図書館屋の雑記帳

自分のこと、図書館のこと、図書館関係団体のこと、本や雑誌など図書館の資料について気の向くまま書いていきたいと思います。

今日の出来事(11月9日)

2006-11-09 | 今日の出来事
今日の午前中は棚整理・返本の後、
図書館向けパッケージソフト制作会社の人と次期システムについて打ち合わせ。

ちなみに、私図書館屋の館ではコンピュータシステム更新の場合次のような手順で行なっています。
・予算要求前年後半から、公共図書館向けシステムを作っている各メーカーに資料送付を要請する。
・これと平行して仕様書の策定に着手する。
・既導入館への聞き取り調査(訪問と電話、文書による)。
・予算要求年の5月~6月に各メーカーのデモを実施。
・仕様書に基づいた見積書と提案書の提出を各メーカーに依頼。
・営業の対応、デモ評価、提案書、見積書の項目で各メーカーを採点。
・上位3メーカーに対し、再度見積書の提出を依頼。
・予算要求年の10月に図書館システムのメーカーを決定。
・書類を作成し、当市電算システム課にチェック依頼。
・システム課のチェック終了後、市長決裁。
・決定内容を各メーカーに通知。
・翌1月末ごろ市長の予算査定終了。
・2月くらいから採用メーカーとの下打ち合わせ開始。
・3月議会に予算についての承認。
・更新当年の4月本格的に移行作業の打ち合わせを開始。
・6月中旬~下旬に蔵書点検とシステムおよび機器の更新と職員研修を実施。
・7月初めから7月一杯にかけ試験運用(この間、前システムは即時稼動可能状態にしておく)。
・8月から旧システム、機器の撤去。

だいたい1次選定時のメーカーは6~8社くらいで行ないます。
問題は、最近の自治体では、使い勝手やSE・CE・営業の対応、ソフトと自館業務との相性といった質的なものは問わず、安いシステムを入札制度により選択する場合が多いことです。幸いにも私図書館屋の所属する自治体では今のところ入札を強制されていませんが、近隣の状況をみると楽観はできません。

午後はカウンター2コマ(2時間)と選定会議を少し、その間に講師依頼状の送付や受入作業もちょっぴり。
その合間に「地球の歩き方」のデータ修正や明日の館内整理の準備も。
明日は館内整理日、頑張ろう!

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