゼキショウ・ヤマハタザオ・イソツツジ
ミヤマオダマキ・ミヤマアズマギク・ツマトリソウ・コケモモ・ミヤマシオガマ
ガクウラジロヨウラク・タカネスミレ・ヒロハヘビノボラズ・チシマフウロ・ウワミズザクラ
オガラバナ・ヤマツツジ・フタリシズカ・マイズルソウ・ミツバオウレン
当日の様子
この日は雲ひとつ無い青空に爽やかな風が吹き、絶好の登山日和となりました。今回は、北上山地に有って早池峰山・薬師岳についで、花の多い山と言った印象を持つ鶏頭山を訪ねて見ました。岳集落から嫁ヶ淵へと続く林道の天気観測所脇に車を停め入山を開始します。登山口で届出を記入し、カラマツの多い雑木林の緩やかな坂道を登って行きます。徐々に上りも急になり、林床が太い笹に覆われると間もなく避難小屋到着です。小屋の先では、雪の重みに耐えかね、倒れたダケカンバの太い倒木が道を塞ぐ場面に何度も出くわします。やがてオオシラビソの樹林帯を抜けると、目の前に視界が広がり、ハイマツの先にニセ鶏頭の岩峰が立派に見えていました。オーォ！！足元にはチシマフウロが、今が盛りと彼方此方に奇麗に咲いているでは有りませんか。更にミヤマシオガマ・コケモモ・アズマギク、もーぉー中々前に進みません。小さなお地蔵さんの祀られたニセ鶏頭からの展望も素晴らしく、早池峰山から薬師岳・小白森から白森山にかけての稜線は圧巻。ニセ鶏頭からは巨岩を縫う様に痩せ尾根の道が続き、笹原の尾根へと変わると間もなく鶏頭山山頂です。山頂はハイマツに覆われ大パノラマが広がります。山頂で軽い腹ごしらえの後、下山は七折ノ滝へブナ原生林の急な坂道を下ります。岩や石のゴロゴロした歩き難い下りも、沢音が聞こえると間もなく七折ノ滝へと到着です。滝から流れる水で喉を潤し、沢に沿った道から岳集落へと続く道へと辿り登山口へと戻りました。花の多さと変化に富んだコースに、驚きと満足の行く山歩きとなりました。
来た道
（距離：238㎞）
自宅出発（3:45）→国道6→山元IC 常磐自動車道→利府JCT 仙台北部道路→富谷JCT 東北自動車道→紫波IC→県道46→国道4→県道25→岳PA→鶏頭山駐車場（7:10） 時間は途中休憩3回とコンビニ買い出しを含む
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