青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

三階の滝と不動滝

2013-11-19 10:35:20 | トレッキング

日  時 :2013年11月16日(土曜日) 晴れ

場  所 :三階の滝と不動滝さんがいのたきとふどうたき 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉萩平

パーティ:20名(自家用車4台) ・宮城蔵王ガイド協会会員・蔵王町観光協会会員・蔵王町役場農林観光課職員・蔵王自然の家職員

三階の滝(別名:三階滝さんかいたき)と不動滝

      澄川すみかわの支沢にかかる三階の滝は落差181㍍、幅7㍍、滝つぼ12㍍とされ、三段に落ちる壮大な段瀑は日本の滝百選の一つに数えられている。一方澄川中流にある不動滝は 蔵王山中の瀑布の中でも、もっとも規模が大きく、高さ54㍍、幅は16㍍有り、青根あおね温泉、峩々ががぁ温泉、遠刈田とおがった温泉の効能を生み出していると言われ、不動滝の大ウナギとカニの伝説が残っている。蔵王山ざおうさんに近く、紅葉の名所でもある。

コースとタイム(山行形態:登山口からのピストン)

     萩平はぎだいら入口(8:45)→自然研究路→少年自然の家入口→木の橋(澄川)→舟石ふないし→自然研究路→三階の滝(澄川淵)→自然研究路→不動滝→自然研究路→萩平入口(13:45)

萩平の澄川自然研究路入口(蔵王エコーライン沿い)

陽が差し明るい澄川自然研究路

蔵王少年自然の家への入口

澄川へ下る途中の紅葉

澄川へ下る途中の伏流水(登山道脇)

澄川へ下る途中の階段

澄川に架かる橋の上から望む下流の切立った岩壁

形が舟に見える事から澄川の舟石

自然研究路へ続く急な上り坂

木々の間から望む三階の滝

滝手前の澄川淵から見上げる三階の滝(二段目かな?)

自然研究路へ続く石積みの登山道

不動滝へ続く所々崩れた自然研究路(巻き道で対応)

蔵王山中に有って、もっとも規模の大きな瀑布の不動滝

水量に合わせ大迫力の滝壺

当日のトレッキング案内図(赤の破線が歩いたコース)

当日の様子

雑木林に朝の光が眩しく輝き、清々しい空気に 爽やかな森林浴を浴びています。澄川自然研究路から蔵王少年自然の家への下りに入ると、見事なミズナラの巨木と今が盛りの紅葉に目を奪われます。崩落でまともに歩けない登山道を慎重に下りると、右手直ぐ脇から沢音がします、斜面の至る所から湧き出る伏流水です、オーースッゴーイ 。綺麗に整備された階段を下ります、澄川の流れる音が大きくなると 川に架かる一本の橋が見えて来ました。大雨で橋に引っかかった流木の撤去と、一部流された橋を参加メンバー全員で修復です。その後 三階の滝ハイキングコースも舟石から先は自然研究路へ道を変え、三階の滝と不動滝へと向かいます。自然研究路も倒木と崩落が数ヶ所有り、安全の為の修復の必要性を強く感じさせられました。三階の滝は澄川沿いから離れており 迫力と全体が見れない点、エコーライン沿いの滝見台からの展望がお薦めの様です。一方澄川本流に架かる不動滝は、ごうごうと唸り声を上げ 水しぶきを撒き散らし、滝壺へ落ちる姿は圧巻で、豊かな自然の中に身を置き、マイナスイオンをたっぷり浴びる気持ち良さは リフレッシュ間違い無しです。

往時(片道33㎞)

自宅発(7:30)→国道4→県道14→県道25→県道12→遠刈田公民館駐車場着(8:15) 時間は途中コンビニ買出し含む

 

 

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして (トラ山)
2013-11-28 07:22:15
こんにちは。
三階の滝や不動滝は蔵王の素晴らしい魅力のひとつですね。
ワタクシも何度か訪れたことがあります。
参加された皆さんの所属から推察しますと、この日は自然探求路の調査か何かだったのでしょうか?
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復旧の願い (miracle)
2013-11-28 15:24:28
トラ山様へ
ご訪問有難うございます。
いただいたコメントにも有ります様に、蔵王の魅力有る通行不可で廃道となりかけたこれらのコースを現況調査し、早期の復旧等を各関係部署に働きかける活動でした。

追、何時もブログ楽しみにしています
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