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縁あって猫と暮らす

人生の友であり、師匠である猫たちとの暮らしの記録

サプリの記録

2007年05月28日 19時01分27秒 | 
口内炎との闘いは、
まず情報を集めるところから。

いままで何も疑うこともなく、
何かあれば病院に行って、
たいして説明をされなくても
注射を打って、
それで良くなれば納得してた。

でも何の注射とか、
なぜこんな病気になるのか、
不思議に思っても、
難しいから聞いても解らないかな。

そう思って避けて通ってきた。

何気なくネットで、
猫の口内炎を検索。
そこでステロイドの怖さを知った。

それから私は、
みんみんの
生命力と自然治癒力を信じ、
病院に通うのを辞めた。

まだほんの初期のころ、
口内炎の一年前に
膵臓を悪くした時に買ったのが、

イフペンダント

その時は他に頼るものもなく
半信半疑ではあったけど、
効果は確かにあった。
昨日の悪い状態が、今日は良くなってるというもの。
昨日は寝てばかりだったのに、今日は起きてるとか、
昨日は吐いたのに、今日は吐いてないとか。
昨日はぐったりしてたのに、今日は眼に力があるとか・・・
そんなことの繰り返しで、
元気になった。

イフは首輪にちょこんとぶら下げて、
口内炎になるまでは、
一度も病院には行ってない。

いざ口内炎になって、
自分で何とかしようと、
最初に買ったのが、ペットの漢方薬
動物の病気用の
漢方を調合してくれるというので、
さっそく問診表なるものを送り、
届けてもらった。
多少高いとは思ったけど、
病院で注射しても
同じくらい金額はかかる。

でも結局飲ませられなくて、断念。

次に、
乳酸菌が良いと聞き、検索。
口内炎に効くという
乳酸菌パウダーを発見。
早速注文。
同時にローヤルゼリーも良いと聞き、
家に人間用のパウダーがあったので、
それで代用。

乳酸菌パウダーが届くまで、
市販のビオフェルミンを買う。
パウダーを水に溶かして、
直接口内炎に塗るという情報もあったが、
まずその線は実行不可能なので、
ビオフェルミンと
ローヤルゼリーとを
少しの水に溶かし、
それをカニカマにかけて
食べさせた。
しばらくそれを続ける。
不思議と痛がる回数が少なくなった。

漢方のサンクロンを購入。
やはりカニカマにかける水に
1滴2滴落として飲ませる。

栄養面での問題が出てきた。
乳酸菌パウダーを扱っているサイトで、
ナチュラルバランスの缶詰を扱っており、
ペースト状の中身なので、注文。
同じサイトで、
コロイダルシルバーなるものを知り、
濃度の薄いアイオニックシルバーを購入。
同じくサイトでゴートミルクも購入。

以下はその後に購入したもの。

☆鎮痛のために
パウダルコ(タヒボ)
ユッカインテンシブ

☆免疫力向上のために
ビープロン(プロポリス)(抗菌)
ペット専用アガリクスパウダー
コロストラムミルク
花ビラタケ愛犬用
☆栄養剤として
ニュートリカル
イムラックパウダー
Life Extension CAT MIX(猫用ビタミン)

☆その他
アストラガルス
フラワーレメディ
抗ROUKA・転ばぬ杖
マヌカハニー
水素水(H4O)

以上振り返ってみれば、
改めてビックリ。
こんなに買ったんだぁ。
でもあれこれと試してみて、
相性の良いもの、
効果のあったものをチョイスして、
今は4種類ほど。
残ったものは
常備サプリで保存。

みんみんは
口内炎が表面化しているけど、
実際は内蔵もかなり悪いはず。
トータルで体のことを考えなければ。
口内炎は治まってるけど、
おしっこが透明だなとか、
血の気が薄いなとか、
ちょっとクシャミしてるなとか・・・

他にも
一緒に暮している
クロ、シマ、ハルの若い3匹も
油断していると、
風邪ひいたり、
下痢したり、
吐いたりと、
全く気が休まらない。

みんなが
元気でいてくれたら
それでいい。

後悔しない為に、
努力は惜しまないよ。

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記録

2007年05月26日 13時40分50秒 | 
猫の病気の中に
口内炎というものがあることは
何となく知ってはいたけど、
人間のそれとイメージをダブらせ
本当の症状はまったく知らなかった。

人間の口内炎とて
出来れば、どんなに小さくても
全神経がそこに向かい、
気になって仕方が無い。
ましてや痛いと
食事も儘ならない。

でもしばらくすると治るものだった。

そこが徹底的に違うのだ。

人間の口内炎の原因が
比較的ハッキリしているのに比べ
猫の口内炎は、
漠然とした「高齢」「体質」とかいうもの。

ずっと猫と暮していながら、
口内炎の猫と暮すのは
初めてなのかもしれない。

食事をしなくなったのが去年の10月頃
病院で「口内炎」と診断されて
注射をして、少し良くなって
でもまた悪くなったのが12月頃
そしてまた注射して、また少し良くなって、
また悪くなったのが1月。

漢方に切り替えたのが2月始め。
無理矢理クチに漢方薬を入れて、
叫んで暴れて、
人間不信になって、
全く食事を受け付けなくて、
いつもどこかに隠れるようになって、
私も食事をさせるのが苦痛で仕方が無い。

何とか食事をさせようと、
大好きなカニカマを微塵にして
食べさせてから、
壊れた信頼関係も少しずつ回復し、
それまでストレスだった食事が、
お互いちょっと楽しみになった。

最初はカニカマだけ
しばらくしたらハムも食べた。
カニカマ入りの缶詰も
微塵にすると良く食べた。
でも食欲が出てきたのとは裏腹に、
栄養不足のため、痩せていった。

総合栄養食の缶詰を
ペーストにして、
カニカマにほんの少しずつ、
ほんとに少しずつ混ぜていった。
匂いが少しでも変わると、
途端に食欲がとまる。
そんな時は、
私の手に乗せて、
安心だよ、食べてご覧。
そしてやっと口にする。

でも病状の進行は
留まることはしない。

カニカマの小さな粒が
激痛を誘うことが多くなった。

そしてカニカマを食べなくなった。
でもその頃には缶詰だけでも
食べられるようになった。

いろんなサプリを混ぜて、
お水を混ぜて、
痛みがひどくなってからは、
網目の細かい漉し器で、
裏漉ししてから食べさせた。
それは今でも、毎食そうだ。

元気な頃の体重は、
もともと小柄な猫なので、
3.5kg前後。
病院で最後に計った時は
3.1kg
カニカマだけのときは、
きっと2.5kgくらい。
背中を撫でると
ゴツゴツと骨の感触。

でも今は、
背中は何とかふっくらし、
体重も3.0kg前後をキープ。

このまま、ゆっくりと
時間が流れて欲しい・・・

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あきらめない

2007年05月22日 16時52分23秒 | 
今年11歳のミンミンが
口内炎になり始めたのが
昨年の秋ごろ。
その少し前に
大好きなカリカリを
ロイヤルカナンに替えて
大喜びして、食べる量も増えてた。
でも、ある日
食べる量が少なくなっていることに
気が付いた。
食べようとするけど、
止めてしまう。

「口の中を怪我したかな」

そう思って病院に連れて行ったところ、

「口内炎です」

痛み止めの注射をうって
しばらくは調子よく食べてた。
良かったねー(^^)
でも、またしばらくすると食べなくなった。
また病院へ行った。
口の中は真っ赤。
また注射を打った。

ネットで
いろんな情報を集めた。
多分ステロイドという注射で
打ったときは良いけど、
だんだん効果が無くなるという事。
漢方が良いと聞いて、
漢方を頼んだ。
治った猫も居たようだけど、
ミンミンには続けられなかった。
とにかくむりやり口に入れることが無理だった。

しばらくして食事をしなくなった。
漢方に切り替えるとき、
動物病院にはもう頼らないと決めたので、
自分で切り開くしかなかった。
とにかく食べることを忘れないように、
好きなものを与えようと、
大好きなカニカマの匂いを嗅がせた。
すると、それまでじっと隠れていたミンミンが
大きな声で鳴いて、カニカマを欲しがった。
小さくみじんに切って、少しの水を加えて、食べ易いように。

1本をあっという間に食べつくした。
そしてまだ欲しいと鳴いた。
2本目を切って出した。
また食べつくした。

私の中に
道が開けた瞬間だった。

とにかくカニカマしか
受け入れない。
カニカマ入りの缶詰も
みじんにしないと食べられない。
人間の食事より
数倍の時間をかけて
ミンミンの食事の用意。

カニカマや缶詰だけでは
栄養が足りない。
またネットでサプリを探す。

痛みを和らげるものと、
栄養を取るものと、
体力を付けるものと・・・
そして何より飲ませやすいこと。

強制的に飲ませるのは
性格上受け入れられない。
とすれば、自力で食べさせるしかない。

その試行錯誤の結果
カニカマしか食べなかった日々から
今では缶詰をペーストにしたものなら
自分で食べるようになった。

痛がって騒ぐこともあるけど、
まだヨダレは出てない。
お漏らししちゃうこともあるけど、
自分ですることだってある。
歯軋りすることもあるけど、
ご飯は食べられる・・・

ちいさな「まだ大丈夫!」を見つけると、
希望が湧いてくる。
諦めないで良かった!と
心から思えるのだ。



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2007年05月18日 18時51分22秒 | 
自宅の横に
小さな神社がある。
普段は誰も居ない。
地域の猫のいい溜り場だ。
いろんな猫が見回りに通る。
ときどき喧嘩もするけど、
しずかな神社。

そこに、
ある日誰かが、
弱って動けない
傷だらけの猫を捨てた。

はじめは寝ているのかと思った。
でも息遣いがおかしい・・・
近づいてみると、
落ち葉の上に顔を突っ伏して、
苦しそうだ。
「なんでそんなにして寝てるの。
顔あげなよ」
そう言って顔を上げさせると、
どこが目なのか、鼻なのか
解らないくらい、
傷だらけだった。

そしてもう、
その息遣いは
この命が長くないことを
意味していた。

ひどい・・・

でも病院に連れて行っても、
間に合わないのはわかっていた。
むかし一緒に暮していた猫が
最期にこんな呼吸をしていた。

でも何かしてあげたい。

家に跳んで帰り、
カリカリと
ミンミンのお守り「イフ」を持って、
また戻ってきた。

鼻先にカリカリを置いたけど、
もう反応しなかった。

「イフ」を頭のところに
置いてみた。
苦しみがあるのなら、
少しでも取り除いてあげたい。

なにより
人のぬくもりを感じて欲しい。
私は頭と背中をゆっくり撫でてあげた。

呼吸はだんだん
間隔があき、
もう旅立とうとしているのがわかった。

この子が
これから行こうとしている世界には
私が昔一緒にくらした猫たちが
たくさん居る。

その子たちの名前を呼びながら、
どうかこの子を迎えてあげて。
私はいま出会ったばかりで
どんな生き方をしてきたか分らないけど、
最期に傷だらけで苦しい思いをしたのだから、
慰めてあげて・・・と
祈る気持ちで見送った。

呼吸はもう止まっていた。

体はまだ少し温かくて、
本当に眠っているようだった。

「少しゆっくり眠りたい・・・」

そんな声が聞こえて、
分ったよ、ゆっくり寝て良いよ。
目が覚めたらね、
私の猫たちがきっと迎えに来てるから、
いっしょに遊びなさい。

しずかな神社の片隅で
最期のお昼寝。

その子は今、
動物霊園で眠っています。

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月日

2007年05月16日 19時25分13秒 | 
今年11歳になる猫の
頭をそっと撫でながら、
この子が家に来た日のことを
思い出してみた。

おそらく
生後10日目ぐらい。

どこかの飼い猫か、野良なのか、
きれいな三毛猫がいた。
その猫は4匹の子猫を産んだ。
小さな事務所のアパート裏に。
三毛猫が3匹、白黒が1匹。
いろんな人が餌を与えて、
可愛い子猫はよく遊んでいた。

子猫は親離れもしないまま
いつも一緒にゴロゴロしていた。
そしてあっという間に大きくなった。

そのうち1匹の三毛が、
3匹の子猫を産んだ。
長毛のサビ柄、長毛の茶トラ、短毛の茶トラ

産まれて直ぐ、
近所の人が苦情を言ってきた。
三毛達を追い払おうとしていた。

大きい猫たちは逃げることは出来ても、
子猫たちは・・・
すぐに3匹とも家に連れて帰った。

ペットは飼えないって
わかっていたけど、
他に手立てが解らなかった。
まだ目も見えてない、
まだ歩けない、
おしっこもウンチも
自分ではまだ出来ない
小さな子猫が3匹。

小さな段ボールにタオルを敷いて、
3匹は良く眠っていた・・・

10年なんて
あっという間だ。

しあわせな時間は
短く感じてしまうものだ。

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