3年生の総合的な学習の時間、福祉の学習シリーズもだいぶ進みました。今日は、目の不自由な人の気もちを考えて、どのようにサポートをすればよいかということを体験的に学びました。
講師は、もうすっかり顔なじみの社会福祉協議会のお二方です。
↑ 社会福祉協議会の「筋肉担当」だそうです。
では、アイマスク装着! 「うわー、なんにも見えん・・・」
サポート役の声かけを受けながら、字を書いてみたり折り紙を折ってみたりしました。
折り紙の指示は難しかったです。「そこの角をこっちに折って。」・・・そこってどこ? こっちってどっち?
字を書いたり折り紙を折ったりすることは、目が不自由でも全くできないわけではないとわかりました。でも、紙が何時の方向にあるのか、どんな向きに折るのかなどといったことについては、サポート役の人の的確な指示が必要だということもわかりました。
さあ、いよいよ校舎内を歩いてみます。サポート役の人は必ず1歩前を歩くこと、常に声をかけ続けることが大事です。
具体的に言わなければ伝わらないということは、教室でさんざん勉強したのですが、いざ実践となると・・・
「そこ、持って。」「あっちに曲がるよ。」などと言ってしまう人が続出でした。(笑っちゃいけないと思いつつ、笑ってしまったじゃありませんか。)
特に階段は、いつ段が終わるのかということを知りたいですよね。階段をよく見ずに降りた時、段があるつもりで足を下ろして「おわっ」となったこと、みんなあると思います。「あと3段」とか、「3,2,1」というような声かけができている人がいて感心しました。
今回も貴重な体験となりました。目の不自由な方を見かけたら、ぜひ「何かお手伝いできますか?」と声をかけたいものです。
さて、次は盲導犬と盲導犬ユーザーさんについての学習となります。