図書館屋の雑記帳

自分のこと、図書館のこと、図書館関係団体のこと、本や雑誌など図書館の資料について気の向くまま書いていきたいと思います。

私の原風景(5)釘たおし・釘たて

2006-03-12 | 私の原風景
 子どもの遊びといえば、メンコ、缶蹴り、竹馬などありますが(古いかも・・・)。私図書館屋が子どもの頃いとこたちと夢中になった遊びに「釘たおし」「釘たて」があります。
 
釘たおし」は、五寸釘のような大きい釘を使い、交互に地面に釘を突き立て、刺さっている釘を倒していく遊びです。
 手順を紹介すると、人数は2人以上なら何人でも可能で、まず打つ順番を決めます。次に1番の者が思いっきり釘を地面に投げて突き立てます。なるべく深く刺さるよう地面の柔らかいところをねらいます。2番目の者は1番の釘を倒すように突き立てます。この時1番の釘が倒れたら、1番の釘の持ち主はそのゲームから退場します。これを人数分繰り返し、全員終わったら最初に戻ります。最後まで倒されずに残った者が勝者です。
 「釘たおし」は駆け引きの勝負です。相手を倒すことは考えず、常に深く突き立てることに専念する者もいれば、横殴りの投擲で相手を倒すことに賭ける者もいます(この場合、自分の釘が刺さらない可能性が高くなります。そうすると釘が横倒しになり、他の者はその釘に触れるよう打てばよいので、リスクが大きい)。

 一方「釘たて」は原則2人で遊びます。最初に刺さったところから次に刺さったところまで線を引き、相手が線を引けないようにした方が勝ちというゲームです。一種の陣取りゲームですね。相手の線の真上に刺さるとその線を消せるというルールなので、相手を囲い込いこんだり、囲まれた時は相手の邪魔な線を狙って打つという駆け引きが面白く、また2人でできるのでよくやったものです。
 

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