「宇宙戦艦ヤマト2199」第4話です。
以降ネタバレ有り、未見の方はご注意を。
ヤマトはエンジンの補修用資材を求め、土星の衛星エンケラドゥスに向かいます。
これは旧作ではタイタンとなっていました。
何故タイタンがエンケラドゥスに変更されたのでしょう?
これは恐らく、40年前に考えられていたタイタンの環境が実際は違っていた事が後の観測で判明したからでしょう。
どうやらタイタンは地表(地殻)の内側にマントル層が有り、中心にコアが有ると言う構造では無く、地表となっている氷の層の下には融けかかった氷と岩石がお粥状の海になっていると見られているようです。
太陽系内の惑星を周回する衛星の中ではかなりの大型で、木星のガニメデと並んでスペースオペラ物の舞台に使われる事が多かったタイタンですが、現実は厳しいですね(笑)
ゆきかぜと兄の愛用していた銃と言ったガジェットは旧作通りです。
ガミラスのアンドロイド兵ですが、後のエピソードにも絡んで来ます。
真田さんが食事中に手にしていた中原中也の詩集も、後のエピソードへの重要な布石なのです。
その意味では、この第4話は地味ながら複数の布石が打たれた回だと言えます。
ゆきかぜは冥王星海戦で被弾後爆発した描写が有りましたが、そこから土星の軌道まで漂流したのでしょうか?
船体の損傷が意外に少なく、タラップが出されていた事からもエンケラドゥスに「ある程度操縦されて着陸した」と考えるべきでしょう。
つまり、ゆきかぜと乗員の一部はこの時点まで無事だったのではないかと思われます。
不時着後、現地のガミラス守備隊に捕えられ捕虜となった可能性を考えたのですが・・・
冥王星司令部の様子からすると、捕虜の存在を感じさせる描写はありません。
旧作の古代守は捕虜(資料)としてガミラス本星へ送られる途中でガミラス輸送船が遭難し、スターシャに助けられる形で生存していますが、これは旧作が視聴率不調で短縮され打ち切られた為の顛末です。
本来なら「宇宙海賊キャプテンハーロック」として再登場する予定で、設定画等も作られていたそうです。
松本版、ひお版いずれのコミカライズにも登場しています。
今回の2199では、この設定がようやく日の目を見るのではないかと思うのですが・・・「ハーロック」の名前は使えないですね(汗)
私の妄想では、捕虜として捕えられた古代守と数名のクルーが移送時に戦闘艦を強奪し、同様の捕虜らを集めて仲間にし、ガミラスに対しゲリラ戦を仕掛けるのでは?と想像します。
もしかしたら、第6章に登場する「収容所惑星」に絡めたら面白いかも?
収容所惑星にレジスタンスが居て、それの指揮を執っているのが古代守だと言う図式も有り得るかも。
以降ネタバレ有り、未見の方はご注意を。
ヤマトはエンジンの補修用資材を求め、土星の衛星エンケラドゥスに向かいます。
これは旧作ではタイタンとなっていました。
何故タイタンがエンケラドゥスに変更されたのでしょう?
これは恐らく、40年前に考えられていたタイタンの環境が実際は違っていた事が後の観測で判明したからでしょう。
どうやらタイタンは地表(地殻)の内側にマントル層が有り、中心にコアが有ると言う構造では無く、地表となっている氷の層の下には融けかかった氷と岩石がお粥状の海になっていると見られているようです。
太陽系内の惑星を周回する衛星の中ではかなりの大型で、木星のガニメデと並んでスペースオペラ物の舞台に使われる事が多かったタイタンですが、現実は厳しいですね(笑)
ゆきかぜと兄の愛用していた銃と言ったガジェットは旧作通りです。
ガミラスのアンドロイド兵ですが、後のエピソードにも絡んで来ます。
真田さんが食事中に手にしていた中原中也の詩集も、後のエピソードへの重要な布石なのです。
その意味では、この第4話は地味ながら複数の布石が打たれた回だと言えます。
ゆきかぜは冥王星海戦で被弾後爆発した描写が有りましたが、そこから土星の軌道まで漂流したのでしょうか?
船体の損傷が意外に少なく、タラップが出されていた事からもエンケラドゥスに「ある程度操縦されて着陸した」と考えるべきでしょう。
つまり、ゆきかぜと乗員の一部はこの時点まで無事だったのではないかと思われます。
不時着後、現地のガミラス守備隊に捕えられ捕虜となった可能性を考えたのですが・・・
冥王星司令部の様子からすると、捕虜の存在を感じさせる描写はありません。
旧作の古代守は捕虜(資料)としてガミラス本星へ送られる途中でガミラス輸送船が遭難し、スターシャに助けられる形で生存していますが、これは旧作が視聴率不調で短縮され打ち切られた為の顛末です。
本来なら「宇宙海賊キャプテンハーロック」として再登場する予定で、設定画等も作られていたそうです。
松本版、ひお版いずれのコミカライズにも登場しています。
今回の2199では、この設定がようやく日の目を見るのではないかと思うのですが・・・「ハーロック」の名前は使えないですね(汗)
私の妄想では、捕虜として捕えられた古代守と数名のクルーが移送時に戦闘艦を強奪し、同様の捕虜らを集めて仲間にし、ガミラスに対しゲリラ戦を仕掛けるのでは?と想像します。
もしかしたら、第6章に登場する「収容所惑星」に絡めたら面白いかも?
収容所惑星にレジスタンスが居て、それの指揮を執っているのが古代守だと言う図式も有り得るかも。
真田「佐助」さんが殺人サイボーグとなって登場する面白い本でしたが、やっぱアレも黒歴史なんでしょうか?
むしろアレが実写版の元になったと考えられるかも?(結構本気)
2199以上に「同名異作」ですね。
もし視聴率低迷で打ち切られなかったら、旧作はあのラストになっていたのかしらん?(汗)
確か、守とススム(カタカナ表記だった)は実の兄弟ではないんですよね。
真田「佐助」さんは、ガミラスに捕えられて改造されてしまった島に殺されてしまうのではなかったかと。
古代と島が「大助」「ススム」と呼び合ってるのも違和感があるなあ。森雪に敬語で話しかけたりしてるし。
この本はキムタクヤマトよりも東宝映画「惑星大戦争」に近いイメージと言う気がしますね。
アニメ旧作の第1話、真田さんの名前が「真田佐助」とクレジットされるのは初期設定の名残でしょうか。ソノラマ文庫の影響?
私の方は知人所蔵の物をかなり前(20年以上?)に読んだきりの記憶だけです(汗)
さらに古い記憶では、放映当時のムック本(朝日ソノラマ版?デスラー総統が肌色だった)で「真田佐助」と表記されていた記憶が有ります。
放映開始後に訂正(?)されたのでしょう。
聞くところによると、TV旧作では当初イスカンダル残留を企てるのが真田さんの筈だったらしいですね。
で、それが内部連絡で誤って伝えられ、徳川機関長が首謀者と誤解されてしまい「そんな人物が艦橋常駐はおかしいだろう」と言う事で、途中から殆ど機関室に居るようになった、と。
これが誤りだった為、済し崩し的に首謀者役を藪にやらせる事にしたと・・・藪かわいそうだなぁ(苦笑)