ﾁｮｺﾚｰﾄ工場見学（Cailler）

ハーイ！

グリュイエール村の近く、ブロ（Broc）というところに、スイスチョコレート「Cailler」（カイエ）の工場があります。

グリュイエールから、車で１５分くらいかな？

この工場見学をしたかったので、この日は、チーズ工場見学も、グリュイエール城見学もパスしました。




来客用の大きな駐車場があって、工場見学や、ショップで買い物できます。

ちょっとした遊具もあるし、チョコレート工場ということだけあって、子供連れの姿が目立ちました。




チケット売り場に行くと・・・５０分待ち。と。
日曜日だから混んでるのかも。

見学料金は１２フランで、１６歳未満は無料。
オーディオガイド付き。しかも日本語がアリ。

チョコレートの形をしたオーディオガイドで、かわいすぎる～。
こういうところのセンスが、イイんですよね～。




待ち時間に、シアタールームでカイエの歴史や会社紹介を見たり、オーディオガイドを使ってのクイズに挑戦することもできて、退屈しませんでした。
チョコレートショップを見ていてもいいし、トイレも済ませておきます。


随時、モニターに自分の番号と案内時間が表示されていて・・・結局、３０分待ちくらいで順番が来ました。

もっと、クイズやりたかったのに、時間が足りなかったくらい。


さて、工場見学ってどんなものかな～と思っていたのですが・・・

すごく良かった。　これは、１２フランの価値がある。

ガイドを聞きながら進むのですが、途中までは十数名のグループ行動で、アトラクションのような、仕掛けのある部屋を進んで行って、面白い。　単に説明を聞くだけじゃなくて、ワクワクする。

良く出来てるなぁ～。見せ方がウマイ。


最初の展示の部分は、昔のポスターとか・・・レトロでかわいいよね。




途中、アトラクション部分は、暗かったし写真なし。


最後のパッケージデザインの展示。



チョコレートの歴史や、カイエの歴史が分かりました。
子供でも退屈しない感じ。


グループ単位の行動が終わると、自由に進みながら見学できます。
ここからも、また面白い。
オーディオガイドを合わせていくと、たくさんの説明を聞くことができます。


使用しているカカオ豆や、ナッツ類が展示してあり、触ったり、香りを嗅いだり、食べたりもできるんです。

カカオ豆って・・・どれだけ苦いのかと思ったら・・・案外、食べれる。
カリっとしてて、ポリポリいけちゃう感じ。ちょっと驚き。





牛や農家の目線で、チョコレートの原料についての説明を聞いたり・・・。




チョコレートの作り方は、壁の絵を見ながら、このダニエルさんの説明を聞きましょう。




興味のある部分にオーディオガイドを合わせればいいので、自分のペースで聞けて面白いです。

簡単な製造ラインもありました。
ラインの最後には、試食用のチョコも。




こちらも面白かった。
チョコレートの美味しい食べ方にトライ。




チョコが置いてあるので、まずそれを手にとって進んでいきます。

１、目で見て、つやを楽しむ。
２、折って音を楽しむ。
３、まだ口に入れてはダメです！・・・香りを楽しむ。

・・・ようやく口に入れて、ゆっくりと溶かして・・・

・・・・と、絵を負いながら、オーディオガイドに従ってチョコレートを食べます。


そして、見学コースの最後には、試食がドドーンンと・・・

一粒ずつ、丁寧に並べられています。
ドサっと置かないところ・・・すごいなぁ～って思う。




少なくなったら、後ろにいるお兄さんが、奥からどんどん出してきますよ。

１０種類くらいかな・・・？食べ放題です。
予測していた我が家は・・・お水を持参してます。

好きなだけ食べたら・・・見学終了。


時間によっては、ワークショップもありました。




ショップは、ものすごく充実しています。
こんなに種類があるんだ。

壁にずらーっと並んだ板チョコは圧巻。




Tシャツや、エプロン、レトロなデザインのポスターや缶も売ってます。




チョコレートの品揃えが豊富で、かなり割引されているものもあるので、気に入ったものがあれば買うのがおススメ。
でも、あれだけガッツリ試食したくせに・・・気に入った味がなかった私。


買わなくていいかなぁ～と思いつつ、試しにちょっと気になるものをいくつか購入。
板チョコは、安い上に、いくつか買うと一つおまけがあります。

家で食べて、気に入ったのはこれ。
あと、ヘーゼルナッツ入りのも好きかも。




グリュイエール村に行った時には、カイエの工場に寄るのもおススメです。

思いっきり、スイスチョコレートを楽しもう。