今季のアニメ視聴は「終末トレインどこへ行く?」と「響け!ユーフォニアム3」の2作品でした。
以降ネタバレ有り、未見の方はご注意を。
まず「終末トレインどこへ行く?」
7Gと言う謎の通信システム的な何かを立ち上げた際に障害が発生、池袋を中心に世界中(だと思う)がその異変に巻き込まれてしまったと言う世界。
そのシステムのスタートボタンを押すはめになってそれ以来行方が知れなくなった友達をみんなで探しに行くと言うロードムービーです。
舞台になったのが西武池袋線、吾野から池袋に向かうのですが駅間の距離などもおかしな事になっていて、住人達も動物になってしまったりキノコに寄生されたりおかしな事になっている訳です。
そのおかしさ具合がねぇ、何と言うか「イケナイ薬でもやってんじゃないか?」と言うような雰囲気で(笑)大泉学園の住人や「練馬の国のアリス」の設定やらかなりぶっ飛んでて(笑)
キノコに寄生された人達が住んでいる駅が有ったりしたあたり、ヤバいキノコを示唆している可能性も?・・・と思わせる位にイカレた描写が多かった訳ですし、そうだと考えると全部合点が行く(笑)
そんな感じなので、面白いと思う部分はどちらかと言うと「水島監督イカレてんなぁ」と思うような所でした。
あと大混乱の元凶である7Gの仕掛け人ポイズン・ポンタロー、7Gに反対する者に「うにゃうにゃ手術」なる恐らくロボトミー手術をムリヤリ施すなど所業は悪辣なのですが事件の責任を取りたくないから現状維持を望むと言う小者でした。
このラスボス的なキャラクターが実は小者と言うのは水島監督のオリジナルアニメの特徴なのかも知れないと思わされました。
個人的なお気に入りキャラは「渡りゾンビの女王」クロキンこと黒木美都。
行きがかり上ゾンビの女王に祭り上げられてしまった女子高生で、正体は人間です。
かなり上手くゾンビを治めているようで、女王に対するゾンビたちの忠誠心は7G停止で人間の姿になってしまっても変わらなかったのが健気でした。
その支配下のゾンビ、女物の下着を見たり性的な事を耳にしたりすると爆発すると言う、こりゃまたイカレた設定もありました(笑)
「響け!ユーフォニアム3」
黄前久美子が3年に進級し吹奏楽部の部長に就任、全国大会金賞を目指すシリーズ完結編です。
これ書き出したらエライ事になるんで(笑)最終話で「これはどういう事?」と思った部分を1つだけ。
全国大会の2日前、久美子と麗奈が山の上で練習をしている描写ですが、久美子が手にしているユーフォニアムはシルバー仕上げの物。
普段久美子が使っているのはゴールド(ブラス)仕上げの物なのですが、ここでは何故かシルバーの物。
北宇治吹奏楽部でシルバーのユーフォニアムを使っているのは現役では黒江真由、OGでは田中あすかです。
さすがに真由の物ではないでしょうから、もしかしてあすか先輩の物?譲り受けた?
いやいや、あすか先輩のユーフォニアムは父からプレゼントされた物です、手放す筈が有りません。
「全国大会で使って欲しい」と言って託されたと言う可能性も考えましたが、あすか先輩ってそんな事をするようなおセンチな性格じゃないでしょう。
・・・まさか塗り忘れ?色指示の間違い?京アニがこの大一番でそんな間違いするかなぁ?謎です。
それ以上に謎なのがあすか先輩は全国大会の観戦に訪れなかった事かなぁ・・・これは謎と言うより残念か。
かくして北宇治高校吹奏楽部は悲願の全国大会金賞を受賞、久美子は大学へ進学し教職を取って北宇治高校に赴任、吹奏楽部の副顧問となった所で大団円となりました。
最終回だけでも劇場公開の価値は有ると思います、その位のクオリティはあります。
多分総集編的な映画化はあるんじゃないかな?と思っています。
実は原作小説は途中まで読んでいるのですが、巻数のナンバリングが無いので時系列を誤ってしまって「あれ?」となって読むのを止めてしまい、それっきりになっています。
改めて時系列を確認して再開したいところです。
以降ネタバレ有り、未見の方はご注意を。
まず「終末トレインどこへ行く?」
7Gと言う謎の通信システム的な何かを立ち上げた際に障害が発生、池袋を中心に世界中(だと思う)がその異変に巻き込まれてしまったと言う世界。
そのシステムのスタートボタンを押すはめになってそれ以来行方が知れなくなった友達をみんなで探しに行くと言うロードムービーです。
舞台になったのが西武池袋線、吾野から池袋に向かうのですが駅間の距離などもおかしな事になっていて、住人達も動物になってしまったりキノコに寄生されたりおかしな事になっている訳です。
そのおかしさ具合がねぇ、何と言うか「イケナイ薬でもやってんじゃないか?」と言うような雰囲気で(笑)大泉学園の住人や「練馬の国のアリス」の設定やらかなりぶっ飛んでて(笑)
キノコに寄生された人達が住んでいる駅が有ったりしたあたり、ヤバいキノコを示唆している可能性も?・・・と思わせる位にイカレた描写が多かった訳ですし、そうだと考えると全部合点が行く(笑)
そんな感じなので、面白いと思う部分はどちらかと言うと「水島監督イカレてんなぁ」と思うような所でした。
あと大混乱の元凶である7Gの仕掛け人ポイズン・ポンタロー、7Gに反対する者に「うにゃうにゃ手術」なる恐らくロボトミー手術をムリヤリ施すなど所業は悪辣なのですが事件の責任を取りたくないから現状維持を望むと言う小者でした。
このラスボス的なキャラクターが実は小者と言うのは水島監督のオリジナルアニメの特徴なのかも知れないと思わされました。
個人的なお気に入りキャラは「渡りゾンビの女王」クロキンこと黒木美都。
行きがかり上ゾンビの女王に祭り上げられてしまった女子高生で、正体は人間です。
かなり上手くゾンビを治めているようで、女王に対するゾンビたちの忠誠心は7G停止で人間の姿になってしまっても変わらなかったのが健気でした。
その支配下のゾンビ、女物の下着を見たり性的な事を耳にしたりすると爆発すると言う、こりゃまたイカレた設定もありました(笑)
「響け!ユーフォニアム3」
黄前久美子が3年に進級し吹奏楽部の部長に就任、全国大会金賞を目指すシリーズ完結編です。
これ書き出したらエライ事になるんで(笑)最終話で「これはどういう事?」と思った部分を1つだけ。
全国大会の2日前、久美子と麗奈が山の上で練習をしている描写ですが、久美子が手にしているユーフォニアムはシルバー仕上げの物。
普段久美子が使っているのはゴールド(ブラス)仕上げの物なのですが、ここでは何故かシルバーの物。
北宇治吹奏楽部でシルバーのユーフォニアムを使っているのは現役では黒江真由、OGでは田中あすかです。
さすがに真由の物ではないでしょうから、もしかしてあすか先輩の物?譲り受けた?
いやいや、あすか先輩のユーフォニアムは父からプレゼントされた物です、手放す筈が有りません。
「全国大会で使って欲しい」と言って託されたと言う可能性も考えましたが、あすか先輩ってそんな事をするようなおセンチな性格じゃないでしょう。
・・・まさか塗り忘れ?色指示の間違い?京アニがこの大一番でそんな間違いするかなぁ?謎です。
それ以上に謎なのがあすか先輩は全国大会の観戦に訪れなかった事かなぁ・・・これは謎と言うより残念か。
かくして北宇治高校吹奏楽部は悲願の全国大会金賞を受賞、久美子は大学へ進学し教職を取って北宇治高校に赴任、吹奏楽部の副顧問となった所で大団円となりました。
最終回だけでも劇場公開の価値は有ると思います、その位のクオリティはあります。
多分総集編的な映画化はあるんじゃないかな?と思っています。
実は原作小説は途中まで読んでいるのですが、巻数のナンバリングが無いので時系列を誤ってしまって「あれ?」となって読むのを止めてしまい、それっきりになっています。
改めて時系列を確認して再開したいところです。
「よくぞ完成してくれた!」と思う一方で、従来のシリーズほど入れなかったのは、5年近い空白のうちに(あくまでも個人的に)熱気が失せてしまった以外に、過去にシリーズ構成を担当していた山田尚子さんが不参加なのも少なからず影響してるのかも知れません。
また、原作の武田先生の作風の変化もあると思うのですが、ユーフォ以外の作品を結構読んではいますけど、正直着いていけませんでした。
京アニの健在ぶりを見せつけた力作ではあったと思います。
特に「ユーフォ」に関しては故池田晶子さんの筆致によるキャラデザがキモです。
それをブラッシュアップして成長が見えるデザインにしたのは称賛に値します。
大団円で完結を迎えられた事を本当に喜ばしく思います。