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縁あって猫と暮らす

人生の友であり、師匠である猫たちとの暮らしの記録

相棒

2010年10月27日 18時16分27秒 | 
別ブログでずっと父のことを書いているけれど、その関連で^^

父が8月に入院した時、

あまりにも刺激の無い生活で、ちょっと惚けかかっていた・・・

これじゃいかんと、父の愛猫の写真と家から見た風景写真と持って行った

風景写真はチラッと見ただけだったけど、

猫の写真をジーーーーーッと見てるので、

で、その時に凄く目に力が入ったのを私も母も看護師さんも見逃さず^^

これは刺激になるかも知れんわと、

たくさん猫の写真を撮って行った

モデルの方はこちら^^



この方はミンミンさんのご兄弟で、お名前はピースケさん^^

約10年前かな~東京から輿入れしましたの

当時から、あまり体調が良くなかった父は家の中にいることが多かったので、

ピースケさんと父は四六時中ご一緒だったそうな^^

父は趣味で温室で果物を作ってて、

その作業に行く時は、

抱いて連れて行ったそうな!

温室の外で作業する時は、父の近くで遊ばせつつ、

雨でも降ろうものなら、また抱いて連れて帰ったそう・・・

正直・・・

私の記憶の中の父では有り得ない・・・

昔は猫は外で飼っていて、絶対に家の中に入れなかったもんね

私は2階の自分の部屋にこっそり入れてたけど、

見つかったら大変でした><

その父が!

夜もピーと一緒の布団に寝てると聞いて、

かなり大きな衝撃を受けました・・・

入院中、ベッド脇に写真を立てて置いたら、

看護師さんが目に留めて、

「可愛い猫ちゃんですねぇ」って話しかけてくれたそう^^

名前はピースケといって、もう今年で14歳で、人間だと90歳くらいで、

いつも一緒にいる、私の相棒ですって

言っていたらしい^^ ※もちろん方言で^^

9月初めに退院して、何とか少し落ち着いた時、

姉が父のベッドへピースケを連れて行ったら、

ニコニコして、長いこと撫で続けていたらしい^^

ピーも嬉しかったらしく、

ずっとゴロゴロ言って傍から離れなかったって・・・

ピーちゃんは、お爺ちゃんが亡くなったこと解ってたのかな

葬儀の後、遺骨を仏壇に安置したとき、

母がピーちゃんに「お爺ちゃんはここだよ」言い聞かせていました

ほんとは「ここに乗ったらイカン!」ってことをメインに・・・

解ったのかどうか、毎日仏壇に向かってジーッと座っていました^^

入院中、刺激の無い毎日から、父を救ったのは、間違いなくピースケでした

きっとピースケに会いたいという一心が、退院まで漕ぎつかせたのかも知れないって、

私達家族は思ってます^^

猫の存在、あなどれません^^



入院中に見ていた写真、今は父の机に飾っています





共存の知恵

2010年10月18日 23時57分02秒 | 生き物バンザイ^^
今日、国内で熊が射殺されたというニュースを聞きました。

先ほど聞いたのは、新潟で親子の熊でした・・・

親熊が1m10cm、小熊は50cm・・・

きっとお腹空いて、町まで降りてきてしまったのだろう、この悲しい親子に、

どうしても祈らずにいられません・・・

また別に、罠に掛かった熊も射殺されたとか・・・

私自身は今、恐らく熊の被害に合う可能性の無い都会に住んでいます

だから地元の方の心情を理解していないことは承知ですが、

でも、何とかならなかったのでしょうか・・・

先だっての宮崎の口蹄疫問題の時も思いました

子供達に「命の大切さ」を教えながら、

一方でこの現実・・・

畑の真ん中で横たわる親子の映像をみて、

胸がつぶれそうな、とてもとても苦しい思いがしました・・・

小さい頃、熊は山の守り神だから、

山の奥には、神様がいらっしゃるから、

人間が山を壊さないようにお守りしているって

なんだかそう思っていました・・・

神様にお願いしたらいいのでしょうか

私達はどうしたら共に生きていけるのでしょうか・・・

どうか愚かな私達に、知恵を与えてください