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爆音上等!すわべーすブログ「ていおん!」

陰の主役です!

2024-03-23 01:03:50 | コミック・アニメ等
実は先日映画「ゴジラ-1.0」を観てきました。以降ネタバレ有り、未見の方はご注意を。


最寄り上映館にて鑑賞

本当は大きなスクリーン&音響で観たかったのですが、スケジュールの都合で小さいスクリーンとなってしまいました。

実は上映が始まった去年のうちに行くつもりでいたのですが、なかなか都合がつかず伸び伸びになってしまい「さすがにもう上映は終わってしまっているだろう」と思いつつ調べたらまだ上映されているロングランでした。
観に行ったのは平日の昼間だったのですがほぼ満席、間違いなくアカデミー賞効果ですね。

あらすじ等に関しては公式サイトなどを見ていただくとして(笑)
私が観ていて感心したのはこちらのキャスティング!


駆逐艦「雪風」元艦長 堀田辰雄

演じているのは田中美央(たなか みおう)こちらがまさにハマリ役!
何がはまってるって、実在した雪風艦長の寺内正道中佐とイメージが被るのです。


寺内正道中佐

駆逐艦雪風と言えば稀代の幸運艦です、あの大和の沖縄特攻作戦にも参加しながら生還しています。
しかも大戦を通じてほぼ無傷という驚きの戦歴で、乗組員の戦死者は10名前後ではないかと言う説もあります(出所不明)
大戦中は4名の方々が艦長を務め、寺内中佐は1943年12月から1945年5月まで艦長に就いていました。
その4名の歴代艦長は全員大戦終結時健在で、私所蔵のある書籍(昭和45年刊行)では全員揃っての座談会の様子が掲載されていました。
寺内中佐は歴代艦長の中でも最も豪傑肌で、多くの逸話があったようです。
おっと、この辺は本題とは違うからこの辺で(笑)

本作に登場する堀田艦長は恐らく間違いなくきっと絶対に寺内中佐をモデルにしている筈です。
顔の輪郭は違いますがギョロリとした双眸に口ひげという、まるでダルマさんがそのまま人になったようなルックスは偶然の一致ではないでしょう。
実際、演じた田中氏も役作りの過程で雪風の事を調べているうちに寺内中佐を知り「自分と似ている」と感じたとのこと。
その堀田艦長の毅然とした態度は本作に強い印象を与えたと思います、好演です。

本作の私的な評価としては、庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」より高い評価ですね。
何が違うって、本作には監督の姿が見えない(笑)監督の名前で観る映画じゃないのが良いです、これは本気です。

あとちょっと気になったのは、本作における対ゴジラ最終兵器である「18試局地戦闘機 震電」ですね。
主人公である敷島は元海軍の戦闘機搭乗員で特攻隊の生き残り、乗っていたのは零戦です。
操縦の腕は良かったようですが機種転換訓練一切無しで震電で飛行し、プロペラのトルクを使ってのテールスライド的な機動(あの「コトブキ飛行隊」でも描かれた)を見せるなど実際にはありえないと思うのですが、まあこの辺をツッコむのはヤボなのでやめましょう(笑)

いずれもっと大きなスクリーンで大音量を出せる音響システムの上映館で観なおしたいと思っています。
・・・立川シネマシティで極爆上映やってないかな?
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