いきなり脳腫瘍~病名が聴神経腫瘍→右脳腫瘍→右小脳橋角部髄膜腫。手術後に東日本大震災、2度目は右顔面神経麻痺~

最初の病気の告知から入院・手術と順繰りに回想…はブログの頭(2012.4.7開始)の方、2018.3の再手術で障害を負う

K大学病院脳外科外来② 診察

2020-03-27 08:58:41 | 二度目の手術(退院後)
最初は当然、顔面麻痺からで、
私から前回と同様のことを話した。
「眼医者では閉瞼不全と言われている、
目薬と眼軟膏が欠かせず、ツラい。
額のシワが出ず、ストローも使えない。
ゴワゴワで、発語も頑張らないと、
(相手が私の話を)聞き取れない」
双方マスク着用なので、一瞬マスクを外し、
口元を診て貰った。
形成外科手術の可能性も話したが、
「受けて良くなるかも」程度の漠然とした話で、
完全麻痺ではないことは手術中に確認したと。
「舌がしびれる。
顔面麻痺になってしばらくは、しびれはなかったが、
麻痺が良くなるほど、しびれが強くなっている」
「顔面麻痺のせいで、知覚神経でしょう。
当初は麻痺して、しびれがわからなかったのでしょう」
ここまでほぼほぼ、今までのおさらいである。

いよいよ本題、Y先生から、
「今後どうしましょうか。カルテは全て持って行く」
と切り出された。
「迷いましたが(枕詞)、
今後、形成外科手術もあるかもしれないし、
耳鼻科やリハビリ科にもカルテが残っているので、
(K大学に)残ります」
と、初めて言い切った。
次の体制(後任教授も)は、まだ決まっていないと。
取り合えず、1年ごとのMR検査
(昨年に引き続き、造影剤なし。
造影剤が脳に沈着することがわかり、
必要性が高くなければ使わなくなったと)
と、結果外来の予約を入れるが、
「よく診るように言っておきます」
と言われ、普通にお礼を言い、退室した。
2010年末の初診から足掛け11年、
二度の手術、にしては、あっさりし過ぎていたかと、
後になって後悔した。
(つづく)
コメント (2)
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