curtain call ~拈華微笑~

≪東日本大震災後、日常と非日常が交錯するいま・・・書作品と共に日常を語る≫

王希天月を見流やといふ人・・・≪仮名≫

2011-03-31 23:17:38 | 日記
VOL.946


                


こんばんは、みなさん。

今日も地震?余震?が何度かありました。さっきもあったけどね。

特に、午後の揺れは大きかったし、長かった。


もう

泣き声も悲鳴も聞きたくないし、自分でも口にしたくないので、頑張りました。

保護者の方が迎えにいらした時に、

怖かったすか?

って聞かれたので、

とても怖かったです。

と答えました。


地震の前にゴぉーーーと音がする時もあれば、突然グラっとかミシっと来る時もあります。

とにかく、少しでも早く揺れが収まるようにと、思います。



では今夜の書道作品は、ある仮名作品の中からの一部に焦点を当ててみました。


“わけてつきをみるやといふひと”と、字母変換しながら書いております。



そして、今朝UPし忘れた写真です。↓



              



地震の爪痕。


今日は、解体作業がやっとされたようです。


私の愛弟子のコの同級生も今回の東日本大震災で亡くなったという事。

また、ご両親のご遺体もやっと発見されたコもいれば、逆にお子さんのご遺体を確認されたという方もいらっしゃるようです。


前におんなじクラスになった事もあるけど、もう会えないんだ。

と、言ってました。

もう会えないなんて、不思議だとも。

今は春休みに突入してるから、学校が始まればまた何か思う事があるんだろうね。


昨日30日現在の警視庁まとめの宮城県死者数は、6,906人。7,000人に迫る勢いでございます。

岩手県、福島県と合わせて全国死者数は11,362人。行方不明者数は、16,290人。



亡くなられた方のご冥福をお祈り致しますm(__)m



今夜もみなさんにいらして頂きました、ありがとうございますm(__)m

ではお休みなさい。

九成宮醴泉銘半切臨書作品

2011-03-31 09:45:47 | 日記
VOL.945



               



おはようございます、みなさん。


今朝の書道作品は、表題の通りでございます。


ですから、節臨という事になります。

この法帖については、以前少し触れましたね。

なので

少々続きを、述べたいと思います。


作者欧陽詢は、虞世南・ちょ遂良を含め、初唐の三大家と呼ばれております。

代表的な書として、この九成宮醴泉銘の他、皇甫誕碑・化度寺碑・温彦博碑などがあります。


今回も原帖に近づくべく、半切に書きましたものを拓本風にアレンジ致しました。


楷書を勉強する上で、この九成宮醴泉銘は素通り出来ない書であり、“関門”であると言われております。



今朝の、小倉智昭さんの『とくダネ!』では、フランスより“アンヌ・ロベルジョン”という女性の方が来日されたというお話でした。

ありとあらゆる技術を集結して、こればかりは一刻も早く終息して頂きたいと思います。


フランスは、原発大国だったんですね。

この、今起きている“難関”を是非とも突破して頂きたいです。

これは、日本ばかりではなく、世界・・・地球・・・、宇宙全体の願いかも知れません。



今朝もみなさんにお越し頂きました。

毎日ありがとうございますm(__)m

では、失礼致します。