三壁山

日　　時 ：2014年7月21日（月曜日）　曇り

場　　所 ：三壁山（1974M）みつかべやま　群馬県吾妻郡中之条町六合くに地区

パーティ ：二名

コースとタイム（山行形態：駐車場からの周回）

　　　　　野反湖のぞりこキャンプ駐車場（10:10）→宮次郎みやじろう清水（10:45）→三壁山（11:40～11:50）→カモシカ平分岐（12:30）→カモシカ平（12:45～13:05）→カモシカ平分岐（13:25）→高沢山たかさわやま1906㍍（13:30）→エビ山1744㍍（14:10～14:15）→第二キャンプ場（14:55）→野反湖キャンプ駐車場（15:10）

 

ビジターセンター手前の野反湖キャンプ駐車場は満車状態

バンガローエリアへ続く坂道で出逢ったアサギマダラ

バンガローエリア最奥・最上部が三壁山登山口

樹林帯を抜けると笹原の多い登り坂が続きます

三壁山山頂手前から振返って見た野反湖

樹林帯に囲まれた三壁山山頂は薄暗く多くの虫が飛び交っていました

爽やかで気持ちの良い風が吹く高沢山への尾根歩き

尾根歩き途中で三壁山を振り返ります

県境越えの長野県側カモシカ平（長野県山ノ内町）分岐点

広大なカモシカ平は まさにニッコウキスゲ（ゼンテイカ）の花園

キスゲに囲まれノンビリくつろぐハイカー

例年より花は少ないと言われるが 見事に広がるニッコウキスゲ（ゼンテイカ）の群落

雲の動きも早くあっという間にガスに囲まれます

高沢山から先はダケカンバ林の下りが続きます

エビ山の先に有るエビの見晴台から望む野反湖

一面に笹の広がる笹平ささだいらまで下りて来ました

下山口の野反湖第二キャンプ場炊事場脇

色とりどりの花に囲まれた野反湖の湖畔

奇麗に整備されたキャンプ場内遊歩道

 

◆当日出逢った印象的な花々◆

タチコゴメグサ・ウスユキソウ・ハクサンフウロウ・ノハナショウブ・ニッコウキスゲ（ゼンテイカ）

    

シモツケ・コメツツジ・クルマユリ・ヒロハミゾホオズキ・イブキトラノオ

    

 

当日の三壁山案内図（赤破線が辿った道）

 

当日の様子

時々雲の切れ間から太陽が顔を覗かせるこの日は連休最終日、登山口の駐車場は満車状態でした。駐車場の先に有るビジターセンター脇のトイレで用事を済ませ、のんびりとバンガロー村への坂道を登って行きます。キャンプ場周辺の綺麗なキスゲはアブラムシに囲まれ、ほとんどが無残な姿をしていました。バンガローエリア最上部の登山口から入山開始、いきなりの急な登りが続きます。宮地郎清水の冷たい水で喉を潤し、更に急登に耐えながら登って行きます。大分高度を上げたと思われたころ、シラビソの樹林帯から笹原に変わり視界が開けます。眼下に野反湖が奇麗に見え、景色に癒されながらの休憩は至福のひと時です。やがて急にガスに囲まれ 更に進むと三壁山山頂です、山名表示ポールの立つ山頂は樹林に囲まれ 薄暗く多くの虫が飛び交っていました。三壁山からは爽やかな風を受け、緩やかな稜線歩きが続きます、小ピークの左側を巻き いったん下ると間もなくカモシカ平分岐点です。遂にカモシカ平へやって来ました、のんびりとニッコウキスゲ一色の 美しい風景を楽しみます。キスゲを堪能した後、カモシカ平分岐点に戻り分岐点のわずか先が高沢山山頂でした。高沢山からは樹林帯の中、長い下りへと変わります。樹林帯を抜け 緩やかな坂を登り返すと間もなく、明るく開け 奇麗なハクサンフウロウの咲くエビ山山頂です、展望の良いエビ山山頂も 辺りは雲に覆われています。休憩後、エビの見晴台で野反湖を見た後、長い尾根の下りとなりました。笹平からは視界も開け キャンプ場を抜けると間もなく出発地点の駐車場到着です。途中小雨交じりに心配された天候も回復、変化に富んだコースとカモシカ平の美しいキスゲの花園には大満足の山歩きでした。

この日出逢った花々：ノハナショウブ・ヒカゲノカズラ・ハナニガナ・ノリウツギ・ギンリョウソウ・オオバミゾホオズキ・シラタマ・タニギキョウ・ツマトリソウ・ヨツバムグラ・ニッコウキスゲ（ゼンテイカ）・タチコゴメグサ・ミヤマカラマツ・クルマユリ・コメツツジ・ツルリンドウ・キソチドリ・ハクサンフウロウ・イブキトラノオ・ミヤマコウゾリナ・ノアザミ・ヤグルマソウ・シモツケ・ウスユキソウ・イワオトギリソウ・オニシモツケ・トリアシショウマ・チダケサシ

帰り道（389㎞）

野反湖キャンプ駐車場（15:30）→国道405→国道292→県道55→国道353→県道35→国道17→渋川伊香保IC　関越自動車→高崎JCT　北関東自動車道→岩舟JCT　東北自動車道→国見IC→国道4→自宅着（21:40）　　時間は途中 休憩2回と夕食を含む